馬事公苑だより

平成２４年３月２８日（水）

東京の空模様は先週の日曜日から好天が続いており、今日も快晴になりました。

メインアリーナでは、馬場馬術の自馬講習会が行われていました。写真左手に見える桜は、メインアリーナ西埒沿いに植えられている『カワヅザクラ』で、本厩舎寄りから２本目の桜となります。今日は、この『カワヅザクラ』をいつもとは違う視線でお届けします。

↑メインアリーナの馬場側から眺めた『カワヅザクラ』の様子。案内してくれている馬は、ゴールゲッター号です。因みに同馬は昨年行われた全日本内国産馬場馬術選手権の優勝馬です。

↑こちらは、石垣スタンド前走路にて、フリーダムホースショーの練習を行っているキャメロット号です。走路や石垣スタンドからも『カワヅザクラ』を観賞することができます。

次に放牧場で、とてもほのぼのとしした光景を撮影したのでお届けします。

カラスが、ピノータ号の首にとまり鬣（たてがみ）を抜いていました。ピノータ号は、とても気持ちよさそうにしていました。カラスは、ピノータ号の鬣で、巣作りをするつもりのようです。

最後は『クリスマスローズ』です。お花畑入り口と向かいの『カンザン（サトザクラ）』の並木の下で、『クリスマスローズ』が満開になりました。

ようやく冬の寒さから春の暖かさを身体全体で感じることができるようになりました。コートを脱いで馬事公苑へ散策にお出かけください。そして移ろい行く季節の中で春の彩りをお楽しみください