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2009年6月

【緊急告知】6月28日(日)は千葉マリンスタジアムで競馬学校紹介イベント「目指せ 未来のスタージョッキー!」を行います

ここで競馬学校から緊急告知です。

来る6月28日(日)に、プロ野球「千葉ロッテマリーンズ対北海道日本ハムファイターズ戦」が行われる千葉マリンスタジアム 正面入口前の特設会場で、午前10時から「目指せ 未来のスタージョッキー!」と題して、「競馬学校紹介コーナー」を設けて、各種イベントを実施します。

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競馬学校に興味のある方、マリーンズやファイターズの応援に行かれるという方も、ぜひ明日28日(日)午前10時から、千葉マリンスタジアムの「競馬学校紹介コーナー」にお越しください!

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なお、雨天により試合が中止の場合は、イベントも中止となりますので予めご了承ください。


さて、来春、競馬学校に入学する騎手課程第29期生の募集をいよいよ開始いたします。

もちろん全くの乗馬未経験者で入学しても、努力次第で卒業後に騎手として活躍することが可能です。あなたも「騎手」という職業を目指してみませんか?

 詳しくはこちら jra.go.jp/school/ でもご案内していますので、是非チェックしてみてください。

なお、入学願書の受付は727日(月)まで、入学1次試験(会場:競馬学校・栗東TC・小倉RC)は819日(水)となっています。

北の大地に飛躍を誓う

先週から始まった夏競馬。
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 夏競馬というには、まだ風が冷たく肌寒い札幌競馬場には、今年デビューした25期卒業生・美浦所属の3名が集結しました。

國分優作騎手
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「騎乗機会を大切にして、着実に結果を残したいです」。関西からの騎乗依頼もあり、活躍の場も広がることでしょう。充実の札幌にしたいところです。

丸山元気騎手
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「縁起が良い『ブログの先生』も来ているので、とにかく初勝利。なのですが、ひと鞍ひと鞍大事に乗って今後の糧にしていきたいです」。確かに私、松山・小野寺・國分恭介の初勝利に立ち会いましたからね。今週は9鞍に騎乗し、惜しい2着が1回。だんだん近づいて来たヨ!

 小野寺祐太騎手には直接話を聞けませんでしたが、昨年三浦皇成騎手(24期生)がブレイクした北海道シリーズ。東西のトップ騎手たちの技術を体感し、ひと皮むけてほしいですね。




騎手課程第29期生 まもなく願書受付

 いよいよ6月29日(月)より、ポニー競馬に騎乗した第27期生の2年後輩にあたる、第29期生になる皆さんの騎手課程入学試験の願書を受け付けます。

 詳しくはこちらをお読みください。
http://jra.jp/school/bosyuu/bosyuu_kisyu.html

 これに先立ち、6月6・7日には、全国4会場で学校説明会を行いました。多数の皆さんに参加していただきましたこと、この場をお借りして御礼申し上げます。
(写真は阪神競馬場・栗東トレーニングセンターの模様です)
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 願書の受付は7月27日(月)までとなります。一次試験は8月19日(水)説明会に参加された方はもちろん、参加できなかった方も、「騎手になるぞ!」という意志が固まった皆さんのご応募お待ちしております。くれぐれも書類に不備のございませんように。

厩務員課程1月生 卒業

 なかなかカラッとしませんが、カラッとした話題で…
 16日、厩務員課程1月生25名の卒業式を行いました。
 皆さん、半年間のカリキュラムを終え、立派なホースマンに成長したはずです。

【解散直前に学校担当スタッフと記念写真】
もう一同に会することはないのかな…
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【んん?】
卒業証書ではないんかい?
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騎手課程29期生 募集要項を発表しました/募集告知CFに松岡正海・川田将雅騎手が登場!

 競馬学校騎手課程(29期生)の募集の時期がまいりました。
 詳しくは、こちらのお知らせをご覧ください。
(願書受付期間は6月29日(月)~7月27日(月)午後5時まで)
 
 今年は、
スポーツ活動において特に優れた実績を持ち、競馬学校の教育を受けるに相応しい人材を特別に選抜する「スポーツ特別入試」を行います。
「スポーツ特別入試」についてはこちらのPDFファイルをご覧ください。

 さて、今回の騎手課程生徒募集に際し、テレビやJRAの各施設で放映していただく募集コマーシャル映像をリニューアルしました。

 題して「心の声、言葉の風」編。
 
 訓練で使用する木馬(競馬学校主催のイベント等でもおなじみですね)を操る生徒の、「絶対に騎手になるんだ!」という
強い意志が「心の声」として、風の如く画面いっぱいに流れていきます。
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なかなか画像だけでは伝わらない部分もありますので、ぜひ動画(本編)をご覧いただきたいと思います。

