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2006年7月

札幌競馬場の夏日記 第4話 「札幌自慢のグランドキーパー」 ~馬場管理編~

いよいよあと2週間で札幌競馬が開催される時期となりました。最近の競馬場は開催の準備に向けてあわただしく動きまわっています。そんな札幌競馬場にとって命と同じぐらい大切と言っても過言ではないのが、札幌競馬場自慢の本馬場です。今週はその札幌競馬場の本馬場(芝コース)を管理しているスタッフたちの作業を皆様にご紹介したいと思います。

まず札幌競馬場の芝コースの特徴をご説明しましょう!!
 札幌競馬場の芝コースは1周1640.9mのコースで、通常使用される野芝ではなく「洋芝」を使って作られたコースです。なぜ洋芝をつかうのか?といいますと、「洋芝」というのは、札幌のように他の競馬場と比べて寒さが厳しい場所でもしっかりと根付き、非常に緑鮮やかな色を出す芝だからです。この洋芝のおかげで、札幌競馬場では毎年2開催競馬を行うことができるのです。

20060727_01_1 ではその芝コースがどのように手入れされて開催を迎えるのかご紹介したいと思います。実は芝コースの手入れは札幌開催が終わった10月から、すぐ来年の準備が始まります。まず初めの作業は競馬で傷んでしまった芝生を張り替えです。これは芝を切り取る専用の機械で芝をはがし、馬場の内側にある芝養生場(今度チェックしてみてください。)から持ってきた新しい芝を張り替えていきます。この後、札幌では雪が降り始め、4月の雪解けまでじっと芝たちは厳しい冬に耐えるのです。

20060727_02 4月にいよいよ雪が解け、さんさんと太陽が降り注ぐ季節になると芝たちにとって成長する絶好のチャンスです。このときに肥料散布を行い、芝たちの成長が良くなるようにします。






20060727_03 そして開催が近づくと芝の長さを均等にするために芝刈りを行い、伸ばしては揃え、伸ばしては揃えを繰り返して、緑鮮やかなかっこいい芝コースを作り上げます。言い換えればスタッフの皆さんは芝コースの散髪屋のような感じですね!!




20060727_04 このようにして芝コースはたくさんのスタッフが1年かけて丹精込めて手入れをし、皆様に緑鮮やかな見ていて気持ちいい芝コースを作っています。開催中になると馬たちが走った後の蹄跡を抑えたり(芝生を棒でポンポンたたく作業)と馬たちが安全で気持ちよく走れるように芝のコンディションを整えたりもしています。もし札幌競馬場にお越しの際は、スタッフが一生懸命手入れした芝コースをご覧になってみてください。

来週は誘導馬の練習風景をご紹介する予定です。乞うご期待!!

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函館から最後のたより・・

20060727_01 先週の日曜日は、岡部幸雄元騎手が函館競馬場へ来場されました。そして岡部さんをゲストに迎え、JOAチャリティーオークションが行われました。オークションの目玉は、金子真人氏寄贈による「ディープインパクト」の天皇賞(春)優勝ゼッケン(レプリカ)と宝塚記念優勝ゼッケン(レプリカ)、勝負服(レプリカ)の3点セットでしたが、25万円で落札されました!あらためてディープインパクトの人気の高さに驚かされました。

 函館競馬は、8月6日(日)までの残り4日間まだまだイベント盛りだくさんです。特に今週の日曜日には「轟轟戦隊ボウケンジャーショー&握手会」が、そして最終日には「レイザーラモンHG&RG」のライブが行われますので、最後までどうぞお楽しみください!

 さて、函館競馬開幕より今回まで連載いたしました「北海道シリーズ・競馬場だより」は、そのディープインパクトが昨年の夏に滞在した札幌競馬場にバトンタッチします。札幌ではすでにたくさんの馬たちが入きゅうして調教に励んでおり、開幕の足音が聞こえているそうです。

 最後になりますが、このページを読んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。まだ閉幕はしていませんが、ここまでの函館競馬で一番印象的だったのは、「メジロパーマー」がやってきてくれたことです。往年の名馬に会えるというイベントは、繋養地から近い北海道地区の競馬場ならではのものであり、パーマーをご覧になっていたお客様のにこやかな顔は、企画に携わった者一同忘れられない思い出となりました。

 みなさんも函館競馬で良い思い出をつくることができたでしょうか?来週からの「札幌競馬場だより」にもどうぞご期待ください!そしてこれからも競馬を通じてたくさんの良い思い出をつくっていただけたら、私たちにとってこんなに嬉しいことはありません。

 それでは、またいつかお会いしましょう!

