« 【競馬学校】厳かに、そして楽しいお正月! | メイン | 【競馬学校】合格祈願~背中を押してもらおう! »

【競馬学校】競馬取材一筋40年の薫陶

騎手課程23期生の学科の講師として、競馬評論家でおなじみの原良馬さんが来校され、卒業を控えた生徒たちを相手に、社会人としての心構えや、報道関係者の皆さんからの取材などへの対応方法などについてお話をしていただきました。

Photo_16 原さんには、4期生から講師をつとめていただき、今年が20年目の授業。23期生には「あと1ヶ月半でプロの騎手になるわけですが、騎手免許をもらったら、もう一回学校に入ったつもりで何年か人一倍努力してがんばってほしいですね。デビュー2~3年で大きく伸びる人が多いが、それは本人の努力次第だと思います。」

「それから、少し成績が上がってきても、技術と人間性が伴うことが大事じゃないでしょうか。武豊騎手(3期生)が際立っているのは、競馬のためなら何でも一肌脱げるということ。何年たっても会えばあいさつしてくれる人であってほしいですね。私も、彼らの誰かがGⅠレースを勝つまでは現役の記者をやめられませんね。」と熱いエールをいただきました。

Photo_17

2007年もテレビ東京「ウイニング競馬」をはじめ、ラジオや執筆活動、JRAでは全国各ウインズでのイベントや、好評の「ウインズニュース」(一部のウインズで発行)、そして美浦トレセンでの調教公開の解説など、まさに八面六臂(はちめんろっぴ)の大活躍となる原さん。今週末からはUAE(アラブ首長国連邦)のドバイで行われるアジア競馬連盟の会議に日本代表として参加されるとのこと。「選ばれたからには全力投球。できるだけ現地ではいろいろなものを見聞して、今後の糧としていきたいです。」と意気込みを語った原さんも、何と70ウン歳。お体に気をつけて頑張っていただきたいと思います。(今日は生徒の「若いエキス」を吸い取ってか、いきいきと講師をつとめていただきました。生徒一同ともども、ありがとうございました。)