« 2011年8月 | メイン | 2011年10月 »

2011年9月

★愛馬の日ドリームホースショークイズの答え★

9月23日(金・祝)

本日は雨も心配されましたが、無事「愛馬の日」を開催することが出来ました。

お忙しい中JRA馬事公苑へと足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。
馬事公苑の一大ショーであるドリームホースショーも大盛況の中終了いたしました。

さて、本日ドリームホースショーの際に実施いたしました「ドリームホースショークイズ」の答えを発表させていただきます!お手元にある問題用紙をご覧ください。

(1)ショーの中で数回登場し、台に乗るという技を披露してくれたフジテレビ系列「馬の王子様seasonⅡ」にも出演している茶太郎ことラッキーくんの品種は次のうちどれでしょうか?

(A)ウェルッシュポニー   (B)アメリカンミニチュアホース    (C)コネマラ

こたえ・・・(B)アメリカンミニチュアホース

かいせつ・・・体高(馬のき甲という部位のもっとも高い位置から下ろした垂線の長さ)が85cm以下で小型であることを特徴とする馬の品種です。ショーのときにも見られたかと思いますが、ものすごい小さくてかわいい馬ですね。馬事公苑の中でも非常に人気者です。

(2)馬に乗ることなく2本の長い手綱で馬の後方から指示を出し、息のあったさまざまな技を披露したペロー号の演技を何というでしょうか?

(A)ロングレーンダンス  (B)トリックホースショー  (C)フリーダムホースショー

こたえ・・・(A)ロングレーンダンス

かいせつ・・・馬が立ち上がる演技(クールベット)など、様々な演技を見せてくれました。実はこの演技非常に難易度の高いものなのです。調教者は馬にこれらの演技をさせるのに、ロングレーン(長手綱)だけで指示を伝えているのです。

(3)さきほど登場した馬事公苑で一番体重が重く、力持ちの勝姫号と、その後ろを歩いていた黒い馬体のミニチュアホース、ブラックミニ号との馬体重の差はおよそいくつでしょうか?

(A)約200kg           (B)約400kg           (C)約600kg

こたえ・・・(C)600kg

かいせつ・・・勝姫号は約700kg、ブラックミニ号は約90kgですので、その差はおおよそ600kgとなります。600kgって成人男性8人分ですよ?ブラックミニ号に8人の成人男性が乗ってようやく勝姫号だと考えるとすごいですね。

みなさま、答えはどうでしたでしょうか?

正解者の中から5組10名様には10月30日に行なわれます天皇賞(秋)当日の東京競馬場来賓席をプレゼントいたします。当選者には電話にて9月中にご連絡いたしますので、楽しみに待っていてくださいね!

ドリームホースショータイムスケジュールⅠ(13:00~13:41)

平成23年9月22日(木)

9月23日(金)の「愛馬の日」に行われます『ドリームホースショー』のスケジュールをご案内します。『ドリームホースショー』の実施時間は、13時(開始)~14時40分頃(終了)を予定しています。

①オープニング(13:00~13:04)

②レプリーズ

Photo_17

③ラッキー(茶太郎)Ⅰ(1回目13:09~13:11/2回目13:31~13:33/3回目14:25~14:27)

Photo_18

④フリーダムホースショーⅠ(13:09~13:11)

Photo_19

⑤軽乗(13:11~13:16)

Photo_21

⑥トリックホースⅠ(13:24~13:31)

Photo_36

⑦ラッキーⅡ(13:31~13:33)

⑦横鞍(サイドサドル)&パドゥドゥ(13:33~13:41)

Photo_24

これにて前半終了です。

ドリームホースショータイムスケジュールⅡ(13:41~14:40)

平成23年9月22日(木)

「愛馬の日」に行われます『ドリームホースショー』の後半部分のスケジュールです。

⑨ロングレーンダンス(13:41~13:48)

Photo_28

⑩ペルシュロンとミニチュアホース(13:48~13:51)

Photo_30

⑪アンダルシアンホースダンス(13:48~13:51)

Photo_29

⑫トリックホースⅡ(13:59~14:06)

2_2

⑬ミニチュアジャンプ(14:06~14:11)

Photo_31

⑭クイズ(14:11~14:14)

