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【美浦TC】千本桜

こんにちは。

全国各地から桜の便りが聞こえてくる今日この頃。

皆さんはもうお花見の予定はたてられましたか?

「まだ」という方、美浦トレセンでお花見というのはいかがでしょうか?

実は美浦トレセンには千本もの桜の木が植えられているのです。

その名も…『千本桜』……そのままですね(^_^;)

「けど、トレセンって誰でも入れる場所ではないでしょ?」

それが違うんです!

確かに普段は見学やツアーに申込んだ限られた人しか入場できませんが、47日・8日はトレセンを広く開放したイベント『愛馬の日』を開催いたします。

両日は桜の咲き誇るエリア(乗馬苑)で、馬の演技やポニー競馬、乗馬体験といった馬事イベントはもちろん、輪投げやフリーマーケットなど、ご家族やお友達と楽しめるイベントがいっぱい!!

(愛馬の日の細かいイベントスケジュールはこちらをご覧ください。)

気になる桜の開花状況ですが、現在五分咲き程度。

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『愛馬の日』はちょうど満開の桜で迎えられそうです。

千本もの桜が満開になった時の美しさは格別ですよ。

ぜひ、ご家族やお友達と一緒に美浦トレセンに遊びに来てください。

美浦トレセンへのアクセスはこちら

【栗東TC】「学生さんいらっしゃい!」リポート vol.2

さてさて、前回のvol.1からとーーーっても日にち空いてしまいましたが、続きで「学生さんいらっしゃい!」リポートをお届けします。

3月14日トレセン見学編、ラストを締めくくるのは・・・

乗馬センター special version!

ということで、普段の見学イベントと何が違ったのかを言ってしまいますと、なんと「ジョッキーが馬をひく体験乗馬」です!!

10_1 この写真は参加者の方が馬に乗り渡辺薫彦騎手が馬をひいております。こんな経験めっっっっっっっったにできませんよね!他にも和田竜二騎手、上野翔騎手、さらに今年デビューしたての騎手4名がこのイベントのために駆けつけてくださいました。

14 一通り体験乗馬が終わった後は、細江純子さん司会のもと、騎手のトークです。和田騎手と細江さんは同期デビューということで、掛け合いを見ているとほんとに仲の良さが伝わってきます。

そしてせっかくなので記念に集合写真を撮影し、あとは個別に写真を撮ったりもしてました。出血大サービス!なかには和田騎手に「お前学生ちゃうやろ」と突っ込まれてる人もいましたけどね。ご愛嬌。正真正銘皆さん学生さんです。

そしてそして最後にプレゼント抽選会。上野翔騎手とジャンケン大会でグッズの奪い合いです。みなさん真剣そのもの。でも上野騎手がどうもジャンケン強いらしく、何回もやり直し~なんてことも。騎手との距離が近いので、色々な一面が見られて面白いですね。スタッフ側の私も楽しんじゃいました。

そうそう、そして今回はなんと和田騎手から参加者全員にオリジナルジャンパーのプレゼントがありました!私達も聞いてなかったのでびっくり!いーなー。和田騎手、ありがとうございました!

というわけで、こうしてトレセンでの見学は無事終了となりました。2回にわけてお送りしてきましたが、このイベント、ここで終わりではありません。

まだ「阪神競馬観戦」が残っておりますので、それはvol.3にてご紹介したいと思います。私の気合いがもつかどうかだけ心配・・・。

【美浦TC】騎手!? 岡部幸雄

こんにちは。

 

皆さんは、「引退してしまったあのジョッキーの騎乗をもう一度見たい」、「もし、あの名ジョッキー達が一同に会したらどんなレースになるんだろう?」と夢をふくらませたことは、ありませんか?

そんな皆さんの夢を叶えるドリームレースが4月22日(日)東京競馬場で最終レース終了後に行われます。その名も、「ジョッキーマスターズ」!!

このレースは、過去に「日本ダービー」、「オークス」に優勝した9名の元ジョッキー達による夢のエキシビジョンレースであり、参加予定騎手も岡部幸雄氏、中野栄治氏をはじめとする名ジョッキーがズラリ!

