騎手課程32期生 卒業式
騎手課程32期生卒業式
こんにちは、キングです。
32期生が卒業し、33期生は研修に出発してしまい、やや寂しくなってしまった競馬学校です。
昨日、競馬学校では騎手課程32期生の卒業式が執り行われました。
式に先立って、卒業供覧として最後の模擬レースが行われました。
木幡巧也(美浦・牧光二厩舎)とモンモン
坂井瑠星(栗東・矢作芳人厩舎)とダッシュスライダー
藤田菜七子(美浦・根本康広厩舎)とタマモライト
荻野極(栗東・清水久詞厩舎)とシャイニーヘイロー
菊澤一樹(美浦・菊澤隆徳厩舎)とエクスペリエンス
森裕太朗(栗東・鈴木孝志厩舎)とダノンエンパイア
以上、6名と6頭が競馬学校で走る最後のレースに挑みました。
(現役騎手として、後輩たちのために模擬レースで戻ってくる日を楽しみにしています)
逃げに出たのは藤田菜七子。
今回は迷いなく行きました。
向こう上面まではペースを落とさず、3コーナーで他馬を引き付けて直線を向きます。
後続を寄せ付けず、逃げ切り勝ち。
快勝でした。
これまで惜しいレースが続いていた藤田でしたが、今回ははっきりと主張して逃げ、
道中も素晴らしいラップ刻みながらの完璧に近いレース運びでした。
嬉しい嬉しい初勝利とともに競馬学校のコースともお別れです。
たくさんの「おめでとう!」の声に思わず・・・
その後行われた卒業式には、今年もアイルランド大使をはじめ、地元の白井市長や騎手クラブ副会長の福永祐一騎手、生徒が所属予定の調教師の方々など、多くの来賓にご出席いただきました。
今日、1月に受験した騎手免許試験の結果が発表されます。
無事に合格していれば、晴れてJRAの騎手の一員となり早ければ3月5日(土)に中山・阪神・小倉のいずれかの競馬場でデビューを迎えます。
32期生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
まずは初騎乗、そして初勝利へ、学校にいた時のように努力を忘れずに頑張ってください!
嬉しいニュースが届く日を楽しみに待っています。