⑮競馬学校生徒障害飛越供覧(14:14~14:25)

⑯ラッキーⅢ(14:25~14:27)

⑰フリーダムホースショーⅡ(14:27~14:35)

Photo_33

⑱フィナーレ(14:35~14:40)

Photo_35

ここ数日に渡り、リハーサルの紹介をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
本番はもっと華やかにかつ盛大に見られます。ぜひ本番のドリームホースショーを楽しみにしていてください。

その他イベントにつきましては、下記ホームページにも掲載されていますので、是非ご覧ください。
このほかにもイベントが盛りだくさん用意されています。どうぞお楽しみに!

http://jra.jp/news/201109/091301.html

オープングセレモニー&アンダルシアン&フィナーレ(愛馬の日にむけて)

平成23年9月21日(水)

小雨が降る中で行われたオープニングセレモニーと、先日行われたアンダルシアンホースダンスとフィナーレの予行練習の様子を続けてお届けします。

↓オープニングセレモニーの様子

Photo

オープニングパレードは、本番では馬車を先頭に、アンダルシアン種、そして伝統馬事芸能出演者の皆さんへと行進が続きます。

↓オープニングセレモニーの会場(グラスアリーナ)です。

Photo_2

当日は、馬事公苑長が開会宣言を行います。

↓駒沢大学吹奏楽部の皆さんと現地での打ち合わせ

Photo_3

「愛馬の日」の当日は、駒沢大学の吹奏楽部のみなさんによる演奏で始まります。今日は小雨のため演奏ができませんでしたが、当日は皆さんの演奏が聴けるように天気がよくなることを祈ります。

次に先日14日に行われたアンダルシアン種の馬の演技の予行練習をお伝えします。

↓こちらの3頭が、アンダルシアン種の馬です。

Photo_4

アンダルシアン種は、スペイン原産の馬です。スペイン南部のアンダルシアン地方の太陽が燦燦と降り注ぐ土地で、大切に育てられた品種です。関節が柔らかいためリズミカルで、柔らかい肢の動きが特徴で、高等馬術(ダンス)に適しています。騎馬闘牛に使われているのもアンダルシアン種です。 勇敢で乗り手の指示に従順なアンダルシアン種の馬の演技を、ぜひご覧ください。

↓フラワーという演技です。

Photo_7

アンダルシアン種の馬の演技は、トリックホースⅡ(ホワイトワンボーイ号)終了後の14時ごろから始まります。楽しみにしていてください。

それでは、フィナーレの様子をご覧にいれます。

Photo_8

Photo_9

出演者は正装をして、JRAの旗を振りながら皆様にご挨拶をしていきます。オープニングパレードで始まりフィナーレで終わるまでの約2時間あまりの間、皆様に楽しんでいただこうと思っています。職員一同、皆様のお越しをお待ちしています。

その他イベントにつきましては、下記ホームページにも掲載されていますので、是非ご覧ください。
このほかにもイベントが盛りだくさん用意されています。どうぞお楽しみに!

http://jra.jp/news/201109/091301.html

フリーダムホースショーⅡ(愛馬の日にむけて)

平成23年9月20日(日)

今回は、フリーダムホースショーⅡ:ネレイダ号とキャメロット号の演技 をご紹介します。フリーダムホースショーでは、馬にハミや鞍といった馬具を一切装着しないで、馬を操り演技させます。その演技は、まるで調教者と馬とが語り合って行なっているようです。

それでは、フリーダムホースショーの世界をご案内します。

↓まずは、ネレイダ号との演技をご覧ください。

Photo_5

Photo_6

Photo_9

Photo_10

ネレイダ号(10歳)と、フリーダムホースショーⅠでご紹介したピノータ号(8歳)とは、姉妹の関係にあります。2頭は、フランス産でルジターノ種という品種の馬です。

次にネレイダ号とキャメロット号(16歳)の2頭で行う演技を紹介します。キャメロット号は、イギリス産でウエルシュポニー種という品種の馬です。

↓ ネレイダ号とキャメロット号の2頭による演技

Photo_12

Photo_11

フリーダムホースショーは調教者の合図に従い、馬自身が自由で楽しそうに、そして自発的に、さまざまな技を披露するところが見所です。そこには、人と馬とが築き上げた主従関係や信頼関係があります。ぜひ馬事公苑にお越しいただきフリーダムホースショーの世界に浸ってみては如何でしょうか。