 このコマーシャル映像には、騎手課程のOBである松岡正海騎手(19期・写真右)と川田将雅騎手(20期・左)が特別出演してくださいました。
 二人とも初GⅠ(JpnⅠ)勝利の際の勝負服(川田騎手:キャプテントゥーレ、松岡騎手:コイウタ)に身を包んでの撮影です。
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 撮影は競馬学校内の特設スタジオで行い、二人とも「競馬に乗るよりもめちゃくちゃ緊張している」とのことでしたが、さすがは度胸満点!ほぼ一発でOKが出ました。
 出演はワンシーンですが、中身は見てのお楽しみということで。
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 川田騎手は「(CMの)完成を見るのが楽しみなような、不安なような…。いずれにせよ僕達が出演することで、騎手を目指す方が増えたらいいですね」。
 松岡騎手は「競馬学校に入学するまで乗馬経験がほとんどなかった僕でもGⅠジョッキーになれました。まだまだ『目標にしてほしい』とまでは言えませんが、いろんな方面から騎手を目指してほしいですね」。とコメントしてくださいました。

 コマーシャルをご覧になった方は、ぜひ感想等をschoolevent@jra.go.jp  までお寄せください。ブログに関するご意見、ご希望もお待ちしております。よろしくお願いいたします。

  
 
   


安田記念 香港馬2頭が調整中

 ダイシンボルガードが勝った1969(昭和44)年以来、40年ぶりという不良・ドロンコ馬場での日本ダービーは、ロジユニヴァースが皐月賞の雪辱を果たし、関東馬としては12年ぶりの優勝。横山典弘騎手(2期生)は、なんと15回目の挑戦でダービージョッキーの栄誉を勝ち取りました。
 この日は競馬学校の正課(校外授業)としてダービー見学に、騎手課程27期生生徒が東京競馬場を訪れました。

 レースはスタート地点で観戦。

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 生徒のひとりに横山騎手の息子がいることは新聞紙上でも写真入りでとりあげられていますので、皆さんもご存知と思います(日刊スポーツの記事より)。
 先日お伝えしたダービーを題材にした新聞づくりの実習でも、彼ひとりがロジユニヴァースの復活を信じているというコメントを書いていました。
 父親が、騎手ならば誰でも成し遂げたいダービー制覇という偉業を達成した瞬間に立ち会うことができた。身震いがするようなストーリーなのですが、彼にとっては勿論、その瞬間を目撃した27期生全員にとっても、これからの(おそらく)騎手人生を送るうえで忘れられない瞬間になったと思います。
 「ダービージョッキーになりたい」。騎手を目指して、競馬学校の門をくぐろうとする者は口々にそう夢を語りますが、現役騎手でその称号を与えられているのはたったの7名。たとえ騎手になることができたとしても、その頂点に立つことがいかに難しいかをこの数字は教えてくれます。

 さて、ダービーが終われば次は春のマイル王決定戦の安田記念。ウオッカ対ディープスカイのダービー馬対決も楽しみですが、香港馬の参戦も毎年このレースを盛り上げます(推理するファンの皆さんにとっては難解さを増す要因でもありますね)。その香港馬2頭は2日まで競馬学校で輸入検疫のため滞在しています。

horse アルマダ(Armada せん8歳) 昨年の安田記念2着馬です。
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 「昨年同様の調教過程を積み、順調な仕上がりを見せている。ウオッカは確かに昨年敗れており、グレイトホースだがレースまでにできる限りのことをして雪辱したい」。とリク・ユウ・リン攻馬手(写真鞍上)。

horse サイトウィナー(Sight Winner せん6歳)
 チャンピオンズマイル(G1・4月26日シャティン)を勝っての来日です。
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「初めての遠征・左周りになりますが、器用で前向きな馬なので遠征疲れもなく、白井での調教もスムースです。勝ち気なところが前面に出るタイプだが、勝ちパターンは中団待機から直線勝負」。(リン攻馬手談)道中どれだけ我慢が効くか、というところでしょうか。

 昨年は、来日した外国馬が出走し、3着以内(すなわち勝馬投票の的中対象)だったのも、掲示板に載ったのも安田記念のアルマダ1頭。何とも寂しい結果でした。今年はぜひ、日本のターフ(ダートも)を沸かせてほしいものです。