【栗東TC】栗東トレセン夏休み親子見学会~その他編~
2週連続の更新です!
さてさて、前回はトレセン親子見学会の「きゅう舎訪問」だけをピックアップしました。
今回はその他編ということで、どんなツアー内容だったのかをご紹介。
まず馬運車見学です。トレセンから競馬場まで競走馬を運ぶための車です。中を見ることってほとんどないですよね。実際どうなっているのかを見ていただきました。
仕切りが見えますかねえ?これは1頭分のスペースです。大体3~4頭くらいで運びます。牡馬と牝馬を同じ車に乗せる時は、必ず前列を牡馬、後列を牝馬にします。牡馬は前に牝馬が見えると、発情してしまうので、馬運車の中で暴れてしまうのです。
そしてこの前部分にきゅう務員さんのスペースがあります。結構広々としていて休めるようになっています。栗東から小倉も札幌も(!)馬運車で行くので、移動時間がとっっっっても長くなってしまうんですねー。
さて、続きまして「馬場車両でのコース1周」です。
ウニモグという車両があるのですが、車の後ろにほうきみたいなのを付けて馬場をならす(ハロー掛け)ために使用する車両です。それに乗ってどこまでも!です。実際はコースをぐるっと1周したのですが。
右の写真は、おそらく何のことかさっぱりわからないと思うのですが、これは散水車が散水した跡です。中央の白い部分がウニモグの通った跡、左右のちょびっと色が濃くなっている部分が散水した跡です。なんともシュールな写真ですね。
さてさて続きまして、ゲートです。発馬機です。
レースに使うものと同じ仕様ですが、これは「発走試験」用のものです。これを使ってトレセンでは毎日試験が行われています。
この日はスターター(レースの時赤い旗を振ってテレビに映る人のこと)気分を満喫してもらおうとゲートをぱかんと開けたり、競走馬気分を満喫してもらおうとゲートに登ってもらったりと盛りだくさん。子供たちにも、どっちも満喫できて喜んでもらえたのではないでしょうか。
その後は、乗馬センターで乗馬体験、初めての方は目線の高さと馬の反動にびっくり!!
という内容でおよそ6時間に及ぶ行程を終え、暑さにグダっとなった子供たちに、最後のサプライズを用意。カキ氷です!いやーおいしかった。まさに夏休みですね。
こうして2日連続行った「栗東トレセン夏休み親子見学会」も無事に終了しました。みなさんの夏休みの思い出となっていたら嬉しいです。