ガイドウォーク「プロと見て歩く植物と馬」
今年度より、東京農業大学と馬事公苑とのジョイントイベント、「食と農」の博物館+馬事公苑によるガイドウォークを「プロと見て歩く植物と馬」をテーマに開催しました。
今回の第1回(4月3日開催)は「桜と馬を愛でよう」と称しまして、植物のエキスパートである内田 均先生(東京農業大学短期大学環境緑地学科准教授)の楽しいお話と馬事公苑職員による馬の品種に関する説明のほか、馬とのふれあいも体験していただきました。
参加された方々には、改めて樹木についての知識が増えた時間となったようです。また、日頃馬に接することがなかった参加者のみなさんには、馬の品種説明だけでなく「ふれあい」にもご満足いただけたようです。
今回は初めての開催でしたが、今年度内にさらに何度か開催する予定です。東京農業大学や馬事公苑のHPにその都度募集案内を掲載しますので、ご覧になってください。
以下当日のスナップを紹介します。
馬事公苑走路入り口において、内田先生の樹木説明風景です。
元気な子供さんを含む家族づれの方が多く、木に関する謂われや歴史までに及ぶ説明があり、参加者の方は改めて樹木の奥深いところの勉強になったようでした。
日本庭園の横にある桜(シダレザクラ)の説明風景です。
非常に良く手入れされたきれいな桜を眺めての説明。先生の力も入ったところで、たっぷり時間をかけておられていました。
馬事公苑で一番古い桜(ソメイヨシノ)の木の説明風景。近くに寄るだけでオーラを感じるような非常に貫禄のある木です。
一度馬事公苑に来られて近くに行ってみてください。しばし時間が経つのを忘れさせるような雰囲気を持っていますよ。
桜(オオシマザクラ)の満開。
馬事公苑職員によるオリンピック記念石垣の説明風景です。
当馬事公苑は、昭和39年にオリンピックの馬場馬術競技が開催されたところで、きれいな芝生が今も手入れされて残っています。5月3~5日に開催されるホースショーはこの芝生で開催されますので、ぜひ来苑して観戦してください。
馬事公苑内にあるお花畑の説明風景です。大人の方にとっては興味津々でありましたが、子供にとっては、少し退屈かなと感じるひとコマでした。
馬事公苑職員による馬の品種説明風景です。大きな馬から、体長50cmくらいのミニュチアポニーまで説明があり、たくさんの種類の馬がいるのだな~と関心されている方が多かったようでした。
最後に馬の診療所をご覧頂き、簡単な説明を行いました。なかなか普段入ることができないところであるため、見るもの聞くもの全てが珍しいものばかりです。