馬事公苑だより

平成２２年８月２８日（土）

こんにちは　四季のいろどり４７号です。

みなさん、お元気ですか？何日も雨が降らず、暑い日が続いています。植物も馬たちも、暑さでぐったりしています。そんな毎日でも、馬事公苑の馬たちが元気よく振舞っている様子をご紹介します。

放牧場にいってみましょう放牧されている馬の様子を見にいきます

↓ブラックミニくんに挨拶してから奥に向かいます。

こんにちは、ブラックミニくん。今日も、暑いですね。

↓放牧場の看板のほうへ向かいます。

↓ラックくんとヌアージュデボリーくんです。

柵越しになにやら世間話をしているように見えます。

↓ジョニークエストくんです。

見返り美男子といった風情があります。

↓キャメロットくん（手前）とネレイダちゃん（奥）です。

フリーダムホースショーでおなじみの２頭です。

↓タリスマンくんです。アンダルシアンの演技で活躍中です。

今日は、とても元気で、走り回っていました。人懐っこくて柵の傍まで来てくれます。

↓芦毛（白馬）は、ペローくんです。隣の馬は、 タリスマンくんです。

ペローくんの体が、日の光を受けて、発光しているように見えます。日差しの強さを感じます。暑い夏の日の放牧場の様子は、いかがでしたか。放牧場では、馬たちは皆とてもリラックスしています。

さて、この後はお花畑に行ってみましょう。

↓『パンパスグラス』がお花畑に咲いていました。

 

８月もあと数日で９月になります。一足先に秋が来た！と思わせるような、ススキを大きくしたような『パンパスグラス』を見に、馬事公苑に来てください。秋を先取りしたような気分に成れるかも？しれません。

今日の最後は、『パンパスグラス』でした。それでは、また、お会いしましょう

９月の便りを待っていてくださいね

平成２２年８月２０日（金）

こんにちは四季のいろどり４６号です。

８月も半ばを過ぎると、９月２３日の「愛馬の日」に向けてグラスアリーナのメンテナンスが始まります。

また、今日はメインアリーナとドレッサージュアリーナにて高校生の大会が行われていますが、このところ雨があまり降らなかったので、地面がとても乾いています。そういう時に行う馬場のメンテナンスがあります。

今日は、馬場のメンテナンスをご紹介しましょう。まずは、グラスアリーナに行ってみます。

↓芝生のはげてしまっている部分に穴をあけて、芝を植えている様子をご覧ください。

きれいに芝が植えられました。この芝が根付いたあと、さらに洋芝の種を蒔きます。洋芝の芽が出揃うのに２週間ぐらいかかります。「愛馬の日」には、また、きれいな芝生がお目見えします。

↓スタンドの芝刈りも行います。

メインアリーナに行ってみます。

↓馬場の凸凹をなくし滑らかにして、馬が動きやすい状態を作っています。

ドレッサージュアリーナのメンテナンスを見てみます。

↓散水車で乾いた地面を潤し、砂埃によって馬場馬術の演技を妨げないようにします。

今日の最後は、オープンスクエアの馬たちとお散歩中のミニチュアポニーです。

↓オープンスクエアです。

手前の芦毛（白馬）がバクシンマックくん、青鹿毛（黒馬）がヘッセルくん、栗毛（茶色馬）がバルタザール くんです。

↓お散歩中のポニー（ミニチュア・ホース）に声をかけました。

左からショッカーくん、ジョニーくん、ショコラくんと弦巻騎道スポーツ少年団

こんな風に、散歩しています。これから厩舎に帰るところだそうです。「さようなら」と手を振ってお別れです。

それでは、四季のいろどりも、今日は、この辺で、さようなら

またお便りしますので、楽しみにしていてください

平成２２年８月７日（土）

こんにちは　四季のいろどり４５号です。快晴です。

ここのところ雨も降らず、暑い日が続いています。都会のオアシス馬事公苑といたしまして、きょうは、高原の涼風を連想していただけるような緑の放牧場と、暑さに負けずに頑張っている馬たちの様子をお届けします。

↓『サルスベリ』が満開になりました。正門から入って、前方右手方向です。

『サルスベリ』は、走路沿いにたくさん咲いています。（四季のいろどり４４号でも『サルスベリ』を紹介しています。そちらも併せてご覧ください。）

中央道を『サルスベリ』を見ながら突き当たりまで歩き走路を渡ります。

↓走路では、弦巻スポーツ少年団のメンバーが職員の指導の下ティアラちゃんの背中に乗って練習をしています。

少年団も木陰に待機しながらも、暑さの中で逞しく練習に励んでいます。（お客様にお願いがあります。少年団の練習の見学をする際にお写真を撮られるときは、少し遠くの位置からお撮りいただきたくお願い申し上げます。）

放牧場に向かいます

↓ラッキーくんです。久しぶりの登場です。

ラッキーくんは、なんと日光浴をしています。気持ち良さそうですね。

↓アグネスクラウンくんです。引き馬されて歩いています。

↓放牧場の奥に向かいます

ジョニークエストくんが放牧されています。

↓アンダルシアンの演技で活躍中のガウチョくんが、その脇で練習をしています。

放牧場の日本庭園側に行きます。この場所は、野外走行の競技の際は、コースとして使われます。

↓ペローくんがお座りの練習をしています。

ペローくんを調教している職員は、汗止めのタオルを頭にまいています。放牧場は、木陰がたくさんありますが、運動をするとたくさん汗をかきます。今日のように暑い夏も、そして寒い冬も、このように馬の訓練が行われます。訓練中は、静かに見守っていてください。（写真は、撮っても大丈夫です。）訓練がひと段落ついたなと感じられたら、どうぞ気軽に声をかけて応援してあげてくださいね。

さあ、それでは、ペローくんに「頑張ってね」と声をかけて、日本庭園にいきます

↓今日の最後は、日本庭園の『蓮（ハス）』です。

『蓮（ハス）』の花は、早朝に美しい花を咲かせます。そどうぞ、皆様、朝９時の開苑時に『蓮（ハス）』の花を見にきてください。お待ちしています。

では、また、お便りいたします。楽しみにしていてください

平成２２年８月１日（日）

「ふるさと区民まつり」のフィナーレコンサート前に主催者挨拶がありました。

馬事公苑からは、苑長と一緒にアメリカンミニチュアポニーのブラックミニくんも登壇し、一緒に挨拶を行いました。

苑長と一緒に、皆さんに「おじぎ」も行いました。

「ふるさと区民まつり」は、区民の皆様のご支援によって開催されている手作りによるお祭りです。馬事公苑は昭和53年の第１回開催から「ふるさと区民まつり」に会場を提供しています。それだけでなく、アメリカンミニチュアポニーのジョニー・ショコラ・ブラックミニくんたちによるお出迎えや体験乗馬、馬のアトラクション（トリックホース）などのイベントにおいても「ふるさと区民まつり」を支え、盛り上げました。

これからも、世田谷区民の皆様をはじめ、全国の皆様に、馬のいる公園として親しまれていくよう努めていきます。皆さん、これからも馬事公苑に遊びにきてくださいね。