函館記念を、岡部元騎手とともに。

20060720_01_1 今週の日曜日はいよいよ函館記念(GⅢ)です。函館記念は、「荒れるハンデ戦」として有名なのですが、みなさんご存知でしょうか?

 実は、過去10年で3着以内に10番人気以下の馬が入ったのが、5回もあるんです。しかも3着以内に10番人気以下の馬が2頭入ったのが、3回も・・!!

 今年もあっと驚く結末になるのでしょうか・・!?

 また当日は、岡部幸雄元騎手も来場し、トークステージ(11:45~)や函館記念の表彰式プレゼンターをしていただく予定です。また、最終レース終了後のJOAチャリティーオークションではゲストとして登場することになっています。

 岡部元騎手にはスペシャルトークで、函館記念だけでなく北海道シリーズの特徴でもある新馬戦の思い出についても語っていただきます。岡部さんとともに過去の数々の名馬を振り返りながら、みなさんの独自の様々な視点から今年の函館記念を占ってみてはいかがでしょうか?

夏の新潟競馬、開幕しました。~ご家族でぜひお越し下さい~

20060720_01 先週は生憎のお天気のなか、新潟競馬場へたくさんのお客様にご来場頂きました。
誠にありがとうございました!

いよいよ夏の新潟競馬が開幕致しました。
これからいよいよ夏休みですね。
新潟競馬場でもお子さまにお楽しみ頂ける多彩なイベントをご用意しております。
中でも今開催オススメのイベントは毎週土曜日に実施致しております、
『なりきりジョッキー撮影会』です。
お子様用の勝負服に身を包み、ジョッキーになりきってターフィーくんと記念撮影をして頂けます。
新潟競馬場で過ごした夏の思い出に、ぜひご参加ください!

今週は東京にある馬事公苑からポニーとアンダルシアンがやってきます!
土曜日にはポニーの演技、日曜日にはアンダルシアンの演技をご覧頂けます。
馬の演技を見られる機会は滅多にありませんので、
ぜひご家族皆様でお誘いあわせの上、新潟競馬場にご来場ください。

札幌競馬場の夏日記 第3話 「滞在馬の1日」 ~発走調教編~

20060719_01 今週で第3話となりました「札幌競馬場の夏日記」。今回は発走調教について皆様にご紹介したいと思います。第2話でもご紹介したとおり、現在札幌競馬場にはたくさんの馬たちが入きゅうし、毎朝調教を行っています。

 先日、札幌競馬場にもゲート(写真①)が到着し、7月19日(水)から発走の調教が始まりました。実はゲートというのは各競馬場にあるのではなくて競馬場から競馬場へと開催時期に合わせて引越をしているんです。ですのでゲートが届くまでの間は発走の調教はできないということになります。

 では「発走調教ってナニ?」ということですが、発走調教とは馬たちの調教メニューの1つで、簡単に説明するとレースのスタート練習のことをいいます。レースでは簡単にスタートしているように見えますが、馬たちにとって狭いゲートの中でスタートに集中するということは結構大変なんです!!ですから、普段ご覧になっているスタートは馬たちの涙ぐましい日々の練習があってこそなんです。

 それではどんな風に練習しているかという一例をご紹介します。
 
 まずはゲートを通過する練習(写真②)をします。これは前扉を開けたまま、ただ通過する練習です。最初は少し躊躇したりする馬もいますが、これをクリアできれば次のステップに進みます。

 つづいてはゲートの中で静止する練習(写真③)をします。この時は前後の扉を閉めて実際のスタートと同様の状態になっています。ゲートの中は馬にとっては非常に狭く感じるところなので、狭いところが苦手な馬はじっと我慢しなければなりません。

 そして最後は実際に前扉が開いてスタートする練習(写真④)です。最初は開いた扉等に驚いてしまう馬も中にはいますが、何度も練習することでスタートが上手くなっていきます。

 さらに初めてデビューする馬たちなどは練習を済ませたら発走試験を受けなければなりません。試験では「ゲートの中でじっとしていられるか」・「前扉が開いたらちゃんとゲートからスタートするか」などをチェックします。この試験に合格して初めてレースに出走することができるので馬たちはもちろん、きゅう舎スタッフの方々も一生懸命になって練習をしています。
 
 このようにして馬たちはレースに向けて着々と準備を整え、自分の出番をいまかいまかと待ち焦がれているのです。もし今度、競馬場に足を運ばれ機会がございましたら、馬たちのスタートする勇姿にも注目してみてはいかがでしょう?今までとは少し違った角度から競馬をご覧いただくことが出来るのではないでしょうか!? 

