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2012年8月

四季のいろどり83<メランポジュウム&バッタ>

平成24年8月31日(金)

雨の降らない暑い夏の日が続いていますが、今日で8月も終わりです。

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『メランポジュウム』が、お花畑で元気よく咲いています。

メキシコ~フロリダの高温地帯原産のキク科の花です。

鮮やかな黄色に茶色の目の入った花は、背丈も15cmから30cmであまり高くならずに、

初夏から秋(5月中旬~10月頃)まで咲き続けます。

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『メランポジュウム』の花畑で、バッタを見つけました。俳句などでは、バッタは秋の季語として使用されます。

秋は、そこまで来ているようです。

9月に入ると少し涼しくなるかもしれません。

四季のいろどり82<武蔵野自然林コンサートホール>

平成24年8月26日(日)

今年は連日厳しい残暑が続いています。

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セミの幼虫は節目節目で脱皮を繰り返し成長していきます。

幼虫は羽化が始まると徐々に姿を変え成虫になります。

やがてセミたちは繁殖行動をとります。オスは大きな声で鳴き、メスに自分の居場所を知らせます。

交尾のあと、メスは枯れ枝や樹皮に産卵します。

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やがて、卵から幼虫になると長い地下生活が始まります。

セミは外敵から身を守るよう保護色になっているのでしょうか、木にとまっているセミは、なかなか見つかりません。

武蔵野自然林の中で聞くセミたちの声は、いつも大合唱となって聞かせてくれます。決して騒音に聞こえることはありません。

鳴き声を聞き分け違った鳴き声が聞こえたら今まで分らなかったセミが見つかるかも。

武蔵野自然林の中に一歩入ると、セミの鳴き声だけが響き渡ってなんとも不思議な気分になります。

四季のいろどり81<ムクゲ>

平成24年8月24日(金)

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8月も余すところあと1週間となりました。弦巻騎道スポーツ少年団の軽乗チームのみなさんが走路で練習をしています。

夏休み期間中、練習は月・火を除いてほぼ毎日行われています。残暑厳しい日が続いていますが、

少年団の皆さんは皆元気いっぱいです。

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軽乗チームが練習しているそばでは、『ムクゲ』が花を咲かせていました。

花期は7月~9月の間で、花は、一日花といわれていますが、涼しくなると数日咲きます。

四季のいろどり80<上町こどもまつり(馬とのふれあい)>

平成24年8月22日(水)

今日は、世田谷区主催の「上町こどもまつり」が開催されました。

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この「まつり」は本苑も協力して行われ、日本庭園を会場にミニチュアホースとのふれあいコーナーも開かれました。

写真上は、ラッキー号です。

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ブラックミニ号とのふれあいも大賑わいで、「まつり」を盛り上げてました。

なお、上記2頭は、今週末の8月25日(土)・26日(日)に行われる「麻布十番まつり」にも

出店参加しふれあいコーナーを開く予定です。

場所はJRA六本木事務所のあるヒルズゲートタワー前のJRAブースです。

時間は15時~20時の間に様子を見ながら数回実施しますので皆様のお越しをお待ちしています!

四季のいろどり79<サルスベリⅡ>

平成24年8月19日(日)

昨日の馬事公苑は、午前中に雨が降りましたが、その後はsun快晴になりました。今日も30℃を超える暑さになりました。

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先日に引き続き『サルスベリ』をご紹介します。今日は、ピンク色の『サルスベリ』です。

正門よりの走路横断入り口付近とふれあいひろば向かいのメインアリーナの角に植えられています。

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馬事公苑には、このピンク色と先日お伝えした淡紫色があります。

『サルスベリ』の名前には、幹がつるつるして猿もすべりそうという由来があります。

また、夏の暑い間咲き続けることから別名「百日紅(ヒャクジツコウ)」とも言います。

『サルスベリ』は、実際3ヶ月ぐらいは、開花していますので、皆様には、長く楽しんでいただけると思います。

四季のいろどり78<サルスベリⅠ>

平成24年8月17日(金)

今回紹介するのは淡紫色の花をつけた『サルスベリ』。苑内の『サルスベリ』は、

淡紫色とピンクの花を咲かせます。

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『サルスベリ』は走路のグラスアリーナ側とメインアリーナの行幸啓記念碑の後ろ側に植えられ、

今が見頃とばかりに花が咲き誇っています。

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馬事公苑は、馬のいる公苑。『サルスベリ』と一緒に写っている馬は警視庁騎馬隊の武蔵号です。

運よく間近で馬と出会ったら、馬と直接ふれあうこともできるかもしれません。

この際、馬に近づくときは、馬を怖がらせたり、驚かせたりしないよう、気配りをお願いします。

 

四季のいろどり77<ニオイシュロラン>

平成24年8月15日(水)

東京地方は、相変わらずほとんど雨が降りません。熱帯夜が続いています。

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ふれあいひろばの『ニオイシュロラン』が、南国ムードを醸し出しています。

『ニオイシュロラン』は、ニユージーランドが原産国です。

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日本では、この木は、もっぱら観賞用に植えられていますが、葉からは強い繊維がとれますし、また、果糖を含むシロップがとれるそうです。

四季のいろどり76<ひまわり&サルビア&ペンタス>

平成24年8月12日(日)

暑い日が続いています。雨が降る気配はありますが、降ってもまとまった水量になることはなく、早々都合のいいようには行きません。

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『ひまわり』が大輪の花を咲かせています。

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『ひまわり』の花壇の前には、中央の赤い▲を形作っている花がサルビアでその両側には、ピンク色をした『ペンタス』がいろどりを添えています。

花畑には、暑い夏にふさわしく元気のでる花壇がありますので、ぜひ、お立ち寄りください。

平成24年度 苑長杯

平成24年8月11日(土)

本日は、「苑長杯」がありました。この「苑長杯」は馬事公苑で活動している弦巻騎道スポーツ少年団による年間行事の一つで、日頃の訓練、あるいは強化合宿訓練の成果を発表する場として、例年、この時期に実施されています。

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今回実施された競技は、部班、クロス障害、および初級障害(H80)の3種目です。なお初級障害(H80)はインドアアリーナで行われ、上の写真は、その競技の様子です。

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上位(1位~3位)入賞者には、苑長(後列左から4人目)からリボンとタスキ(1位青色・2位赤色・3位黄色)が贈られました。

四季のいろどり75<アベリア>

平成24年8月10日(金)

アベリアの花が見ごろを迎えています。

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アベリアは、低木で、春から秋のかなり長期に渡って、釣鐘型の小さい花を多数咲かせます。

馬事公苑のアベリアは、お花畑の走路側入り口に多数咲いています。

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アベリアの香りは非常に強く、日本列島の関東以西では真夏の酷暑の時期に花をつける在来植物が少ないため、この時期にはアベ

リアの花に多様なハチやチョウが吸蜜に集まります。上の写真で中央やや左に写っている蝶のカバマダラは幼虫期に有毒成分を含む植物を食べているので、成虫してもカバマダラは、天敵に襲われることはありません。「擬態」は鳥などの天敵から身を護る意味があります。これに似た模様の蝶を調べたところ、どうやら、ツマグロヒョウモンのメスのようです。