あと1年を切りました
分子生物研究室の坂内です。
何まであと1年かと言いますと、フランスのドーヴィルで行われる第12回国際馬伝染病会議(12th International Equine Infectious Diseases Conference)です。
公式サイト(外部)https://ieidc.org/
この学会は4年に1度開催される馬の感染症研究に特化した学会で、私が日本の国際委員を務めています。フランス大会は元々2020年に第11回大会として行われるはずでしたが、Covid-19のせいで1年延期、さらにはオンライン開催となってしまいました。そして今度こそフランス現地開催をと仕切り直し、2024年秋に向け私たちは準備を進めています。
今年5月には各国の委員が現地ドーヴィルに集まって、会場の視察や準備会議を行いました。ドーヴィルはフランス北西部の海沿いにある落ち着いた観光地で、美しいビーチや中世の趣の残る古い街並み、そして種類豊富な魚介を中心とした料理が人々に至高の時間をもたらしてくれます。学会は2024年9月30日~10月4日、ちょうどパリオリンピック・パラリンピックが終わって、競馬の凱旋門賞の直前に開催されます。
バーやレストランの並ぶドーヴィルのビーチ
近隣のオンフルールに残る古い街並み
私たち委員は、学会のコンテンツを充実させるべく、企画やスポンサー集めに尽力しているところです。競馬をはじめとする馬産業を感染症の脅威から守るため、研究者、臨床獣医師、行政関係者が世界中から集まるこの学会に、日本からも多くの方が参加されることを願っております。演題申し込みは2024年3月中旬から開始します。スポンサーも募集中ですので、ご興味のある方は総研分子生物研究室までお問い合わせください。
関係者の皆さん、奮ってご参加ください。
2024年秋、ドーヴィルでお会いしましょう。
見た目も鮮やかな魚料理