【競馬学校】騎手課程25期生 右回りの模擬レース
競馬学校の走路は、ほぼ左右対称となっています。右回り・左回りのいずれも使用可能で、このブログでも両方の周りでの訓練や外国馬の調教の模様をご紹介していますが、模擬レースについては、スタンドの立地等の関係で左周りでのみ実施していました。
模擬レースについては、教育カリキュラムの見直しの中で、より実践訓練を積むためにレース数を増やすこととし、25期生については、24期生と比べて4レース増の(計9レース・騎乗数)を編成し、2月初旬の免許試験や卒業の直前にあたるこの時期(1月)にも新設することとなりました。
22日に実施したその模擬レース(第5回)、2レース制で、1Rは1000mの左回り、そして2Rで、初の1700m右回りを実施しました。今日はその模様をお伝えします。
1Rは②國分優作(ペレ・模擬レース初出走)が③國分恭介(アクトレスシチー)との双子の叩き合いを制し、12月の中山競馬場に続き連勝。
右回り1700mの2R、生徒と出走馬をご紹介
① 丸山元気(オーセシボン)
② 小野寺祐太(マイネルサニベル)
③ 松山弘平(ブルルイ)
④ 國分優作(タマモピーカブー)
⑤ 國分恭介(パスアンドゴー)
【スタート】⑤恭介が立ち遅れ最後方から ②小野寺の果敢な先行を4頭が追走する展開に
【4コーナー】②小野寺に、2番手グループから進出した④優作(内)と③松山(外)の3頭が勝負圏で直線に
【直線の攻防】外の③松山の脚色良く1馬身1/2抜け出し勝利!
(右回りのゴールは200のハロン棒です)
以下2着②小野寺 3着④優作 4着①丸山 5着⑤恭介
寒々しい曇り空の下でしたが、右回りのレースも生徒は「普段の訓練でこなしており特に問題ありませんでした」。無事終了となりました。
厩舎に戻った各生徒・馬と松山弘平(右)
模擬レースは校内でシリーズ化しており、ポイント制で優勝者を2月10日(火)の卒業式に表彰することとなっています。ここまでは、堅実にポイントを重ねている國分優作がトップ。松山弘平・小野寺祐太がこれに続いています。
優勝はこの3人に絞られており、最終戦・卒業記念レースとして実施する左回り1700m戦で決着です。國分恭介・丸山元気の最後の頑張りにも期待しましょう。
競馬学校騎手課程第25期生の、卒業記念レースと卒業式典に抽選で30名の皆さまをご招待いたします。応募は1月27日(火)まで。くわしくはこちらをご覧ください。