馬事公苑だより

平成２４年１２月２４日（月）

本年、JRA競馬博物館では春季特別展『平成の大接戦～語り継がれる名勝負の数々』展を、あなたが選ぶ”平成の大接戦”と称し競馬ファンの皆様による参加企画として行われました。その概要は1989年（平成元）～2010年（同２２）の中央競馬GⅠ、JｐｎⅠ、J・GⅠ競走の中から、ハナ、アタマ、クビ差の決着となった計136競走で印象に残っている３レースを投票するというものでした。投票の結果、上位となったレースは展示でご紹介されました。

現在、馬事公苑ホースギャラリーで展示しているパネルは、競馬博物館でお借りしたものです。なお、この展示は平成２５年１月２７日（日）まで開催しています。機会があればぜひお立ち寄りください。サラブレッドが走った記録は競馬場が舞台となって生まれます。感動は時が経っても消えることはなく、懐古に浸り思い出としていき続けることでしょう。近代競馬が発祥し150年。そして本日、中央競馬は本年度のレースをすべて終了しました。平成25年度もどうぞよろしくお願いします。

平成２４年１２月２０日（木）

今朝は大変冷え込みましたが、日中は風もなく穏やかで澄み切った一日となりました。

紅葉の特集をしてまいりましたが、Ⅰ～Ⅴまででご紹介した紅葉は、１２月半ばを過ぎるとことごとく散ってしまいました。しかし、武蔵野自然林のオリンピック記念碑周辺に植えられている紅葉は、まだまだ見ごたえがあります。葉の落ちてしまった雑木林の中で、オリンピック記念碑のまわりだけいろどり鮮やかに華やいでいます。秋の名残を惜しみながら散策をお楽しみください。

平成２４年１２月１６日（日）

お天気に恵まれた日曜日の今日、本苑では「馬に親しむ日」が行われました。まずは、１３時３０分からのアトラクションの様子からお伝えします。

↓フリーダムホースショー

馬は、キャメロット号です。フリーダムホースショーは、ハミも鞍も使わずに馬に乗って演技を行います。

見事にポーズも決まりました。

最後は、スマイルでご挨拶です。

↓アンダルシアンホースダンス

勇壮な駆歩を繰り広げているタリスマン号（左）とガウチョ号（右）

こちらは、後ろ肢を軸にして馬を旋回させる演技（ピルーエット）をしています。

最後は、２頭そろっての見事な立ち上がり（クールベット）で演技を締めくくりました。

次は体験乗馬・馬車試乗会・ふれあいコーナーの様子です。

↓体験乗馬

ダッシュ号（手前・白馬）は親子で乗っています。ゼンノパルテノン号（奥・栗色馬）は、一人乗りです。

↓馬車

クリスマスが近いことのあり、職員がサンタの扮装で皆様をご案内しました。栗毛のアラート・デザイヤー号は、角をつけたらトナカイと間違えそうな雰囲気があります。

↓ブラックミニ号とのふれあいコーナー

ブラックミニ号は、クリスマスツリーのような帽子をかぶっています。

↓ラッキー号とのふれあいコーナー

ラッキー号は、トナカイの角を着けて皆様をお出迎えしました。

今日の「馬に親しむ日」に、一足早いクリスマスを皆様にお届けいたしました。来年も楽しみにしていてください。

平成２４年１２月１４日（金）

武蔵野自然林

武蔵野自然林の『イロハモミジ』は赤・黄・橙といろどり鮮やかです。日差しが差し込むと辺りは幻想的な雰囲気に変わります。紅葉の絨毯も色とりどりです。緑色の葉は『アジサイ』です。

日本庭園

日本庭園の入り口付近にも大きな『イロハモミジ』があります。松の後ろに見える薄い橙色の紅葉が散ると冬景色になります。１２月も半ばを過ぎて寒さが増してきました。ところで、馬事公苑では１２月１６日（日）に、「馬に親しむ日」を開催します。枝に残された紅葉の様子を見ると、寒さ厳しい冬の訪れを感じさせられます。馬は寒さに強く、大変元気に皆様を迎えてくれます。馬とのふれあいをお楽しみください。

平成２４年１２月７日（金）

四季のいろどり９７号でお伝えした『イロハモミジ』の今日の様子です。花畑側から覗いてみると紅葉（モミジ）の絨毯ができていました。

こちらは、『カワヅザクラ』の紅葉（モミジ）です。早春には、可憐なピンクの花を咲かせますが、秋には、葉がみごとに黄金色に色づき目を楽しませてくれます。メインアリーナの審判棟（放送席）脇に植えられています。メインアリーナには、馬場馬術の審判席が作られ、明日から行われる全日本学生の皆さんによる馬場馬術大会の準備が行われています。

平成２４年１２月２日（日）

馬事公苑では、今年で４回目を迎えるJRA主催の乗馬大会「ジャパンブリーディングホースショー」が、１２月１日（土）・２日（日）の２日間にわたって行われました。写真はそのときの表彰式の模様です。

第一競技

第二競技

第三競技

第四競技

第五競技

第六競技

人馬表彰となりました。優勝者の様子をお届けします。

ＪＲＡ馬事公苑苑長三笠差貞弘より賞金２０万円と木彫りの盾を贈呈

岩手県遠野市乗馬生産組合菊池栄喜会長（右）より賞品の贈呈

北海道の根釧乗用馬生産育成振興会大西雅信会長（右）より賞品の贈呈

第六競技入賞者による記念写真

無事大会も終了いたしました。