福島競馬再開
先週ようやく福島競馬が再開しました。
馬文化が浸透し競馬熱の高い福島県において、多くの方が競馬再開を待ち望まれていたのでしょう。
小雪のちらつく肌寒い中、多くの方が競馬場を訪れてくれたようです。
日曜の朝は薄っすらと雪化粧もしていたようですが、無事に開催が終了してなによりです。
ここいわきでも今月に入り
「ようやく福島競馬再開しますね」
「福島競馬場に行くつもりですよ」
等と声をかけて頂くと、本当に競馬に理解を示していただける土地柄なんだなとつくづく思います。
ありがたいことです。
そんな福島県にあって、もう一つ待ち望まれているものがあります。
相馬野馬追です。
昨年は、東日本大震災の影響で、甲冑競馬や神旗争奪戦は行われませんでしたが、
祭りを締めくくる野馬懸が行われる小高神社が、避難指示解除準備区域になることからも(4月16日)
今年は準備が着々と進められているようです。
私も一度見に行ったことがありますが、
神旗争奪戦で御神旗をとった騎馬武者が、誇らしげに旗を掲げて本陣山を駆け上がる勇ましい姿には思わず見入ってしまいました。
現地へ行くのはいろいろな思いがあるとは思いますが、見学に行くことが可能であれば一見の価値はあると思います。
さて、前回話題に上げた震災を経験した2頭の療養馬。
本日無事に2頭揃って退所することとなりました。
2頭とも1年以上の療養を続けてきましたので、常磐支所にとっても感慨深いものがあります。(私は40日ほどですが・・・。)
1年以上も苦楽を共にした馬たちが競馬に復帰するというのは、本当に他の何事にも変えがたい喜びとなります。
競馬復帰を祈るのみです。
がんばろう日本!
がんばろう福島!
がんばろういわき!
がんばってね療養馬たち!
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