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【競馬学校】ドバイで戴冠!アドマイヤムーン帰国

1 アドマイヤムーン(牡4/栗東・松田博資きゅう舎)が、6日成田に帰国。そのまま輸入検疫のため、競馬学校国際きゅう舎に到着しました。

 アドマイヤムーンの遠征成績は、「ドバイ・デューティ・フリー」(G1)(3月31日/ドバイ・ナドアルシバ競馬場/芝1777m)で見事優勝。そのまま香港に転戦して臨んだ「オーデマ・ピゲ・クイーンエリザベスII世カップ」(G1)(4月29日/香港・シャティン競馬場/芝2000m)では惜しくも3着となりましたが、日本馬の実力を示し、このパフォーマンスでレーティングは125ポンドと、非常に高い評価を得ました。

Photo_13    一緒に帰国された松田博資きゅう舎の馬場政信きゅう務員(写真右)の話によると、「長期間の遠征でしたが、疲れやストレスも見られず、元気に帰ってくることができて良かったです。私も元気いっぱいです。今後は宝塚記念(GⅠ)(6月24日/阪神競馬場)を目指して調整していくと聞いています。」とのこと。

 秋の天皇賞も当然視野に入っていることでしょう。今年の中距離界は、同馬の動向から目が離せなくなりそうですね。

★写真はいずれもJRA競馬学校診療所撮影

【競馬学校】ホースショー特設ブース

Photo_16 3日から5日の馬事公苑「ホースショー」に「競馬学校ブース」を出展しましたところ、好天も手伝ってか、多数の皆さんにお立ち寄りいただきました。スタッフ一同、心より御礼申し上げます。

 

 

 

 

 

  

 

 生徒が訓練用に使う「木馬」の試乗体験には絶え間ない行列ができました。今回はお子さまを対象に実施しましたが、川崎競馬所属の現役騎手の方が飛び入りで跨ってくださり、華麗なフォームを披露していただくなど賑わいました。

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 今後とも校外に飛び出し、皆さんに競馬学校(特に騎手課程の受験)へ興味を持っていただけるような機会をご提供できればと考えています。

【美浦TC】ジョッキーマスターズを終えて Part2

こんにちは。

4月22日(日)に大盛況のうちに行われた、ジョッキーマスターズの打上げが美浦トレーニング・センターで行われました。

現役時代に人気ジョッキーだった皆様にとっても、ジョッキーマスターズの盛り上がりは興奮するものであったようで、

「あれだけのお客様、大歓声の前でレースができるとは、ジョッキーをやっていて良かった」

と、元ジョッキーの皆様にとっても思い出に残るものになったようです。

さて、肝心の打上げですが、各自が持ち寄った肉と野菜を豪快にバーベキュー。

先日は勝負師に戻った元ジョッキーの皆様もその余韻にひたりつつ、今日は楽しく皆で飲んだり食べたり☆

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そんな中、根本調教師からのサプライズがありました。

なんと第1回ジャパンカップのポスターを持ってきてくれたのです。

これには往年の名ジョッキー達も感慨深げ。

「当時はこの先20年は日本の馬は勝てないと思ったが、こんなに強くなるとは、今の日本の馬は世界レベルだ」

と懐かしくも誇らしげに語っていました。

 

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それぞれの個性で多くの競馬ファンを魅了し、今の競馬人気の礎を築いてきてくださった名ジョッキーの皆様はやっぱりすごいですね。

私も1競馬ファンとして、今回参加してくださったジョッキーの方々に新たなメンバーを加えた「第2回ジョッキーマスターズ」がいつかまた開催されることを期待しています。

【美浦TC】ジョッキーマスターズを終えて Part1

こんにちは。

皆さんは、4月22日(日)に東京競馬場で行われた「ジョッキーマスターズ」を御覧になったでしょうか?「ジョッキーマスターズ」とは、引退したかつての名ジョッキー達が1レース限定で“現役”復帰する夢舞台。12レース終了後にもかかわらず、集まった4万人を超えるファンが今か今かその時を待つ中、GⅠファンファーレが鳴り響き、思い出深い勝負服に身を包んだかつての名ジョッキー達が熱い勝負を繰り広げました。惜しくも優勝は逃しましたが、現役時代さながらの見事な騎乗で一際大きな声援を浴びた岡部さんに「ジョッキーマスターズ」を振り返っていただきました。

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――― 「ジョッキーマスターズ」が終了しましたが、久しぶりにレースをした感想はいかがですか?

