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2008年11月

【競馬学校】11/27発売の「Number717」に競馬学校登場!

 

 本日(27日)発売の「スポーツグラフィック・ナンバー Number717」(文藝春秋社)に「アスリートが食べる三食見学ツアー」と題して、競馬学校騎手課程の1日の食事の模様が紹介されました。
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 生徒の体重を厳しくコントロールしなければならない、競馬学校の「食」の実情を垣間見ていただくことができるかも。
 騎手課程25期生や公正寮(寄宿舎)の管理栄養士さんへのインタビューも掲載。さあ、本屋さん・コンビニ・駅売店へ急げ!

【競馬学校】馬場入りした米国馬マーシュサイド

「馬もリラックスしており、馬場入りを喜んでいるようでした」。とデレック・オールドハム攻馬手はコメント。(写真は11月25日の調教の模様)
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【競馬学校】秋深し ジャパンカップの頃かな・・・

 騎手課程卒業生(17期生)の記念植樹の柿が実をつけ、いよいよ晩秋、日毎寒さがつのるのを感じる日々であります。
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 さて、今週はジャパンカップ。出走予定の外国馬4頭が、競馬学校国際厩舎で輸入検疫をうけています。調教時間になると、生徒たちが厩舎作業の合間を縫って外国馬のうごきを熱心に見学しています。
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 国際厩舎の食堂
restaurantは、各馬の関係者で1年で最も賑わいを見せていますが、その中で、イギリス馬3頭(シックスティーズアイコン・パープルムーン・ペイパルブル)の関係者は和気あいあい。
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horseパープルムーン(せん5)のイアン・ウィローズ攻馬手(上の写真の後列中央)は、05年優勝馬crownアルカセット等と一緒に数回来日しており、メンバー最年長ということもあってイギリス勢のムードメーカーとなっています。「気性の激しかったアルカセットよりも扱いやすい馬。昨年は3200mのメルボルンカップ2着もあるが、ベストの2400mに照準を合わせて来た」。とのことでした。
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 昨年7着に続き、2度目の挑戦となる
horseペイパルブル(牡5)今シーズンはキングジョージ(7月)で2着など好調。「1年で気性面の成長が著しい。長距離輸送に馴れた今年は昨年からの上積みが見込める」。と雪辱に虎視眈々。

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 一昨年のセントレジャー馬で、夏G3を3連勝した上昇馬
horseシックスティーズアイコン(牡5) 競馬学校では軽めの調整ながらも、弾むような動きが夏からの好調維持をうかがわせます。
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 以上3頭に、アメリカのhorseマーシュサイド(牡5)を加えた外国勢4頭が、ダービー馬3頭をはじめとする日本勢とどういったレースを繰り広げるか?11月30日が注目ですね。
 

【競馬学校】12月5日(金)「競馬学校オープンセミナー」を実施!ブログ限定で参加者を募集します!

JRA競馬学校では、来る12月5日の金曜日に、中山競馬場(船橋市)におきまして、前回好評をいただきました、第2回「競馬学校オープンセミナー『模擬レースまるごと見学ツアー』」を本年も実施いたします。

 当日は競馬学校生徒(騎手課程25期生5名)と現役騎手による模擬レース(ダート1200m・1800mの2R)をご覧いただきながら、業務用エリア(実況放送室・決勝審判室・検量室等)の見学、騎手課程25期生とのウィナーズサークルでの記念撮影など、レースのながれに沿って、競馬開催日のバックヤードツアーでは経験できないような競馬のディープな舞台裏をのぞくことができます。

(写真は昨年の模様です)

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※ 出場現役ジョッキー(予定) 

 江田照男(6期)

 小林淳一(8期)

 松岡正海(19期)

(上記3名の皆さんは、ダート1800m戦に騎乗予定)

このツアーに、この競馬学校ブログをご覧の方限定で、20名様をご招待いたします。平日のお昼で、なおかつ参加できる人数が大変少ないため申し訳ないのですが、皆さんぜひご応募してください。お待ちしております。

 ※ イベント内容等は、天候、その他の都合により変更、中止する場合がございますので、あらかじめご了承願います。


【第2回「競馬学校オープンセミナー 『模擬レースまるごと見学ツアー』」の概要】 

日  時  12月5日(金) 12:30(受付開始)~16:00頃終了予定

場  所 JRA中山競馬場

募集人数 20名

 

