JRA馬場馬術大会
平成23年5月22日(日)
JRA馬事公苑では、5月21日(土)・22日(日)の両日、メインアリーナとインドアアリーナを会場としJRA馬場馬術大会が開催されました。
馬場馬術とは、20m×60m(または20m×40m)の長方形の競技場の中で、運動の正確さと演技の美しさを競う採点競技です。
大きく分けると、「規定演技」と「自由演技」があります。
規定演技は、あらかじめ決められた経路・動き(歩き方やそのペース)で演技します。
一方、自由演技は、競技のレベルに合わせて規定された項目を各自が組み立て、各自が作成した音楽に合わせて、与えられたスペースをフルに使い演技するものです。こちらは、技術点・芸術点の両方で採点される競技です。
↓メインアリーナ
↓インドアアリーナ
また、昨年同様、本大会の日程に合わせ「初心者のための馬術競技解説講座」(馬場馬術編)が18名の参加者を集め開催されました。講師に西村修一氏をお招きし、午前中は馬場馬術のルールや見どころなどの講義、午後はインドアアリーナにて実施されたFEIセントジョージとFEIグランプリを目の前で見ながら解説していただきました。馬場馬術は分かりづらいというのが一般的ですが、受講された皆さんは「見るスポーツ」としてもその魅力を感じてもらえたのではないでしょうか。