今回は、この「ジョッキーマスターズ」出場に向け、美浦トレーニング・センターでトレーニングに励む、岡部幸雄氏の姿をレポートします。

3月29日(木)10時、美浦トレーニング・センター乗馬苑で「クエストルージュ号」の手入れをする岡部さんの姿を見つけました。穏やかな笑顔で作業をされる岡部さんからは、馬に対する愛情が溢れており、その愛情を受けて馬もとても気持ち良さそうです。

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10時45分、馬装を済ませた岡部さんと愛馬は、トレーニング・センターの北馬場へと出発。乗馬苑でも騎乗していますが、「ジョッキー 岡部幸雄」の復活にはやはり、広い調教馬場でのトレーニングは不可欠。現役馬が調教を終えた後のわずかな時間を利用して調教馬場でトレーニングを行ないます。

                           

                                       

                                        

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調教馬場へ入ると、それまでの穏やかな顔から一変。皆さんご存知「ジョッキー 岡部幸雄」の顔に早変わり!現役時代を彷彿とさせる騎乗フォームは、現役を退いてから2年が経っているとは思えないほど、とても綺麗でスマートでした。

  

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午前のトレーニング終了後、「ジョッキーマスターズ」について、岡部さんにお話を伺うことが出来ました。

――― レースまで1ヶ月を切りましたが、トレーニングの進み具合はいかがですか? 

(岡部氏)やはり、十分とは言えないですね。週2、3回調教馬場に入るだけでは厳しいです。現役時代のように、1日何頭か乗って、追い切りをするのならいいのですが。もう筋肉痛ですよ(笑)。

――― やはり、ブランクは感じますか?

(岡部氏)0からどころかマイナスからのスタートですよ(笑)。現役時代は、馬に1日、2日乗らないだけでも違和感があったのに、やはり2年というのは大きいですね。でも、やっぱり馬の上は楽しいです。

――― ファンの皆様は、久々に名ジョッキー達の騎乗が見れるとあって楽しみにしていますが、どんなところを見てもらいたいですか?

(岡部氏)やはり、こういうイベントが年に1回くらいあると楽しいですね。今回、出場しない元ジョッキー達も、ムクムク起きだして馬に乗り始めるのでは(笑)。我々は名前だけですよ。迫力のあるレースは現役ジョッキー達に任せて、ファンの皆様には、とにかく楽しんでもらいたいですね。

馬に対する愛情、現役時代から変わらぬ綺麗な騎乗フォーム、そして周囲への気配り。まさに「一流」とは、このような人のことを言うのだと実感し、岡部さんの偉大さを改めて感じました。

岡部さんをはじめ「一流」の名ジョッキー達が集う「ジョッキーマスターズ」。

是非、当日は東京競馬場へと足を運んでいただき、「一流」の手綱捌きをお楽しみください!

「ジョッキーマスターズ」出場者のプロフィールはこちらをご覧ください。

 

【競馬学校】騎手課程25期生 トキノアラシ号記念馬術大会出場

3月24日(日)馬事公苑での「トキノアラシ号記念馬術大会」に、競馬学校騎手課程25期生(7名)が出場しました。

 この大会は、JRAの主催で第33回を数える大会です。今回は初の試みとして、少年団・大学生・一般の乗馬クラブの会員の方などに交じって、教育の一環として騎手課程生徒を出場させることとなりました。一見不思議なようにも思いますが、競馬学校騎手課程の生徒が公式の対外馬術競技に出場したことは、開校以来今まで一度もありませんでした。

Img_2008/08/22/1そういうわけで我々教官も力が入りまして、大会の前日から会場入りをし、生徒が使用する馬の調整、競技馴致を行った結果、大変良いコンディションで競技の時を迎えることができました。

 出場した種目は、「小障害100cmクラス(ジュニア・ヤング班)」で、レベルは日頃の基本乗馬訓練の延長といったところでしたが、25期生は、松山弘平(騎乗馬ユニコーン号)、平野優(キリーン号)、國分優作(ユニコーン号)、村松貴史(モントブロンク号)の4名が、ノーミス・減点0の演技を行い、タイム差で松山が優勝することができました。松山は「少年団時代に試合の経験はありましたが、そのとき以上にミスしたくない、勝ちたいという気持ちが強かったです。自分としては慌ててしまい、満足な騎乗ではありませんでした。馬が良かったし、よく仕上げてもらった先生方のお陰で勝てたと思います。感謝しています。」と感想を語っていましたが、大会関係者や乗馬クラブの方々からは「緊張することなく思い切った走行でした。生徒はスピード感覚とバランス感覚に特に優れており、全員がすばらしい騎乗でした。」と大変良い評価を頂きました。こういった経験は、プロのライダーを志す者として有形無形の財産になっていくものと思います。