※ 応募者が募集人数を超えた場合は抽選とさせていただきます。

※ 応募方法 11月26日(水)必着で、メールでご応募ください。

※ 同伴者1名までご一緒に応募いただけます。

 

〔応募メールに記入していただく内容〕

1 応募者の ① 氏名(ふりがな)② 住所 ③ 電話番号 ④ 年齢 ⑤ 性別 

2 同伴者がいる場合は、その方の ① 氏名(ふりがな) ② 年齢 ③ 性別

 

〔メールのあて先〕  schoolevent@jra.go.jp  

 (件名は「08 学校オープンセミナー申し込み」でお願いします。)

   ※ 応募時の個人情報につきましては、当企画以外での使用はいたしません。

   ※ 当選発表 当選された応募者の方へのみ、11月29日(金)までにメールでのご連絡をもって発表に代えさせていただきます。

   

※ お問い合わせは、メールでのみ受付けます。 schoolevent@jra.go.jp

【競馬学校】 カジノドライヴ帰国  マイルCS カナダからの・・・

ブリーダ-ズカップクラシックから11日に帰国し、輸入検疫中のhorse カジノドライヴ(牡3 美浦・藤澤和)の13日の調教です。
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当日は、藤澤調教師もスタンドに駆けつけ、動きを確かめておられました。
ジャパンカップダート(12月7日・阪神)への出走も取りざたされていますが、「やはりダートは走る動きだ。器の大きな馬なので、来年以降が楽しみですよ。」と語り、今後への期待がうかがえました。

 こちらは、マイルチャンピオンシップ(11月23日・京都)に出走するカナダの

horse ラーイズアトーニー(RAHY’S ATTORNEY せん4)
 競馬学校では、18日(月)に強い調教をするそうで、それまでは1F20秒程度のキャンターで調整するそうです。

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【競馬学校】エリザベス女王杯 独仏2騎 京都へ出発

 競馬学校国際厩舎は、エリザベス女王杯出走予定のトレラピッド(フランス)・フェアブリーズ(ドイツ)の2頭をはじめ、昨日(11日)来日した、マイルCS出走予定のラーイズアトーニー(せん4・カナダ)、そして米ブリーダーズCに挑戦し、10日に帰国したカジノドライヴと僚馬シャンパンスコールの藤澤和雄厩舎の2頭が滞在し、賑わいを見せています。

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camera フェアブリーズ(8日撮影)

 今日12日は、トレラピッド・フェアブリーズが輸入検疫を終え京都競馬場に出発していきました。

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 camera 写真左:国際厩舎を出発するトレラピッド 右:馬運車から関係者の見送りに応えるフェアブリーズの関係者 

 若干なじみの薄い感のある2頭ですが、いずれも成績は安定しており、レーティングも高い(トレラピッド101・フェアブリーズ114)ので、日本の馬場への対応が鍵といえますが、両陣営とも好勝負を見込んでいるようです。

 ちなみに、両馬の馬名の由来は、

horse トレラピッド TRES RAPIDE フランス語で「とても速い」の意味。母:TRES RAVI(とても嬉しい)の名前に加え、父:ANABAA BLUE01年ジョッキークラブ賞勝馬)のように「とても速い」馬になるように願って名づけられた

horse フェアブリーズ FAIR BREEZE 母:FAIR WINDの名前から、「爽やかなそよ風」のようにターフを疾走することを願って名づけられた

 

【競馬学校】騎手課程28期生の合格者(入学内定者)決定

 本日、来年4月に入学する騎手課程28期生合格者(入学内定者)を発表しました。
詳しくはこちら(JRAホームページのお知らせ)
 
 8期ぶりの女子合格者や、他のスポーツで優秀な成績を収めた者が合格している関係で、報道機関等からの問い合わせもありましたが、合格した7名全員が心身ともに健康な状態で、入学の時を迎えてくれることを祈念しています。

【競馬学校】騎手課程25期生 第2回模擬レース

 競馬学校からは本日2題。
 騎手課程25期生(5名)が、期末試験を兼ねた第2回模擬レース(1700m)を行いました。
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camera 生徒が手作りで作った新聞

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camera ゲートイン

 レースは松山弘平(コンタクトシチー)が先手を取り、スローペースの展開。
3コーナーで一旦國分恭介(メイショウモリゾー)のスパートに交わされたものの、4コーナーで再び先頭に立ち、直線はイン強襲の
國分優作(オーセシボン)をアタマ差退け1着となりました。勝ちタイムは1分57秒5でした。
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camera 4コーナー

