令和初の函館競馬が終わりました
ご無沙汰しております。
令和初の函館競馬開催が終わりました(終わってからもう2週間も経っていますが…)。
今年の開催日は12日間通していまいちな天気で、寒い日が続いておりましたが、
そのような天候の中でも、非常に多くのお客様にご来場いただきました。
本当にありがとうございました。
これからも、来年以降も、皆様に信頼される競馬運営を心掛け、
存分に、安心して楽しんでいただける競馬を提供し続けていけるよう、
私個人としても努力していきたいと思っています。
さて、話は変わりますが、
競馬は終わっても、函館競馬場にはまだまだたくさんの馬が残っています。
競馬が終わったのにどうして?と思われる方も多いかもしれません。
その理由の一つとして、競馬に詳しい方ならご存じだと思いますが、
函館競馬場には調教用にウッドチップコースがあるからです。
この写真は、スタンドの上のほうから西側を向いて競馬場のコースを撮影したものです。
少し見にくいかもしれませんが、
上の写真のダートコースの内側の茶色いコースがウッドチップコースです。
ウッドチップはクッション性が高いため、下肢部の故障が起こりにくくなります。
実は、このウッドチップコースは札幌にはありません。
このコースが函館にしかないため、札幌にはいかずに函館に残って調教を行い、
競馬の時だけ札幌に移動する馬が、函館にはたくさんいることになるのです。
上にも書いたように、函館にはまだまだたくさんの馬が残っているので、
馬の温泉も非常に盛況です。
温泉を利用する馬たちは、レースや調教で疲れた体と心を日々癒しています。
このカメラ目線の子は、このあと眠りそうになっていました。
この子はこの後顔面までお湯につかっていましたよ。
2頭仲良く並んで大人しく入浴していました。
今年は温泉を利用する馬が非常に多く、我々としてもうれしい限りです。
このような温泉利用馬たちが今後もどんどんレースで活躍してほしいものです。
ではまた近いうちに更新します。