« 星に願いを・・・ | メイン | 千葉マリンスタジアムで競馬学校紹介ブース実施(更新が滞っていた時期の生徒の活動報告②)   »

女子プロゴルフトーナメント運営スタッフ(ボランティア)に参加しました(更新が滞っていた時期の生徒の活動報告①)

 大人の事情(?)で更新が滞っていた分をアップいたします。

 騎手課程のカリキュラムで、校外見学や体験学習的行動を計画的に実施することは、幅広く知識やしくみを学習し、社会奉仕の心や社会貢献の重要性を知ることで、社会全般をマルチな視点で捉えさせ、総合的な人格形成に寄与することができると考えられます。

 また、「閉鎖的しくみ」(合宿生活等)を持つ学校生活からの一時的ながらも開放や、社会的経験を多面的に積ませることにより「平常心」(不安感の除去)を保つことができることにつながるというメリットが期待できます。

 そこで計画的に、①民間企業や公的機関への見学 ②競馬関係業務の見学 ③ボランティア活動 ④他のプロスポーツ団体との交流 を柱に実施しています。

 今回は、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)のご協力により、
騎手課程第27期生が、6月20日(土)に茨城県・美浦ゴルフ倶楽部で行われた、「2009ニチレイPGMレディストーナメント」にボランティア参加してきました。

 さまざまなボランティア職種がありましたが、ほとんどゴルフクラブを握ったことがない生徒達に与えられた仕事は「移動マーシャル(ギャラリー整理)」や「スコア掲示」。

Dsc06025

 本来の目的である社会奉仕・貢献のこころは勿論ですが、トッププロたちの真剣勝負の息遣いと、これに呼応するファン(ギャラリー)の歓声やため息と合わせて、プロスポーツ競技の勝負の世界の華やかさや厳しさを知る一日となりました。

 ある生徒の感想(抜粋)です。

「最初は『お静かに』のボードを出すタイミングがつかめなかったのですが、同じボランティアの方に教わりながら徐々にできるようになりました。しかし、緊張感の漂う場面で見入ってしまうとボードを出し忘れたりしてしまうことも多々あったのが残念です。それにしても、あの雰囲気の中で冷静にプレーをする選手の方は精神面に長けているのだと思います。ですが、僕たちがついて回った選手の方々も時々ミスショットをしてしまったり、ボギーやダブルボギーをしてしまったりしていました。精神面が強く、集中力の高い選手の方々でもミスをしてしまうことがあることを目の当たりにしました。しかしそれだけで終わらないのはさすがであり、次のホールでバーディーを取ったりしていたのは、すごいなと思いました。」

Dscf8476

「1日しっかりとプロのプレーを見て学んだことは2つあり、1つは精神面で、大事な場面でもしっかりと決めたり、18ホール集中力を切らさないこと。もう1つは『気持ちの切り替え』、『引きずらない』ということです。この2つはどんなスポーツにも共通することだと思いました。僕は、試験などでは極度に緊張するタイプなので見習っていきたいです。」

 残念だったのは、トーナメント最終日(21日)にもボランティア活動を予定していたのですが雨天中止となってしまったことでありました。
 
Dsc06028