東日本大震災1年
3月11日で、東日本大震災から1年が経ちました。
ここ常磐支所は、建築物の破損等はありませんでしたが
水道の供給がストップするなど大きな影響を受け、
馬たちのリハビリも遠回りを余儀なくされたようです。
「ようです」というのは今回から筆者交代しています。
当時私は小倉競馬場で執務していましたので、揺れなど感じるはずもなく
テレビで惨状を見ながら絶句したことを覚えています。
特にいわきの様子が映し出されるたびに心を痛めていました。
というのも、以前に一度この常磐支所で働いたことがあり
見覚えのある風景が多く、人ごととは思えなかったのです。
この一年、いわきの力になれないことに、もどかしさを感じていましたが
縁あって再度この常磐支所で働くこととなりました。
少しでもいわきの復興の力になれればと思っています。
JRAでは今回の3月11日の開催は
「東日本大震災 被災地支援競馬」として実施されました。
震災発生時刻の14時46分には黙祷を捧げました。
当日私も中山競馬場で執務していましたので、皆さんと一緒に黙祷を捧げてきました。
それでもやはり3月11日はいわきの地にいなければと思い
急いで帰ってきましたが、冷たい雨が降っていました。
まだまだ復興途中だという暗示なのか、何か寂しげな雨でした。
でも翌朝
晴れました!
新たな一年の始まりです。
まだまだ薄氷も張り、春まだ遠しという感じですが、いわきは着実に復興しています。
来月には福島競馬も再開し、「福島復興祈年競馬」として実施されます。
常磐支所も復興の手助けができるよう、がんばりたいと思います。
筆が遅く、多くを伝えることは出来ないかもしれませんが
常磐支所のこと、福島のこと、少しずつ発信していきたいと思います。
がんばろう日本!
がんばろう福島!
がんばろういわき!
〈K〉