【競馬学校】騎手課程25期生 きゅう舎実習へ!
騎手課程25期生は今日(13日)1年間にわたるきゅう舎実習のため、栗東・美浦の両トレセンに旅立っていきました。
教官や寮監さんたちから「ケガをしないように」「(悪さをして)途中で帰ってくるな!」「おやつを食べ過ぎないようにネ」と激励の言葉が飛び、生徒たちも「しっかりがんばってきます」と答えていました。
この日から実習に入る騎手課程25期生の面々は、
○小野寺祐太(おのでら ゆうた 宮城県出身 美浦・伊藤正徳きゅう舎(実習先・以下同じ))
○國分 恭介 (こくぶん きょうすけ 茨城県出身 栗東・五十嵐忠男きゅう舎)
○國分 優作 (こくぶん ゆうさく 茨城県出身 美浦・国枝 栄きゅう舎)
○松山 弘平 (まつやま こうへい 兵庫県出身 栗東・池添兼雄きゅう舎)
○丸山 元気 (まるやま げんき 群馬県出身 美浦・根本康広きゅう舎)
の5名(写真は美浦実習組の3名。左から丸山・國分優・小野寺)。ちなみに國分恭介(弟)と優作(兄)は双子の兄弟です。
出発直前の彼らに話を聞いてみました。
Q.競馬学校での基礎課程や合宿生活をふりかえって
・ 入学当初は何をするにも時間がかかり大変でしたが、きゅう舎作業の要領や馬乗りも上達したと思います。
・ 走路での競走騎乗ができるようになったし、筋力もつきました。
・ 一日中たくさんの目上の人と接することで、言葉づかいやあいさつなどが身につきました。
Q.きゅう舎実習で一番課題にしたいところは?
・ 競走馬は色んなタイプがあると思うので、今まで以上に馬のことを理解して、どんな馬でも乗りこなせるように努力したい。
・ 人間関係。きゅう舎の方にかわいがってもらえるようになりたい。そのためには「信頼関係」を得られるよう、日々努力していきたいです。
Q.ひとこと実習への抱負を
「これからどんな1年間が待っているかわからないけど、自分の精一杯の力を出して頑張りたい」(小野寺)
「毎日の騎乗を大切にしながら、向上心を持ち、自分に甘えることない実習生活を送りたい。」(國分恭)
「勝負の世界に入ることになるので、自分に厳しく成長していきたいです。」(國分優)
「トレセンでの生活は初めてのことばかりで不安もありますが、しっかり努力して頑張りたいです。」(松山)
「失敗してもくよくよせず、一生懸命頑張り、笑顔を絶やさずいきたい。」(丸山)
トレセンの皆さん、25期生をくれぐれもよろしくお願いします!
さて、25期生は実習出発に先立ち、中山競馬場で「騎手付研修」を行いました。
検量室周りで騎手のお世話をする(「バレット」と同じ動きをすると考えていただければ良いかと思います)ことで、レース前後の騎手の動きを体得しようというもの。
今回は中舘・武士沢・村田・丹内・大野の各騎手にマンツーマンで「弟子入り」させてもらいました。その模様をアップします。