 来週は札幌競馬場のコース管理についてご紹介する予定です。乞うご期待!!
 
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セントウルガーデンの花々

20060714_01 阪神競馬場には広くて綺麗な公園があるのをご存知でしょうか? スタンドの東側、第4コーナーの方向に公園があります。 公園はスカイパーク(芝生の丘)、噴水を中心に草花が植えられているセントウルガーデン、お子様向けの遊具施設のあるスペースキッズの3つのエリアがあります。今回は、そのうちのセントウルガーデンの花々をご紹介します。
 セントウルガーデンには四季折々の花が咲いています。現在、咲いている花はマリーゴールドです。黄色とオレンジ色の花が咲いています。マリーゴールドはキク科の花で、初夏から初秋にかけて咲きます。 その季節に咲く花にちなんだレース名が多くありますが、7月22日には新潟競馬場で2歳オープン戦のマリーゴールド賞が行われます。 
 現在、阪神競馬場では馬場改造工事が行われおりますが、公園は土日はもちろん、平日(金曜日を除く)も開放しております。平日は入場無料ですので、ご家族で是非、阪神競馬場へお越しください。

札幌競馬場の夏日記 第2話 「滞在馬の1日」 ~調教編~

20060713_01_1 今回は滞在馬の1日について皆様にご紹介したいと思います。
 午前4時30分。周りはまだ寝静まっている頃、札幌競馬場に滞在中の小島茂之きゅう舎(美浦)を訪問しました。きゅう舎ではすでに調教の準備作業が始まっており、スタッフの方2名が息をぴったり合わせて馬に鞍をつけたり、肢にバンテージを巻いたりしていました(写真①)。スタッフの方たちは淡々と作業を進めていますが、実は非常に危険な作業で、中には鞍をつけるのが苦手な馬もいて、そういう馬たちはよく暴れたりするんですよ。

 この作業を順番に終わらせたら、今度は準備運動をします。準備運動は馬たちが1列に並んできゅう舎の周りを約1時間程度ウォーキングするというものです(写真②)。馬たちの『早く広い馬場で走りたい』という気持ちをスタッフの方たちがなだめながら、しっかりとウォーミングアップを行います。

 ウォーミングアップが終わる頃、時間は5時30分になっていました。札幌競馬場では5時30分になると馬場にでる地下通路が開放になり、いよいよ馬場での調教開始となります。それまで待っていた馬たちが一斉に馬場にでて調教を始めるのです。馬たちは角馬場(1周4~500m)で軽い運動をして、その後ダートコースに入って調教を行います(写真③)。馬によっては様々な調教メニューが用意され、スタッフの方はその馬に合わせた方法で調教を行っていきます。
 
 調教が終わった馬たちはクールダウンのウォーキングを行った後、きゅう舎の洗い場に行ってスタッフの方に汗を流してもらいます。(写真④)この頃になると馬たちは朝ごはんが待ち遠しいのかソワソワしたりして、洗っているスタッフの方にいたずらしたりと非常にかわいい姿に戻ります。そして馬房に戻ると待ってましたとばかりに朝ごはんを食べ始めるのです。
 
 このようにして札幌競馬場の滞在馬たちは毎朝スタッフの方たちと調教をこなし、この日々の積み重ねをレースにぶつけて、皆様に迫力のある競馬を展開しているんです。札幌でも公開調教を実施しますので、是非一度調教風景をご覧になってはいかがですか。

 最後に早朝からの取材に快く協力してくださった小島茂之きゅう舎のスタッフの皆様、本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。

来週は発走調教についてご紹介する予定です。乞うご期待!!

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「はくぼ競馬」で「くぼ君」復活!

