愛馬の日に向けて<弦巻騎道スポーツ少年団軽乗チーム>
平成22年9月19日(日)
愛馬の日に向けて、『馬事公苑 Dream Horse Show 2010』の練習風景などを連日お伝えしていますが、本日は、弦巻騎道スポーツ少年団軽乗チームの様子をお届けします。
軽乗とは、いったいどういうことをするのかしら?と思われる方もいらしゃると思いますが、軽乗とは、字のごとく、馬の上に乗って軽々と組体操のような演技をすることです。
では、弦巻騎道スポーツ少年団軽乗チームの練習を見学しましょう。
馬は、スカーレットちゃんです。調馬索という紐のような調教用具で、直径13mの大きな輪を左手前(左回り)の駈歩(かけあし)で回ります。その馬の背の上で、軽乗チームのメンバーが演技を行います。
↓軽乗の演技の基本となる「旗」という演技
左手と右足が真っ直ぐに伸びています。
↓「首旗」です。
馬の肩に手を置き、後方を向きながら右足を高く上げています。
↓「横旗」
走っている馬の上で横向きになります。横に向くのはバランスをとるのがとても難しいです。
↓「直立」
馬の上に真っ直ぐに立つのはとても難しく、勇気のいることです。
↓「L字」
字のごとくL字の状態で、後ろ向きに座ります。
↓「バックバランス」
二人で行う難易度の高い演技です。
↓「ご挨拶」
少年団の練習は、始まりと終わりに指導者と礼を交わします。けじめのある練習は、たいへんすがすがしいものです。
軽乗の演技は、一見サーカスのように見えますが、れっきとした競技スポーツです。世界馬術選手権大会にも入っているほど海外では人気の高い競技なのですが、本格的に活動を行っている弦巻騎道スポーツ少年団は、日本における先駆け的な存在となっております。皆様、どうぞ、このチームのすばらしい演技をご覧いただきたいと思います。9月23日(祝)愛馬の日に是非、馬事公苑に来てください。職員ならびに少年団一同皆様のお越しをお待ちしています