四季のいろどり50<苑訓&ゴヨウマツ&メランポジウウム>
平成22年10月2日(土)
こんにちは 四季のいろどり50号です。
去る9月29日(水)の馬事公苑創立記念日にちなんでの第3弾は苑訓です。
↓苑訓です。正門から入ってすぐの中央道右側にあります。
騎道作興(きどうさっこう) ― 至誠を以って騎道作興すべし
<意味>誠実・まごころを以って騎道を作興(盛んにする・ふるいおこす)すること百練自得(ひゃくれんじとく) - 努力を以って百練自得すべし
<意味>百練自得には 百回同じ事を練習して、やっと一つの事を体得する。と言う意味の他に 人が1回練習するのであれば、自分は100回練習せよ。人が10回練習するのであれば、自分は1000回練習せよ。と言う意味としても使われる。要するに、努力して100回練習(又は人の100倍練習)して自分のものに会得せよ。と言う意味である。人馬一如(じんばいちにょ) - 和協以って人馬一如たるべし
<意味>和協(やわらぎ親しんで心をあわせること。互いに折り合いをつけること。話し合い。音の調子をあわせること。)を以って、人馬一如(人馬一体・人と馬はひとつ)になること。
苑訓題銘者 | - | 山本 寛(初代 馬事公苑 苑長) |
苑訓題字筆者 | - | 土屋晴雨氏(雑誌「優駿」題字筆者) |
苑訓設置日 | - | 昭和15年(1940年) |
苑訓設置場所 | - | 開苑当時この苑訓は正門の門柱に刻まれていました。 その後、馬事公苑開苑50周年記念事業の一環として行われた正門の改修工事時(平成2年4月)に、現在の場所(正門を入って約30mの右側)に移設されています。 |
↓『ゴヨウマツ』です。創立50周年記念として、植樹されました。苑訓の左隣にあります。
『ゴヨウマツ』は、マツ科の常緑樹。山地に自生しています。枝は水平に出て、針状の葉が5枚ずつ束についています。庭園木、盆栽に用いられ、最も盆栽に適した樹種とされています。
最後に花畑に行ってみます
↓『メランポジウム』です。『メキシカンブッシュセイジ』の手前に咲いている黄色い花です。
『メランポジウム』は、アメリカ南部フロリダからメキシコにかけてが原産地といわれています。花は3cm程度の小さいものですが、鮮黄色で緑葉との対比が美しい植物です。
だんだんと過ごしやすい気候となってきました。馬事公苑のお花畑は、夏から秋にかけて咲く花で賑わっています。皆様どうぞ、お花畑にお越しください。お花と一緒に記念写真は、いかがでしょうか。皆様のお越しをお待ちしています。
では、またお便りします。