函館・馬温泉今昔物語【その1】
こんにちは。
函館競馬場が馬温泉ブログに加わって約半年が経ちました。
今後も、皆さんに興味を持っていただけるようなネタを提供していけたらと考えていたところ、
ふと、そう言えばまだご紹介していなかった大事なことを思い出しました。
それは、函館競馬場・馬温泉所の歴史と付属設備についてのお話です。
いちばん最初のブログで、湯の川温泉が源泉であり、その泉質については簡単にご紹介
しましたが、今回は、まず函館競馬場・馬温泉所の歴史についてお話したいと思います。
函館競馬場・馬温泉所は、1962年(昭和37年)に湯の川温泉「大湯温泉」内に
競走馬の温泉施設として開設されました。以降、この温泉施設は湯の川温泉
の名物として親しまれるようになりました。
現在の馬温泉と違い、4頭が一緒にお風呂に入っています(人も乗ったままですね)。
この「大湯温泉」は函館競馬場外にあったため、周辺の交通事情の変化(競馬場
から公道を馬を曳いて温泉に通っていたため)により、1978年(昭和53年)にいったん
は廃止されました。
1981年(昭和56年)、関係者の強い要望により、函館競馬場内に現在の馬温泉所
が新たに開設されました。
ご存知、現在の馬温泉所の湯船です。今では、1頭ずつが当たり前になりました。
開設当初は夏季療養馬の利用のみの運営でしたが、1994年(平成6年)に冬季療養馬
の受け入れが開始され、現在の運営方法が確立されました。
次回は、馬温泉所の付属設備についてご紹介したいと思います。