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企画の桑野です。
とうとう師走。一年間、本ブログにアクセスしてくださった皆様に感謝申し上げます。
今月は、1日(月)と2日(火)にかけて東京都両国のKFCにて、本会主催の競走馬に関する調査研究発表会、および日本ウマ科学会主催の学術会議(図1)が開催かれ、ウマに関する獣医学的・科学的知見の他、ウマ文化に関わる発表が多数報告されました。

図1.日本ウマ科学会の講演要旨表紙
それぞれの職場の枠を超えて日本中のウマに関わる各種方面の方々が一同に集うサロンの役割も担っており、特に懇親会は人的交流、および情報交換の場を提供し、大変に盛り上がりました(図2)。

図2. これからの獣医馬臨床を支える若者達も活発な情報交換で盛り上がっていた!
競走馬総合研究所(総研)にとっては一年を締めくくる一大イベントであり、主導的かつ積極的に関わっていましたから、無事に終了したことに安堵しております。今は、次年度の研究活動に向けて気が引き締まる思いで年末を迎えております。
ところで今週末の中山競馬は、こちらも競馬の一年を締めくくるビッグイベント;有馬記念ですね。総研の職員であっても開催出張にあたっている者は、ここでの任務を終了してようやく年が越せます。ロイヤルファミリー(民放)がテレビ放映されて有馬記念の存在が大きくクローズアップされましたので、どんなウマが勝つのか関心のある方も多いことでしょう。
そして、その勢いのまま午年に突入するという本会には追い風の一年がやってきます。元旦から、朝早いのですが馬事公苑に関わるテレビ番組(新春 皇室の窓スペシャル/テレビ東京. AM5時~)が放映されるなど、来年はウマ達の活躍に注目が集まりそうで、ちょっと期待。総研もより良い馬づくりのため、伝染病の管理、熱中症対策、調教や競馬に向けた運動機能の探求、病気の解明などなど多方面の研究に向けて頑張ります!来年も本ブログをどうぞご贔屓に。