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 また、競馬学校としてもこの大会に出場したことで、調教騎乗や実技訓練の方向性を確認できたことや、普段での騎乗ではなかなか見つからない修正点がみつかるなど、非常に有意義なものとなりました。

【美浦TC】馬の病院

皆さんは馬の病院がどうなっているかご存知ですか?今回は馬の病院『競走馬診療所』に勤務する獣医さんからのレポートです。

こんにちは。

競走馬診療所は、管理課、診療課、検査課、防疫課の4課から構成されており、約50名のスタッフが所属しています。

ここでは、美浦トレーニング・センターにいる約2,000頭の競走馬に対し「疾病の診断・治療」、「伝染病予防など防疫業務」、「競馬出走の適否を判断する馬体検査業務」、「禁止薬物使用の未然防止とその指導」、「装蹄業務」、および「調教飼育管理や保健衛生に関するコンサルタント業務」などの幅広い業務を行うことで、競走馬の健康管理と競馬の公正確保に貢献しています。

診療所には治療室、手術室、入院施設、装蹄室などいろいろな施設がありますが、馬は非常に体の大きい動物であるため、どれもビッグスケールです。

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写真の見慣れない鳥居のようなものは枠場と呼ばれるものです。

この中に馬を入れ、しっかりと保定することで、治療や検査を安全に行うことができます。

普段は非常におとなしい馬ですが、獣医師にあちこち体を触られたり、注射をされたりするのはやっぱり嫌みたいですね。馬は非常に賢く、嫌なことをする人をよく覚えています。中には獣医師の服装を覚えてしまい、近付くだけで怒る競走馬もいます。せっかく頑張って治療しているのに…。

これからも競走馬診療所の様子を定期的にレポートしていきますのでお楽しみに!

【美浦TC】きゅう舎見学ツアー

こんにちは。

美浦TCでは、祝日の昨日、『きゅう舎見学ツアー』を実施いたしました。

調教見学・施設見学・きゅう舎見学・乗馬体験がセットになった盛りだくさんのツアーです。

しかも、調教見学では 柴田善臣騎手・田中勝春騎手がゲストで参加してくださいました。

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大物サプライズゲストの登場に会場も大盛り上がり!

特に田中勝春騎手のゲストトークでは坂井千明元騎手・安田富男元騎手も飛入り参加。漫才のようなトークに参加者の皆さんも大爆笑でした。

今回のツアーのメイン『きゅう舎見学』(今回は伊藤正徳きゅう舎・加藤征弘きゅう舎・国枝栄きゅう舎・松山康久きゅう舎のうち1箇所を見学)では、普段は入れない馬房に入れたり、お目当ての馬を間近で見られたり、調教師の方から色々な話を聞けたりとこちらも参加者の皆さんには満足していただけたようです。

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(伊藤正徳調教師の話に聞き入る参加者の皆さん)

今回のイベントでは

募集定員40名のところ、応募総数は…なんと1,600名以上!!

たくさんのご応募ありがとうございました。

美浦TCでは今後も様々なイベントを予定しております。

今回残念ながら当選できなかったという方も、諦めずまた応募してくださいね。

皆様からのたくさんのご応募お待ちしております。

美浦TCイベント情報はこちらをクリックしてチェック!

【栗東TC】『学生さんいらっしゃい!』リポート vol.1

久々の更新です。さぼってたわけではありません…。このイベントのために力を溜めてました…。

『学生さんいらっしゃい!』~栗東トレセン見学&阪神競馬観戦ツアー~

以前にこのブログでも告知したのですが、おかげさまで沢山のご応募をいただきました!ありがとございます!!

これまで栗東では様々なイベントを行ってきましたが、今回初の試みとして、「そうだ、学生限定でやってみよう」という思いつきから動き始めました。そして、これまでやったことのなかった「競馬観戦パック」というのも付けてみました。というわけで、トレセンと競馬場を両方楽しめちゃう、いわゆる競馬満喫2DAYSということで、その模様をお伝えしたいと思います。

今回は気合いが入ってるので3回に分けてお伝えしていきます。

3月14日(水)

この日は栗東トレセン見学ということで、当選した学生さん24名がトレセンに集合。1日の動きとしては、スタンドから調教見学→トレセン内施設見学→友道きゅう舎訪問→乗馬センター special version!という流れです。

P1000480_6 まずは通常のGⅠ調教公開でも行っている調教見学からスタートです。元騎手で現在競馬評論家の細江純子さんの解説で進められていきます。途中、太宰啓介騎手にも来ていただきインタビュー

太宰騎手は実は相撲がとても好きだそうで、騎手になってなかったら相撲取りになりたかったとのこと。なんとも正反対な職業ですよね。

続いてトレセン内の施設を一通り見学したあと、友道きゅう舎へ!

