【競馬学校】白井・鎌ヶ谷の市民講座に参画しました。
競馬学校では、近隣住民の方を対象に、馬の文化をより知っていただくことや競馬学校・競馬により親しんでいただくことを目的に、白井市や鎌ヶ谷市が主催する市民講座に協力しております(白井市については9月に「白井市民大学校」から75名の方にお集まりいただき実施済みです)。
また、11月29日は鎌ヶ谷市主催の講座を、市民80名にお集まりいただき、競馬学校を会場に行いました。その内容をご紹介いたします。
はじめに「小金牧」を題材に、鎌ヶ谷市教育委員会の犬塚俊雄さんより「野馬のいた風景」~江戸時代の鎌ヶ谷付近の様子について極めて興味深い講義がなされました。
江戸時代、白井市・鎌ヶ谷市の所在する千葉県北西部には、軍馬を育成するための「牧」と呼ばれる放牧地があり、元来馬とは縁のとても深い土地柄です。特に、鎌ヶ谷市を中心とする「小金牧」は優秀な馬を輩出することで知られていました。
次いで、競馬学校 亀井慎一副校長から、「馬と人とのかかわり」と題し、馬という動物の進化や西洋や日本での馬と人とのかかわりの歴史など幅広い知見が披露され、絶妙なトークと相俟って大変好評を博しました(写真は9月・白井市の模様)。
また、昼食(競馬学校の生徒が日頃食べている人気メニューを織り込んだスペシャル弁当・693キロカロリー)をはさんで、競馬学校の施設見学も実施され、実際の教育用馬等もに触れていただいた後、ゲストにおなじみの須田鷹雄さん・小島友実さんをお迎えし「競馬の楽しさを知る」と題し、初心者の方でも幅広くそして奥深く競馬の魅力にふれていただけるような楽しいガイダンスをしていただきました。
この講座に参加していただいた皆さんには、12月の中山競馬にも観戦ご招待というお楽し
みが残っています。
競馬学校発の、馬の文化に触れていただけるような市民講座は、来年度につきましても、さらに周辺行政等の協力を得て、内容を充実させ発展させていきたいと考えております。