みなさんご無沙汰しております。
競馬学校です。
今日は先日行われた模擬レースの映像のご案内です。
ヘルメットカメラによる映像は、昨年の2月の競馬学校ブログでもお伝えいたしました。
本年、先日東京競馬場で行われた模擬レースのヘルメットカメラからの映像だけでなく、パトロールフィルムもご覧になれるように
2つの映像をアップいたしました。
今回のヘルメットカメラによる映像は、現役騎手の松岡正海騎手です。
まず、パトロールフィルムの3番【赤帽子】の松岡騎手をご覧ください。
YouTube: 第3回模擬レース・パトロールフィルム.mp4
松岡騎手は3番枠からダッシュよくスタートしましたが、その後控えて、
最後方の位置取りから進行して最後の直線で前方に位置する6番【緑帽子】と1番【白帽子】の間が厳しいとと判断するや、
馬群の外側より追い込んで7頭立ての3着に入線しました。
次にヘルメットカメラ映像をご覧いただきます。
YouTube: 第3回模擬レース(ヘルメットカメラ)
先に見ていただいた、松岡騎手の判断した瞬間の映像は、ほんの一瞬であるため少し分かりにくいかも知れませんが、
パトロールフィルムではこの瞬間が分かりやすい映像になっています。
このように競馬においては、随所で騎手の判断が要求されます。
しかも時速60kmのスピードですので、ほんの一瞬の判断が勝利の女神の微笑となります、騎手は難しい!!
最後の追い込みは、騎手の頭がかなり動いているのが明瞭に映っており、最後の力を振り絞っている様子が分かります。
このような動きをするため、騎手は入線後に相当な量の汗をかいて検量室に帰ってきます。
今回は、さらに非常に珍しい映像として、入線後に検量室で下馬するまでの騎手の目線も紹介しています。
このように地下馬道を通り、検量室まで進んでいきます。
映像の中で、ブルーの上着を着ている人が待っているところが下馬するところ、事務所のようなところが検量室です。
また、騎手同士で話をしながら帰ってくるのも映像から分かりますね。