P1000489 この写真の馬、友道きゅう舎所属のハルーワスウィート号という馬です。正面から見ると普通の馬ですが・・・。

P1000492 後ろに回って見ると、わかります?なんと尻尾がないんです!

この馬は生まれつき尻尾がなかったとか。馬の尻尾はアブやハエをはらったりするときに使われるのですが、この馬はそれができないのでちょっと可哀想・・・。今後は繁殖にあがって、今年はあのディープインパクトを交配する予定だそうです。

P1000500_1 他にも友道調教師を囲んで様々なお話を伺うことができました。これはきゅう舎の中で調教師を囲んで鞍の説明を受けているところ。写真中央で鞍を持っているのが友道調教師です。他にも学生さんからの鋭い質問に友道調教師がびしばしと答えていきます。とても丁寧でわかりやすい説明、ありがとうございました!

このように栗東トレセン見学編はどんどん進みます。乗馬センターspecial versionはvol.2にてリポートしたいと思いますので、どうぞお楽しみに!

【競馬学校】騎手課程26期生 入学前研修開始

寒い日が続きますね。その上空気の乾燥がひどく、静電気持ちとしては触るものみな「バチバチ」で不快な日々です。

 そんな中、競馬学校は「来る人去る人」。まず来る人として、騎手課程(第26期生)入学予定者が、19日から研修を実施しています。研修は入学式(4月4日)の前日まで、2週間にわたり続きます。この間、休日はありませんので、事実上卒業の日までの、中央競馬の騎手になるための長く厳しい合宿鍛錬がスタートしたわけです。ちなみに、本日(20日)のスケジュールは、

5:40      起床・検量・点呼・体操

6:00      きゅう舎作業(管理馬 2頭)

7:00      朝食・休憩

7:30      きゅう舎作業(朝作業の残り)*寝藁返し・飼桶洗い等

8:00      装鞍

8:30      曳き馬

8:45      実技(乗馬訓練)

10:10    騎乗馬 手入れ(後は朝作業の残り)

11:00    きゅう舎作業(寝藁返し・ボロ取り・飼付)

12:00    昼食・休憩

13:00    きゅう舎作業(寝藁返し・ボロ取り・飼外し)

13:15    講義 馬具の手入れの仕方

14:30    講義 基本的生活態度   *あいさつ・お辞儀を中心に練習

16:00    きゅう舎作業(ボロ取り・掃き掃除・飼付等)

17:00    トレーニング

18:00    夕食・休憩

19:30    きゅう舎作業(ボロ取り・水変え・飼付等)

20:00    点呼・自由時間

22:00    消灯

となっており、後半の日程では実技で乗る鞍(馬)の数が増えていきますが、これは入学してからの生活とほとんど変わらないものとなっています。

また、今日は特に「あいさつ」や「お辞儀」の練習を入念に行いました。

Dscf43592 競馬学校テキスト「生徒の心構え」から、加藤和宏調教師が騎手時代の「人間的にも大事なことというのはまずはやはり礼儀、あいさつだ。僕らは一言あいさつしても聞こえないときは、何回でも相手が聞き返すまであいさつした。今の子供は小さく、もぞもぞと言って聞こえても聞こえなくてもいいや、そういうのがあるから、はっきりした態度でした方がいい。そうしないと相手も返ってこないから。そして今度自分が聞きたくとも相手が悪いとか何とかになると、やはり先輩たちも本当に教えてやろうということも教えなくなってしまう。」というお話を取り上げ、生徒たちへの教訓としました。

 研修生は練習の後、事務所内を回ってあいさつの練習成果を披露していましたが、あDscf4337_2 いさつとは人間関係のはじまり。馬に乗る技術を磨く以前に、基本的な礼儀作法から習得してもらうことは人として最も大事なことだと思います。(*写真については、正式入学前の研修生のプライバシーに配慮し、一部修正しております。ご了承ください。)

変わって去る人は、まず、きゅう務員課程の平成18年度10月生が卒業。色々と話題と個性派が多く、今後も我々の記憶に残るクラスでしたが、6か月のカリキュラムを終えて巣立っていきました。

東西のトレセンで、さらに立派なホースマンに成長してもらいたいものです。

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 また、中山グランドジャンプ・ペガサスジャンプステークスに出走予定のオセアニア馬4頭が、検疫を終え、中山競馬場に移動しました。写真左はノーヒーロー(NZ)のポール・ネルソン調教師。写真右のチェスに興じているのはリアルトニック(NZ)のブレット・クロージャー攻馬手。

【競馬学校】偉業に向けて~カラジ(豪)のエリック・マスグローヴ調教師にきく

 中山グランドジャンプ(J・GⅠ/4月14日)3連覇を大目標に、入国検疫を行っている競馬学校で調整をすすめているオーストラリアのカラジ(KARASI・せん12歳)を管理する、エリック・マスグローヴ調教師(写真上)にお話を伺いました。

― 昨年グランドジャンプを勝ってからの様子は?