弦巻騎道スポーツ少年団による軽乗(愛馬の日にむけて)

平成23年9月19日(月)②

今回は、弦巻騎道スポーツ少年団・軽乗チームの練習風景をお届けします。軽乗は、円運動をする馬の上でさまざまな技を決める演技で、海外では広く普及しています。また世界選手権の正式種目にもなっており、欧米では盛んな競技です。

↓「愛馬の日」に向け、技の練習について話し合う演技者たち(ミーティングの風景)Photo_3

指導者を囲み和やかな雰囲気でミーティングが行われています。

↓演技の最後に行なう出演者全員による技の練習です。

Photo_4

Photo_5

馬は、ニ三月号です。馬も軽乗の演技を行うことができるように訓練されています。

次に技の個別練習の様子をご覧ください。

↓模範演技です。

Photo_7

指導者に模範演技をみせてもらい、イメージをつかみます。同時に指導者から技を行う上での手順や注意すべき点などを教わります。

↓ 団員の練習風景

Photo_6

Photo_3

止まっている馬の上だけでなく、本番と同じように円を描きながら走っている馬の上でも練習をします。指導者のような演技をする前に、習得すべき段階があります。いきなり指導者のような演技をすることはできません。納得する演技ができるようになるには、たくさん練習をする必要があります。

↓「愛馬の日」に行う技の通し稽古

Photo_9

Photo_10

誰がどの技を行うかは、指導者を中心に団員が決めていきます。「愛馬の日」当日までに、構成を練り直すそうです。

練習の最初と最後には、指導者と団員は礼を交わしてけじめをつけます。その後、二三月号の体の手入れをして労をねぎらいます。今日は、ホワイトワンボーイ号の馬房前で手入れを行いました。(馬房から顔をだしている馬がホワイトワンボーイ号)

Photo_12

Photo_13

最後に厩舎の馬房前にて、弦巻騎道スポーツ少年団・軽乗チームのみなさんからのメッセージです。

「愛馬の日はぜひ馬事公苑にお越しいただき、二三月号と私たち軽乗チームの演技をぜひご覧ください。お待ちしています。」happy01

トリックホースⅡ(愛馬の日にむけて)

平成23年9月19日(月)①

「愛馬の日」に行なわれるドリームホースショーでは、トリックホースという演技を披露するポニーが2頭登場します。1頭はトリックホースⅠのりんご号で、もう1頭はトリックホースⅡのホワイトワンボーイ号です。りんご号は9月15日のブログですでに紹介させていただきました。そこで、今回はホワイトワンボーイ号の練習風景をご覧いただきます。

↓ホワイトワンボーイ号です。

Photo

ポニーが調教師の合図に従い、椅子に座ったり碁盤に乗ったりする演技をアメリカではトリックホースと呼び、サーカスなどでも披露されています。

それでは、ホワイトワンボーイ号の演技をご紹介します。

↓まずは、得意とするお座りです

Photo_2

↓ジャンプです。空中に浮いているようです。

Photo_3

↓クールベットです。迫力がありますね。

Photo_5

↓最後に、調教師が馬の上に乗りながら碁盤乗りを行います。

Photo_4

Photo_6

非常に高度な技ばかりです。「愛馬の日」当日には、軽快な音楽に併せてこのような高度な技を組み合わせご披露します。楽しみにしていてください。皆様のお越しをお待ちしています。

ロングレーンダンス&ペルシュロンとミニチュア(愛馬の日にむけて)

平成23年9月18日(日)

今日は、ロングレーンダンスでおなじみのペロー号の演技、そして、馬事公苑で一番大きな勝姫号(ペルシュロン種)と一番小さなブラックミニ号(ミニチュアホース種)の行進を取上げその練習風景をお届けします。

