3月11日
3月11日。
東日本大震災発生から4年が経過しました。
東北地方に大きな被害を及ぼした震災。
私は、当時、東京から関西へ向けて走る新幹線の中で遭遇しました。
窓からは、電柱が左右に揺れ、建物から大勢の人が流れ出てくる光景
が映り、地震の規模の大きさを感じたのを思い出します。
当時、常磐支所も被害を受け、一時リハビリ業務の停止を余儀なくされました。
療養馬を美浦トレーニングセンターへ移してリハビリを再開。
残った職員で常磐支所の保守管理の対応や、いわき市の避難所等へ
給水車を使用して周辺住民の方々への給水活動や、
美浦から預かった物資の供給を行ないました。
震災から1ヵ月後、断水、温泉断湯が解除され、
再び常磐支所でのリハビリを開始することができました。
美浦トレセンでのリハビリ
当時の給水活動の様子
美浦トレセンからの常磐へ帰還する療養馬
あれから4年。時の流れの速さを感じます。
今では震災前と変わらず、リハビリ業務を続けることができています。
あの時の経験によって、地域住民の方々との深い絆ができ、
多くの方々から支えられたおかげで、ここまで無事に活動が続けてこれたんだと実感します。
いまだ多くの方々が復興へ向けた努力を続ける毎日。
我々も福島を元気にする思いで、歩んでいきたいと思います。