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すっかり秋めいてまいりました。

朝晩の冷え込みもだんだん厳しくなり、お山の木々もだんだんと色づいてまいりました。

さて、少し遅くなりましたが今年のプール調教馬の"Best Swimmer"の発表です。

今年は、どの馬も泳ぎが上手で順調に調教ができました。そういえば、1頭だけかたむいたまま泳いで周囲の心配を招いていましたが・・・。

まぁ何はともあれ今年はダントツの時計で泳ぎきり、迫力満点だったこの馬に決定です。

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         えぇいっ! この額のPの字が目に入らぬかっ!!

といってるかどうか。むしろ「えっ今さら何のお話ですか?」という感じですね。

今年のスイミング大賞はポパイに決定ですgood。 さっきと賞がちがうような。

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平均で25秒台の時計で、一時は夢の10秒台が出るかと期待されたほどです。現在は順調にメニューをこなして、馬場での調教を行っています。早く競馬に戻って活躍して欲しいものです。

では、来年のプールまでごきげんよう。

温泉療養開始しました。

こんにちは。

先週、函館競馬場に入厩した4頭の温泉spa療養が本日から始まりました。

例によって、湯船のお湯の量は半分にして・・・。

4頭とも、とても素直ですんなり温泉に浸かってくれて、まずは一安心です。

早速、気持ち良さそうな表情を浮かべていましたよ。

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upwardright 湯船に入ったら、すぐに慣れました。

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upwardright 最初は4頭の中で一番緊張coldsweats02していましたが、すぐにこのとおりhappy01

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upwardright 彼は、一昨シーズンに続いて2度目(常連さん)の温泉spa療養です。

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upwardright 彼は、まだ2歳なのに何の躊躇もなく入り、すぐにのんびりしていました。大物かも?

函館は、今週に入って急に寒くなってきましたが、温泉spa所には再び熱気が帰ってきました。

温泉療養馬の入厩開始!

こんにちは。

函館競馬場では、競走馬の退厩から1ヶ月が経ち、冬の温泉spa療養馬の受け入れ態勢も

すっかり整いました。

今朝、今冬(まだ秋mapleですが・・・)の温泉spa療養馬第1号・2号が続けて到着しました。

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upwardright 第1号馬です。黒鹿毛の女の子です。

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upwardright 第2号馬です。栗毛の男の子です。

2頭とも到着してすぐに飼葉restaurantをモリモリ食べ、元気そうなので一安心です。

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upwardright 馬房で飼葉restaurantを食べながら、まったりと・・・。

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upwardright こちらはちょっと落ち着かない様子。

2頭にはリハビリを頑張ってもらい、1日もはやくトレーニングセンターに返してあげたいと

思っています。

函館・馬温泉今昔物語【その2】

こんにちは。

今回は、現在の函館競馬場・馬温泉spa所の付属設備についてお話したいと思います。

では早速、馬洗場からお話しましょう。

馬温泉spa所には、馬を洗う場所(洗面所のようなもの)があります。

ここは、入浴前にシャワーを浴びたり、シャンプーで体を洗ったり、入浴後にドライヤーをあ

てたり、タテガミをとかしたりする場所です。

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upwardright 4本の白いパイプがドライヤーdashです。

   奥の青い機械は、電熱ストーブです(冬は寒いですし、ドライヤーdashにもなるんです)。

続いて、浴槽には何とジャグジーが付いています。

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upwardright 泡のお風呂は「最高で~す」。

あとは、ご存知の入浴中の温泉spaシャワーです。

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upwardright このシャワーからも温泉spaが出てるんですよ(熱いから、水で割ってますけどね)。

そしてもう一つ、風呂上りに欠かせないものと言えば・・・、

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upwardright やっぱり、体重計ですよね。

メタボなお父さん達に限らず、スリムな馬達もしっかり計ってますよ。

このような設備を利用し、馬達はのんびりと温泉spaに浸かっています。

函館・馬温泉今昔物語【その1】

こんにちは。

函館競馬場が馬温泉spaブログに加わって約半年が経ちました。

今後も、皆さんに興味を持っていただけるようなネタを提供していけたらと考えていたところ、

ふと、そう言えばまだご紹介していなかった大事なことを思い出しました。

それは、函館競馬場・馬温泉spa所の歴史と付属設備についてのお話です。

いちばん最初のブログで、湯の川温泉が源泉であり、その泉質については簡単にご紹介

しましたが、今回は、まず函館競馬場・馬温泉spa所の歴史についてお話したいと思います。

one 函館競馬場・馬温泉spa所は、1962年(昭和37年)に湯の川温泉「大湯温泉」内に

    競走馬の温泉spa施設として開設されました。以降、この温泉spa施設は湯の川温泉

    の名物として親しまれるようになりました。

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upwardright 現在の馬温泉spaと違い、4頭が一緒にお風呂に入っています(人も乗ったままですね)。

two  この「大湯温泉」は函館競馬場外にあったため、周辺の交通事情の変化(競馬場

       から公道を馬を曳いて温泉に通っていたため)により、1978年(昭和53年)にいったん

     は廃止されました。

three  1981年(昭和56年)、関係者の強い要望により、函館競馬場内に現在の馬温泉spa

      が新たに開設されました。

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upwardright ご存知、現在の馬温泉spa所の湯船です。今では、1頭ずつが当たり前になりました。

four  開設当初は夏季療養馬の利用のみの運営でしたが、1994年(平成6年)に冬季療養馬

   の受け入れが開始され、現在の運営方法が確立されました。

次回は、馬温泉spa所の付属設備についてご紹介したいと思います。

スタンド工事が始まりました。

こんにちは。

函館競馬場は競走馬が全て退厩して1週間が過ぎ、すっかり静かになったと思いきや・・・、

スタンド改築工事に伴う解体工事が始まり、相変わらずにぎやかです。

これから約1年半をかけ、函館競馬場の観戦スタンドは新しく生まれ変わりますshine

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upwardright 馬場側から見たスタンドは、現在こんな感じです。

現在、現スタンド解体に先立ってアスベスト除去作業が行なわれています(白幕を張る等、

厳重な飛散防止措置が講じられています)。

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upwardright パドック側(電車通側)は、こんな感じです。

また、現スタンド解体時の騒音を最小限にするため、防音壁設置工事も進められています。

そんな中、大きく変貌してしまったのがパドックです。

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upwardright パドックがなくなっちゃいました。トータボード(電光掲示板)もろとも・・・。

少しずつ解体されていくスタンドを見ていると、やはり寂しい気持ちweepになりますが、

平成22年5月のリニューアルオープンを楽しみにしていてくださいconfident