【競馬学校】騎手課程24期生 卒業目前の学校リポート
不安定な天気が続き、地球温暖化っていったい?と思うような毎日。競馬開催にこれ以上影響が出なければ良いのですが…。
競馬学校でも、4日の朝には10センチの積雪を記録しましたが、懸命の除雪作業の甲斐あって、大きな影響なく訓練を行っています。
さて、騎手課程24期生3名(伊藤工真・大江原圭・三浦皇成)が2月12日(火)に卒業式を迎えます。
これに先立ち、1月25日(金)には、先輩の松岡正海騎手(19期生)が特別講師として競馬学校を訪れ、卒業間近の生徒たちに講義を行いました。
松岡騎手は、入学前には乗馬経験がほとんどないところからスタートし、今では関東リーディング上位を賑わす存在。「常に向上心を持って」という信条を持ち、たゆまぬ努力は、確実に成績に反映されてきました。
学校時代の思い出や、プロやきゅう舎人としての心構えを話してもらい、最後にはお馴染み(?)の練習用木馬を使用して、個別指導をしてもらいました。
そして長らく合宿生活を送った「公正寮」で、騎手課程生徒全員(トレセン実習中の25期生も一時帰校中)・学校スタッフが一堂に会しての送別会。
後輩26期生たちの進行により、卒業生や在校生・教官が思い出を語り合い、笑いと涙のひとときとなりました。
競馬学校は、あえて例えれば自動車教習所のようなもの。
卒業できても騎手免許試験に合格しなければ、3月のデビューを迎えられませんが、運命の試験も先日終了。
それぞれが、全力で試験を乗り切ってくれたものと信じています。
いよいよ、彼らの門出のときまであとわずかです。