20060713_01 今週から、「はくぼ競馬」が始まります。
 
 「はくぼ競馬」とは、夕方の時間にゆっくりと競馬をお楽しみいただけるよう、レースの行われる時間帯をいつもより約1時間遅らせて行うものです。

 函館競馬は、第1レースの発走時刻が10時40分、最終レースの発走時刻が17時10分となり、メインレースは「9R」となります。(なお小倉のメインレースは「10R」、新潟のメインレースは「11R」ですので、ご注意ください。)
 
 はくぼといえば、「くぼ君」、と言ってピンときた方は、かなりの「はくぼ通」ですね。「くぼ君」は、JRAはくぼレース 非公式キャラクターで、熱烈なファンの声援を受け、一回り成長して帰ってきました。(くぼ君の部屋は、こちら)そして毎年の「夏の風物詩」としての座を虎視眈々と狙っています!

 くぼ君のように競馬場で夕涼みというのも気持ちいいですよ。

 そこで今回は、「はくぼ競馬」スタート!、そして「くぼ君」の復活!を記念して、このページを出力し下記のアンケートにご記入の上、7/15(土)・16(日)の開門から10時40分の間に「函館競馬場イベント運営本部」にお持ちいただいた方にオリジナルグッズをプレゼントしちゃいます!(各日先着50名様、お一人様1回限りとさせていただきます。)

 「はくぼ競馬」、何かいいことあるかもしれませんよ・・!?


(アンケート)
Q1.このページをどのくらいご覧になりますか?(○をおつけください。)
   
  ・ はじめて見た
   
  ・ これまでに2,3回見た
   
  ・ 毎週欠かさず見る
   

Q2.このページで取り上げてほしい内容をお書きください。







Q3.該当する性別と年齢に、○をおつけください。
   
  男性       女性
   
  
  20代  30代  40代  50代   60代   70歳以上

札幌競馬場の夏日記 第1話 「はるばる来たぜ札幌!!」 ~入きゅう編~

20060706_01_1 いよいよ札幌競馬場にも夏がやってきました。そうです!!7月4日(火)から馬たちが札幌競馬場に続々とやってきたのです。
 今年は8月12日(土)~10月1日(日)の16日間、札幌競馬が開催されます。そして馬たちはその開催に向けて、遠路はるばる馬運車に揺られて札幌競馬場にやってきました。
 さすがに馬運車での長旅はくたびれるようで、馬運車から降りてくる馬たちの表情は少しお疲れ模様。着いたらその日はゆっくり休んで、長旅の疲れを癒し、明日からの調教に備えます。馬たちにとっては長い夏合宿の始まりです。
 さあ今まで静かだった札幌競馬場がいよいよ動き出しました。これから10月までの約3ヶ月間、札幌競馬場での出来事を夏日記で紹介したいと思いますので皆様是非お楽しみに!!

 来週は滞在馬の1日についてご紹介する予定です。乞うご期待!!

 
 只今函館競馬開催中!!

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先週は最低人気馬の大激走!今週はそんな馬がいるかな~?

20060706_01 みなさん、先週の函館スプリントステークス見ましたか!?
 当日は、北海道シリーズのキャンペーンキャラクター相武紗季さんのトークライブがあったのですが、そのときの相武さんの予想、ズバリ的中でしたね!

 相武紗季さんが本命に推した「ビーナスライン」は、最低人気にも関わらず信じられないような末脚で他馬をまとめて差しきってしまいました。よほど当日の調子が良かったんでしょうね。競馬は奥が深いな~と改めて思いました。

 ぜひみなさんにも第2の「ビーナスライン」を探し出してほしいです!そのためには、馬の状態を見極めることが大切です。

 見極め方は色々ありますが、その中でも「追い切り」は特に重要ですよ。「追い切り」とは、馬を最高の状態にもっていくために、レースの2,3日前に全力に近い調教をするということです。特に水曜日は多くの馬が「追い切り」をする日なんです。

 実は、函館競馬場では、毎週水曜日の朝5:30~9:00に、公開調教を行っており、誰でも気軽に調教の様子を見ることができるんです。一度にたくさんの馬たちが調教をしていてレースとはまた違った迫力があってとても面白いですよ。

 特に函館で重賞のある週の水曜日(7/19、8/2)は、先着200名の方に軽食サービスと無料入場券をプレゼントしているんです。

 朝の散歩の途中にでも、競馬場へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。