Dscf4335 おかげさまで昨年中山グランドジャンプを勝たせてもらい、8月には05~06年の豪州ベスト障害馬に選ばれました。本国に帰国してからは休養させ、グランドジャンプの3連覇を視野に入れて調整してきました。その方法としては、ジャンプレースには使わず、平地の競走ばかりを使ってきました。最初短い競走から徐々に距離を延ばしていくやり方で、1月10日の復帰戦は1600m、以降1800m→2100m→2400m→3000m→2400mと平地戦ばかり使ってきました。これは、特に日本のスピード競馬を意識しているというわけではないのですが、結果的に効果が出ているのかも知れませんね。最高成績は3000m戦の4着でしたが、もちろん結果は気にしていません。

― カラジはもう12歳。障害とはいえ、なかなか日本でも競走馬がこの年齢まで第一線で活躍するのは難しいのですが、高齢馬の取り扱いで特に注意していることはありますか?

Photo_86  うちのきゅう舎では、カラジや一緒に連れてきたパーソナルドラム(10歳)のような10歳以上の高齢馬が10頭ぐらいいるのですが、若い馬と区別して取り扱っているわけではありません。ただ、歳をとるとステップレースをむやみに走らせることはしませんね。あえて言えば、体調面や精神状態を常に把握してあげることが大事なのではないでしょうか。大事に取り扱ってさえいれば、競走馬の寿命というものは、ある程度長くすることはできると思います。

― 中山グランドジャンプの3連覇、もちろんペガサスジャンプステークスもありますが、ズバリ勝算はいかがですか?

 昨年も一昨年も、日本は強い障害馬が揃っているな。という印象がありました。まだこちらに来て日が浅く、今年のライバルについてはまだ勉強不足ですが、これまで以上にタフなレースになることは間違いありません。馬は順調にコンディションを整えてきましたので、ペガサスジャンプSも含めて、能力をしっかり出せれば当然好勝負になるでしょう。先にお話したとおり、3連覇を意識して調整してきたのは事実ですが、毎回毎回「新たなチャレンジ」だと思っています。

― 競馬学校の国際きゅう舎での生活はいかがですか?

Photo_87  我々もプロですし(笑)、3年続けて来日してますので、検疫期間中の生活も慣れていますのでご心配なく。NZ勢も2頭おり、食堂では毎日賑やかにやってますよ。日本の食べものも大変おいしい(日本食では刺身、特にツナ(マグロ)とサーモンが好物だとのことです)。注文をつけるとすれば放牧場がもう少し広ければ…というくらいでしょうか。

― ありがとうございました。

★オセアニア馬の調教の状況は、JRAホームページトップで随時お知らせしています。障害ファンの皆さん、お楽しみに!

【競馬学校】キャンペーン参加御礼

3月1日より実施しました、フレッシュジョッキー応援キャンペーンは昨日(14日)をもって終了いたしました。多数のメッセージをいただきありがとうございました。メッセージは近日中に教官が両トレセンで各新人騎手に手渡します。また、プレゼントの「騎手課程23期生寄せ書きサイン色紙」(3名様)、「卒業記念模擬レースサイン入りゼッケン」(各1名・計9名様)は本日抽選を行い、当選者の方に発送いたしました。どうぞお楽しみに!(当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。)

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写真上は中山競馬場内に設置しました、新人騎手(23期生)紹介パネルです。また、 東京競馬場内にあります競馬博物館でも同じパネルを設置し「2007年度新人騎手紹介展」を実施中です。どうぞ足をお運びくださいませ!写真下は3月10日の中京競馬3RでコアレスリーヴァでJRA初勝利を挙げた荻野琢真騎手。おめでとう!本当に嬉しそうでしたよ。でも初勝利の時にはウイナーズサークルの皆さんの前でスプーン曲げを披露する約束じゃなかったっけ?