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camera ①松山が、内強襲の②國分(優)をアタマ差抑え勝利

 教官の講評は、「全体に流れに乗れていた。①松山は先手を取り自分の流れで最後までレースをつくり勝ち切ったが、ゴール前で②國分(優)に内をすくわれたのはいただけない。実戦では致命傷になりかねない。あとは3コーナーで勝負に出た⑤國分(恭)の積極性が評価できる。」とのことでした。

 25期生の模擬レースは
年内は中山競馬場で2回(3レース)実施します。そのうち12月13日(土)は競馬開催日のお昼休みに行います。ぜひお誘いあわせの上、25期生に声援をお願いします。

競馬学校ブログに関するご意見・ご感想などは、schoolevent@jra.go.jp までメールにてお寄せください。
競馬学校に関する質問も大歓迎です。



 

【競馬学校】エリザベス女王杯 外国馬2頭来日 

 11月16日のエリザベス女王杯(GⅠ・京都競馬場)に出走予定の
フランス馬 トレラピッド(TRES RAPIDE 牝3)
ドイツ馬 フェアブリーズ(FAIR BREEZE 牝5)
が相次いで来日。輸入検疫のため、成田空港から競馬学校国際厩舎に移動しました。
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horse トレラピッド(JRA撮影)
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horse フェアブリーズ(JRA撮影)
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調教用ゼッケンを手にポーズを取る、フェアブリーズのカイ・ボンホフ厩務員(左)とシュテファニー・ホファー攻馬手。明日(7日)は馬場入りせず、曳き運動のみ行うそうです。 
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【競馬学校】騎手課程27期生の近況です。

 天皇賞の史上稀に見る好勝負に、我々スタッフも酔いしれました。騎手課程の生徒も、来年のデビューを目指す25期生の中には、休日の日曜日は、実習厩舎の手伝いなどもあり競馬場で、この興奮を目の当たりにしている生徒もいましたが、宿舎の公正寮のテレビの競馬中継でこのレースを観戦している、4月に入学してまだ半年の27期生たちにとってはまだ雲の上、むしろ別の世界の出来事のように見えているようでした。

 確かに、競馬学校に入学することで一区切り。毎日自らを研鑽する訓練に明け暮れ、技術を高めていくことに傾けており、職業という騎手を身近に意識する機会がまだ少ないかもしれません。16歳の少年に「一生の職業」を意識しろということは、無理なのかもしれませんが、徐々にプロのアスリートとしての自覚が芽生えて来る頃ではあります(25期生の存在が徐々にそうさせている部分もありますが)。

 騎手課程のカリキュラムは、27期生から試行的に、プロであることを意識して、アスリートとしてのフィジカルやメンタル面を鍛えるトレーニングに、また、社会に出て(=騎手になって)からすぐに役に立つような実学的な知識を効率的に学習することに重点をおいています。バラエティに富みますが、生徒たちにとってはかなりハードなカリキュラムとなるわけです。

 24期卒業生三浦皇成騎手のように顕著な成績を挙げられる新人騎手が現れば、ついつい第二・第三を・・・という期待が高まりますが、こういった教育カリキュラムを生かして、少しでも出現率が上がればと期待しています。

 さて、そんな27期生の新カリキュラムの一環として、社会を多面的に知る目的で、さまざまな場所を見学するという授業を今秋から新設しました。

 先日その第一弾として、東京・お台場のフジテレビを、日曜の競馬中継「みんなのケイバ」スタッフの皆さんのご協力のもと見学してきました。

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 普段は見られないスタジオ・報道センターや大道具室などを見学し、華やかなテレビの世界の舞台裏は、たくさんの裏方さんに支えられているということを学習しました。

 また、社会貢献という見地から、10月25・26日の「白井市ふるさとまつり」に「競馬学校コーナー」を設けて参加し、ポニーの体験乗馬や訓練用木馬試乗の補助スタッフや、会場内の清掃ボランティアをつとめました。

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 今後も新カリキュラムの授業やさまざまな校外活動の内容につきましては、随時紹介していこうと考えております。

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 おまけは、ふるさとまつりの「競馬学校コーナー」に飛び入りして、訓練用の木馬にまたがった、白井市のマスコット「なし坊」くんです(写真左は25期生松山弘平)。

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