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四季のいろどり46<新緑Ⅲ(松、芝など緑の手入れ)>

平成24年5月16日(水)

5月も半ばを過ぎました。この時期は、勢い良く成長した木々の手入れが始まります。

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黄緑色の芽が『ゴヨウマツ』の新芽です。

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『ゴヨウマツ』の手入れをしています。

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緑の葉のあいだから薄茶色の棒状の物が伸びています。それが『クロマツ』の新芽です。

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『クロマツ』の手入れをしています。5月に行う手入れは、「みどり摘み」という剪定作業です。 庭木とは、自然の木を人が庭で楽しむために小さく作った樹木。手入れをしないと大きくなり風情がなくなり害虫の被害にあったり病気になったり、その挙句、邪魔者扱いをうけて切り倒されてしまいます。そこで、伸びようとする木の性質を知った上で、整枝をし、庭の中で愛でることができるために、木を小さく育てるという作業が、「剪定作業」です。そのために、松は、5月に新芽を柔らかいうちに手で折り取り、枝の間隔を短くして新芽を調節します。そうして、1年を通じて枝ぶりを作っていきます。只今、馬事公苑の庭園では、みどり摘みの作業の真っ最中です。(武蔵野自然林など、雑木林の松は、自然のままにしております。)

芝刈りも行われていましたので、ご覧ください。

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四季のいろどり45でご紹介したドレッサージュアリーナ周辺の芝生です。写真上二枚は、ハンディタイプの草刈機で、三枚目の写真は、芝刈り車で作業を実施していました。ドレッサージュアリーナでは、ホイールローダにハローを取付けハローがけが行われています。このように馬事公苑では、競技会場としてだけでなく、公園としても人々に親しんでもらえるよう、施設の維持管理に努めています。また馬事公苑には、美しく整えられた緑の庭園と、昔の面影をそのままのこしている武蔵野自然林があります。自然林の中には遊歩道があり森林浴を楽しむことができ隠れた人気スポットになっています。ぜひ、馬事公苑に足をお運びください。