温泉だよりスタートです
日誌を書いている今日は雨。このところ、雨の日が増えてきているような気がします。職員との会話の中にも、「今年は雨が多いね」「そうだよね」というやりとりが多くなった感じがしますね。常磐支所の馬たちも、「足元が悪い日が多いよね」「そうだね」なんて会話をしてるのかもしれません。さわやかな秋晴れを期待したい10月です。
さて、皆様はじめまして!温泉だより担当のASHIと申します。湯治場日誌でご存知の方もいるのではないかと思います。これから私の日誌をご覧になる方が増える・・・かもしれないんですよね。緊張するなあ・・・。これまでは、気まぐれに、馬には関係ないことまで書いてきた私ですが、これを機会に気分を・・・変えることなく、今までのスタイルを貫いて、勝手なことを書いてしまう私をどうか許してくださいね!これからはJRAHPと元来の湯治場日誌両方を意識して書かなければならないということで、私が担当になってから既に紹介した話題をもう一度・・・という場面もあるかもしれません。湯治場日誌読者の皆様、どうぞご了承願います。
というわけで、最初はやっぱり温泉のご紹介から・・・ということになります。
まずは常磐温泉の泉質と性状です。
含硫黄ナトリウム塩化物・硫酸塩泉 無色透明微弱硫化水素臭味。
(漢字が並んでしまいました!)
これではわからないので、入った瞬間の感じ方を言ったほうが良いですね。とにかくじわじわと暖かさが伝わってくる感じです。無色透明となっていますが、少し淡青色に濁った感じに見えます。臭いは硫黄臭を軽く感じます。長時間入っていると、僅かですが肌に刺激を感じます。あがると体がぽかぽかしていい気分ですね。疲れを癒す競走馬にとっても、とても気持ちの良いものでしょう!
次に浴槽とシャワー
シャワーは水圧を高くして、肩腰のお好みの箇所に集中して当てることができるようにしています。馬の体をすっぽりお湯に浸からせるわけにはいかない(浮かんで暴れてしまう)ので、肩や腰にはシャワーを使います。各馬のリハビリメニューにあわせた温泉以外の調教施設を利用した後にリラックス、疲労回復を目的に使用しています。馬たちの顔を見ると効果抜群って感じですね。
そして入浴
温度は38度~40度。時間は15分前後です。
人が入るには少しぬるめです。皮膚が薄く、お肌もデリケートな馬にはちょうどいい温度なんですね。
と、こんな感じで・・・書いていきたいと思ってます。馬とは関係ない話もいっぱいするかもしれません。常磐の良いところを語り、季節を感じることの出来る便りにしていけたらなあ、と思ってます。皆様、どうぞよろしくお願いします!!
さて、最後にこれをご覧になっている、きゅう舎関係者の皆様!今年の常磐はかなり入きゅう頭数が少なくなっております。入きゅうを検討している愛馬がおりましたらご一報ください。お待ちしております。湯治場日誌の方には、入きゅう状況、空き馬房数も掲載しておりますのでご利用ください。と、最後は業務連絡までしてしまいました・・・。さてさて、これからどんな話題が飛び出すことか・・・乞うご期待?ではでは。