温泉療養馬の検査
こんにちは。
今日は、午前中に温泉療養馬の故障箇所の経過検査を行いました。
「屈腱炎」で療養している馬にはエコー検査を、「骨折」で療養している馬にはレントゲン検査
を、それぞれ行いました。
函館競馬場では、月に1回程度の割合で温泉療養馬の検査を実施しています。
この検査結果を管理する調教師に報告し、その後のリハビリ方針を決めていきます。
レントゲン検査をしているところです。
レントゲン検査を行う場合、X線防護服(水色の服と手袋)というものを着用します。
こういう写真が撮れます。
この写真は、右前肢の腕節(わんせつ:ヒトの手首)という部分です。
今回の検査では、「骨折」で療養している馬の1頭が、騎乗運動を開始できるレベルになった
ことが分かり、明日函館競馬場を後にすることが決まりました。
また、「屈腱炎」で療養している馬の2頭も、曳き運動より強い負荷のかかる運動を開始する
レベルになり、2頭とも常磐支所に行くことになりました。
それぞれ、次のリハビリ先でもがんばって、1日も早く競馬に復帰してくれることを願って
います。