【栗東TC】栗東トレセン夏休み親子見学会 その2
「栗東トレセン夏休み親子見学会 その1」からの続きです。
まずは馬運車見学です。運送会社の方から説明を聞きながら、実際に馬運車の中を見学しました。車内には長距離移動に耐えうる設備が整っており、初めての馬運車に皆さん興味津々。ちなみに競走馬の輸送には、栗東~東京間は約6時間、栗東~函館間はなんと約20時間(!)もかかるそうです。
馬運車見学の後は診療所、造鉄実演を見学し、それからきゅう舎を訪問しました。きゅう舎訪問の後もまだまだイベントは続きます。
今度は内馬場に移動し、ハロー掛けをするための車両Unimog(ウニモグ)に乗って、ダートコース(1周1,600m)をのんびり周回しました。車上から見るトレセンの景色はまさに広大の一言。
それから発走地点に移動し、ゲート(発馬機)を見学しました。子どもたちが実際にゲートに入り、ゲートの開く瞬間を体験。ゲートの開く音を間近で聞く機会はめったにないと思いますが、想像以上に音や振動が大きく、その迫力に子どもたちから歓声があがっていました。
そして両日とも発走地点に今年3月に引退された内田浩一元騎手が顔を出してくれました。1990年にメジロマックイーンで菊花賞を勝った内田さん。昔を思い出されているお父さん、お母さんが多かったように思います。内田さんの軽快なトークに、皆さん(特にお父さん、お母さん)聞き入っていました。
そして今回のイベントのラスト、乗馬苑での乗馬体験には、騎手の方々がサプライズゲストとして登場。乗馬の後トークショーが開かれました。
こちらは30日のゲスト、左から順に田中健騎手、和田竜二騎手、川田将雅騎手です。
続いてこちらの写真は31日のゲスト、左から順に渡辺薫彦騎手、仲田雅興騎手、南井大志騎手です。
両日ともトークショーはたいへん盛り上がりました。レースについて話す騎手たちの格好良さに、お母さん方からは黄色い声援が上がっていました。「騎手になるために、今からやっておくことはありますか?」といったさまざまな質問に、じっくり考えながら、子どもたちに丁寧なアドバイスを送る騎手たち。終了後にはサイン会と、充実したトークショーでした。
昨年同様に今年も「栗東トレセン夏休み親子見学会」では子どもたちのたくさんの笑顔を見ることができました。皆さんの夏休みの思い出になったのかなと思います。これからも魅力あるイベントを実施していきますので、ぜひイベントに応募してみてくださいね。ご応募お待ちしております。