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温泉療養馬の装蹄

こんにちは。

今日は、函館競馬場の温泉spa療養馬6頭の改装(かいそう)を行いました。

Photo_4     Photo_5 

upwardright 装蹄師さんは、月に1回函館競馬場に来てくれます。

改装とは、以前このブログでもご紹介しましたが、蹄を切り、蹄鉄を付け替えることです。

今回は、冬季の温泉spa療養馬に付ける、ちょっと変わった蹄鉄についてご紹介しましょう。

もうご存知だと思いますが、函館競馬場の温泉spa療養馬達は、雪の上で運動をします。

雪の上だと普通の蹄鉄では滑ってしまいcoldsweats02、なかなか上手く歩けません。

また、がんばって歩いても蹄の裏側(蹄鉄の内側)に雪が詰まってしまい(ゲタを履くと表現

されます)、次第に歩きにくくなってしまいます。

このため、フーフグリップというゴム製の滑り止めを蹄鉄に装着します。

スタッドレスタイヤみたいなものですね。

Fg    Fg_2

upwardright これが、付ける前の蹄鉄とフーフグリップ(黒色)です。

    正確に言うと、蹄鉄と蹄の間にフーフグリップを挟みこむ形になります。

Fg_4

upwardright これが、装着したところです。

これを付けると、蹄の裏側にも雪が詰まりにくくなり、温泉spa療養馬達は雪道でも安全に

運動することができるんですhappy01