12月7日(金)中山競馬場をお借りし、美浦所属の現役ジョッキー5名(木幡初広・江田照男(6期)・小林淳一(8期)・伊藤直人(9期)勝浦正樹(13期))の協力を得て、競馬学校騎手課程24期生3名の第3回模擬レース(2レース)を行いました。
結果は三浦皇成(東京都出身)が連勝しました。
【1R ダート1200m 6頭 (晴・良)】
1着 三浦皇成(オーセシボン) 1分14秒9
2着 大江原圭(メジロカペラ) 1 1/4馬身
3着 勝浦正樹騎手(モンテサファイヤ) 1馬身
以下 伊藤直人騎手・小林淳一騎手・伊藤工真の順
*直線抜け出した大江原をG前三浦が鋭く差し切る。
【2R ダート1800m 8頭 (晴・良)】
1着 三浦皇成(パスアンドゴー) 2分00秒2
2着 木幡初広騎手(タマモピーカブー) 1 1/4馬身
3着 伊藤直人騎手(メイショウタカナミ) 1馬身
以下 江田照男騎手・勝浦正樹騎手・大江原圭・伊藤工真・小林淳一騎手の順
【24期生 騎乗を終えて】
☆伊藤工真(1R 6着・2R 7着)
「実戦を終えて、『すごく難しかった』というのが感想です。レース中、自分には余裕がなかったのですが、現役の騎手の方を見ていると次のこと、その次のことを考えていたので、そういうところが違うなぁと感じました。」
「謙虚な気持ちと感謝の気持ちを忘れず、きゅう舎関係者や国民の皆さんの記憶に残るジョッキーになりたいと思います。」
☆大江原圭(1R 2着・2R 6着)
「『競馬は難しいな』と改めて思いました。思ったとおりに全然乗らせてもらえないこと、あと、コーナーをスムーズに回れなかったところですね。」
「デビューしたら、兄弟子の藤岡佑介騎手(20期)に続いて新人賞を獲りたいし、もちろん将来はGⅠレースの獲れる騎手になりたいです。」
★★三浦皇成(1R ①着・2R ①着)
「2連勝できたのですが、今日の騎乗を採点すれば70点ぐらいだと思います。コーナーでうまく壁を作ってもらい、我慢することを教えてもらったりして、騎手の方から注意されたこともあったので、今回のことを糧として、次にも活かしていきたいですね。」
「多くのファンや関係者の皆さんから愛されるジョッキーになれたらと思います。」
♥♥当日の模擬レースのバックヤードツアー(多数ご応募ありがとうございました)でナビゲーターとして奮闘していただきました、細江純子さん(騎手課程12期卒業生)に感想を伺いました。
「私が12期生、今日の生徒が24期でちょうど倍とは。あぁ・・・月日の流れを感じますね。」
「さて、それはともかく、大して実績のない私が評価するのも…なのですが、レースを見ての感想は、3人とも道中のペース判断などしっかりできており、センスの良さを感じました。」
「直線もしっかり追えていたと思いますし、みんな非常に頼もしい騎手になれるのではないでしょうか。」
「私たちの競馬学校時代は同期生が多かったので、騎手課程の生徒だけのレースでしたから、身内感覚で『勝った、負けた』というだけで終わってしまっていたように思いますが、やはりこのように先輩騎手がレースに加わることで、道中もいろいろと指導の声をかけてもらうことは、非常にデビュー後のレースにつながる素晴しい経験だったと感じました。
「こうなると来年3月のデビューが楽しみですね。」
今年は、生徒の模擬レースの模様を競馬開催日にご覧いただけなくて大変申し訳ありませんが、騎手課程24期生3人は、来る15日(土)のお昼休みに、同じ中山競馬場の芝コースを使い、騎乗供覧を行います。
騎乗の模様はおなじみの岡部幸雄さんと競馬学校・蓑田早人教官が解説しますので、お楽しみに!
ぜひ、お越しになって彼らの騎乗ぶりをご覧になってください。
そして、競馬学校から、ひと足早いクリスマスプレゼント!
騎手課程24期生が制作した、おなじみの「2008 版画カレンダー」を、今年はなんと、JRAのホームページからダウンロード(PDFファイル)できます。
http://www.jra.go.jp/datafile/download/hanga2008.html
ぜひゲットしていただき、皆さんのお部屋にお飾りください。