若返りの季節
ひらひらと葉が落ちて、なんとなく物寂しくなる季節。11月ですよ、もう。早いですね1年は。毎年、言ってるかなあ・・・この台詞。
しか~し、きゅう舎の馬たちはというと元気な鳴き声が響いているんですよ!!この時期は2歳馬が増えてくるんですね。気がつくと、4分の1が2歳馬で占められていました。
2歳馬は何と言っても顔つきが子供っぽくて、可愛いのがいいですよね。馬房でも運動中でも、とにかく落ち着かなくて
「あっぶねえ!蹴られるとこだったよ・・・」
「わかった、わかった、今飼い葉やるから・・・待てよ(キムタク風)」
とか、きゅう務員たちの声が聞こえてくるのもこの時期の特徴でしょうか・・・。
「へえ、あの○○の子供かあ・・・言われてみるとそっくりだよな」
「懐かしいなあ。こいつの父ちゃんの現役時代はすごかったよなあ」
なんて話も出てきたりします。
彼らは体が柔らかいのも特徴。皆さんは目がかゆい時ってどうしますか・・・って、当然指でこすりますよね。馬は前肢は届かないから壁などにこすりつけます。でも中には・・・後肢の蹄でこすることも出来るのです。「どうやって?想像できない・・・」っていう人も多いと思いますが、それをはじめてみた時は私もびっくりしましたよ。
「やわらかいなあ・・・」
だから若い頃、先輩に
「馬の横に立っていても危ないから後肢の動きに注意しろよ」
といわれたものです。競馬場では2歳の新馬戦が行われています。やんちゃな彼らの仕草をじっくり観察するのも面白いかもしれませんよ。(ASHI)
きゅう舎関係者の皆様へ
「常磐は2歳馬の入きゅうが増えてにぎわっています。入きゅうのお問い合わせは常磐に直接お願いいたします。また、再生医療に関する入きゅう馬も7頭を数えています。こちらについてもお問い合わせは常磐まで!」(ASHI)