四季のいろどり82<武蔵野自然林コンサートホール>
平成24年8月26日(日)
今年は連日厳しい残暑が続いています。
セミの幼虫は節目節目で脱皮を繰り返し成長していきます。
幼虫は羽化が始まると徐々に姿を変え成虫になります。
やがてセミたちは繁殖行動をとります。オスは大きな声で鳴き、メスに自分の居場所を知らせます。
交尾のあと、メスは枯れ枝や樹皮に産卵します。
やがて、卵から幼虫になると長い地下生活が始まります。
セミは外敵から身を守るよう保護色になっているのでしょうか、木にとまっているセミは、なかなか見つかりません。
武蔵野自然林の中で聞くセミたちの声は、いつも大合唱となって聞かせてくれます。決して騒音に聞こえることはありません。
鳴き声を聞き分け違った鳴き声が聞こえたら今まで分らなかったセミが見つかるかも。
武蔵野自然林の中に一歩入ると、セミの鳴き声だけが響き渡ってなんとも不思議な気分になります。