(岡部氏)思ったより面白かったです。久しぶりに勝負服を着て馬にまたがり、タイムスリップしたみたいでした。もう一度、あんな格好をして本馬場に出るなんて夢にも思いませんでした。また、平日から1頭の馬に集中して乗り、苦労してレースに向けて仕上げるという、レースまでの過程も面白かったですね。(※岡部さんとその騎乗馬「クウェストルージュ号」は、「ジョッキーズマスターズ」に向けて1ヶ月前から人馬共に調教に励んできました。 詳しくは3月30日の美浦TCブログ『騎手!? 岡部幸雄』をご覧ください。)

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――― 結果は5着でしたが、この着順に満足していますか?

(岡部氏)もちろん少しでも着順が上の方が良かったですが、楽しめたということが一番です。最後までもつれる良い勝負でした。終わって少し拍子抜けしましたよ。

――― 12レース終了後も4万人を超えるファンが残ってくれましたが、どのように感じましたか?

(岡部氏)誰も残っていなかったら、どうしようかと思いました(笑)。多くのファンの皆様や関係者のバックアップがあって初めてできることなので、感謝しています。これからも、是非、競馬場に足を運んでもらいたいですね。テレビでは伝わらないレースの迫力やイベントなど、競馬場でしか味わえないものもありますから。

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――― 最後に聞かせて下さい。「ジョッキーマスターズ」に、また出場したいですか?

(岡部氏)出場するなら、また体を作らなければなりませんし準備が必要ですが、今なら体が馴染んでいるので、すぐ乗れますよ(笑)。目標ができるのは楽しいですし、今回出場しなかった人の中にも、出場したいと思っている人は大勢いるでしょうから、是非、またやりたいですね。次は中山ですか(笑)。一年に一度くらい、全国の競馬場持ち回りでやりたいですね。

久しぶりに競馬場でレースに騎乗し、とても楽しかったと語る岡部さん。

岡部さんのみならず、今回東京競馬場やモニターでその興奮を味わった競馬ファンの皆さんも次回のジョッキーマスターズの開催を楽しみにしておられるのではないでしょうか。

次回のPart2では岡部さんも参加した「ジョッキーマスターズ打上げ」の模様をお伝えいたします。

ジョッキーマスターズの結果はこちら

【競馬学校】来たれ馬事公苑『ホースショー』!競馬学校特設ブースもあるでよ!!

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 競馬学校には、盆も正月もないことは、折をみてお伝えしていますが、5月のこの時期は、3日から6日までの間、全休日と半休日とを繰り返します。騎手課程生徒は毎日検量を行い、規定内の体重を維持していくため、なかなかのんびりというわけではいきませんが…。そんな中今日は、厳しい訓練の合間を縫って、全校生徒が参加したソフトボール大会の熱戦が続く馬場内グラウンドからお知らせをひとつ。

 5月3日から5日まで、馬事公苑(東京・世田谷区)のホースショーに、競馬学校が紹介ブースをオープンします。将来騎手を目指す方を対象に、最前線の実技教官が競馬学校のしくみについて丁寧に説明をいたします。騎手課程の受験に関心のある方、このブログを見てちょっとのぞいてやろうかという方、皆さんウェルカムです!連休後半はぜひご家族、カップルで(ひとりでも!)馬事公苑までお越しください。(競馬学校ブースは、ちょうどメインアリーナと売店・休憩所の間に設置します。)