まずは、ロングレーンという長い2本の手綱と1本の長い鞭を使用して、いろいろな演技を行うロングレーンダンスをご覧ください。

↓ご挨拶

Photo_13

↓クールベット

Photo_12

↓お寝んね

Photo_15

ロングレーンダンスを演じるペロー号は、1995年アイルランドのコネマラ地方で生まれ、翌年、日本に輸入されました。同馬は、最初の繋養先であるJRA宮崎育成牧場で2年間、育成された後、98年に馬事公苑へ移動。演技を習得し供覧するようになりました。今年16歳になりますが、演技はますます磨きがかかり、円熟したものとなっています。

次に、ペルシュロン種の勝姫号(牝5歳)とミニチュアホース種のブラックミニ号(牡7歳)の行進を紹介します。因みに、ペルシュロン種の勝姫号は、通常は馬車馬として活躍しています。

Photo_16

Photo_17

Photo_18

Photo_19

「愛馬の日」当日は、弦巻騎道スポーツ少年団の団員が「ようこそ馬事公苑へ」の看板を持って一緒に行進します。

ラッキー台乗り&ミニチュア6段(愛馬の日にむけて)

平成23年9月17日(土)

「愛馬の日」のドリームホースショーでは、馬の王子さまで一躍有名になった「茶太郎」ことラッキー号が、いろいろな大きさの台に乗るショーを3回にわたって行います。今日はそのうちの2回の台乗りとミニチュアホースの6段飛越の練習風景を紹介します。

↓ラッキー号1回目の台乗りです。

Photo

まずは下手から登場します。

高さはありませんが、平均台のような幅の狭い台の上に乗ります。

Photo_2

Photo_3

見事に乗ることができました。1回目の台乗りは13時10分頃に行います。

↓次に2回目の台乗りをご覧ください。

Photo_5

Photo_6

長方形の幅の広い台の上で愛嬌を振りまきます。2回目の台乗りは、トリックホース(りんご号)の演技が終わった後の13時35分頃に行われます。

3回目の台乗り・・・の前に、ラッキー号はブラックミニ号とともに障害飛越の供覧を行います。直後に行われます競馬学校騎手課程生徒の障害飛越競技供覧に負けじと、すばらしい演技を披露してくれることと思います。

↓ラッキー号障害飛越供覧

Photo_10

↓ブラックミニ号障害飛越供覧

Photo_11

ミニチュアポニー6段飛越競技供覧は、14時10分頃を目安に行う予定です。ミニチュアポニーが見事に飛越できましたら、盛大な拍手をお願いしますconfident

3回目の台乗りは競馬学校騎手課程生徒の障害飛越の供覧終了後、 14時30分ごろの実施を予定しています。どのよう形の台にのるのかは当日のお楽しみです。

Photo_7

その他イベントにつきましては、下記ホームページにも掲載されていますので、是非ご覧ください。
このほかにもイベントが盛りだくさん用意されています。どうぞお楽しみに!

http://jra.jp/news/201109/091301.html

トリックホースⅠ&横鞍(愛馬の日にむけて)

平成23年9月15日(木)

今日は、トリックホースⅠ(りんご号)と横鞍のリハーサルの模様をお見せいたします。

最初は、トリックホース(りんご号)による演技です。

↓碁盤のりです。

Photo_12

↓クールベットです。

Photo_14

↓スペイン常歩

Photo_16

スペイン常歩は、高等馬術のひとつで、大きくゆったりと肢を高く上げて歩く歩き方です。りんご号と調教師の息がぴったりと合っていますね。当日も人馬一体の演技を皆様にお見せいたします。

次に横鞍演技を紹介します。

↓横鞍を取付ける前に、一般の鞍を使って馴致、および経路の確認などを行なっている

Photo_17

Photo_18

↓一般の鞍から横鞍に変えて練習。

Photo_20

横鞍は、またがるのではなく、両足を片側に揃えておきながらバランスをとって馬に乗れるような形をしています。ドレスを着て優雅に乗馬をたしなむことができます。当日は、ドレスアップして皆様の前で演技を行います。

トリックホースⅠは、フリーダムホースショーⅠと軽乗チームの演技の後に行われます。開始時間は、大体13時20分ぐらいになります。

横鞍演技は、グランプリホースのパドゥドゥ(2頭で行なう馬場馬術演技)に花を添える形で出演し、13時40分前には演技を開始する予定です。