温泉療養馬到着!
ナナカマドもすっかり色づき、函館場内の景色は秋から冬へ。
6月は目にやさしい青葉でしたが、5ヶ月を経て、
馬道も木々の位置も施設も変わらないのに、
色によって景色はこうも変わるものなんですねぇ。
昨日函館競馬場に秋冬シーズン初の温泉療養馬が到着しました。
腕節の関節鏡の手術を実施して、術後経過観察を無事に終えての移動です。
20時間を越える長旅でしたが、到着後すぐに乾草をモリモリ食べて元気いっぱいでした。
まだ、ここはどこなの?と若干緊張しているみたいですが、
馬房に顔を出すと必ず近寄ってきてくれるいい子です。
手術直後ですので、しばらく様子をみて温泉療養を開始したいと思います。
9月に芝コースの張替え準備(芝を剥がしたコース)をご覧に入れましたが、
10月に張替え作業が行われました。
剥がされた芝コースに、予め四角に切り取られた芝のブロックを正確にはめ込んでいきます。
これは馬場の方達の手作業によるよるものなのですが、
はめ込んでいる前線はすべてこの形。
匠の技。
こうして、本年の長い函館開催を耐え忍んだ芝コースは、若い芝にバトンタッチされ、
このように生まれ変わりました。
若い芝達が根を伸ばし、芝コースの芝として活躍するためには、
前の年には張替えを終えておかないといけない。。。
また一つ勉強になりました。
皆さん、常磐の「その話は次回・・・」 の続きが気になりません?。