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【競馬学校】卒業生(=新人騎手)紹介 ② 大江原圭

大江原 圭(おおえはら けい)3_4

1990(平成2)年2月26日生

血液型 A

栗東 作田誠二きゅう舎所属

茨城県 稲敷郡出身

座右の銘:「一意専心」

目標とする騎手:四位洋文 横山典弘

好きなもの:水分 チョコレート

【本人より】

入学してから、基本乗馬の訓練を繰り返した時期には、鐙上げがつらくなったりして、「何で自分は騎手になろうと思ったのか」と思ったこともありましたが、走路訓練が始まってからは馬乗りが面白くって、学校生活はとても楽しくなりました。

でも、体が予想以上に大きくなり、体重が増えてしまったことが、最後まで大きな心配事でした。特に、トレセンに行って、関西の風土等の不安もありましたが、慣れてきたため、余裕が出てからは、体重が増えてしまい、周囲に心配をかけてしまいました。

でも、やはり「自分が選んだ道なのだ」と考え直し、なんとか減量につとめてきました。

昨年の秋、競馬学校に戻って騎手免許を受験するための体制に入りましたが、勉強が得意でないのでかなり苦労しました。

そんな私ですが、なんとか騎手免許をいただけることになりました。自分をここまで支えてくれた作田きゅう舎の方々、両親、教官、そして多くの関係者の皆さんに恩返しができるよう、ひとつでも多くの勝利を目指します。関西は一人ですが、向上心を絶やさず、タク(伊藤)や皇成(三浦)に負けないように新人賞に向けて頑張っていこうと思います。

同期と競うのはもちろんですが、本当のライバルは己の精神力だと思っています。

 もちろんファンの皆さんの声援に応えられるような騎乗ができたら良いですね。応援よろしくお願いします。

【仏の教官より】

彼の3年間は自分との戦いだったといっても過言ではありません。

学校入学後も身長が伸びてしまったことから体重調整に苦労しましたが、多くの人の協力や支えもあってその苦労も克服することができました。

騎乗に関しては馬を操る器用さもさることながら、これまでの模擬レースで見せたように、ここ一番の勝負強さも持ち合わせています。

生まれ育った美浦から栗東に行くわけですが、環境の変化に負けずにトップジョッキーを目指してもらいたいです。

【謎の教官より】

 きゅう舎育ちにありがち?の、根性が少し足りない生徒かなと思ったこともあったが、今の体重が維持できているというのは根性があるということ。まだ一つ二つ足りないところはあるが、デビューしたからには頂点を目指してほしい。一年目30勝(新人賞に必要な勝利数)は決して高いハードルではないぞ。

【はみだし教官からのお知らせ】

☆2月23日(土)に大江原圭を取材した映像がNHKで全国放映されました。

 NHK総合テレビ「土曜スポーツタイム」(22:30~22:55)の「アナザーストーリー」

 先日日本ハムの自主トレにお邪魔した際、中田翔選手と大江原が交流した場面を中心に構成されています。「同じ18歳には負けたくない」と語る大江原が、違うフィールドながら、どこまでルーキーとして中田選手と1年目の勝負ができるか注目してあげてください。ところで、中田選手からバットを20本もらったら、1本ぐらいは分けてくれよな。

☆大江原圭への応援メッセージは、

schoolevent@jra.go.jp

までお寄せください。