こんにちは!キングです。
先週の木曜日、競馬学校では騎手課程32期生による公開模擬レースが行われました。
1000人を超える、競馬学校での公開模擬レース史上最高のお客様が訪れたこの日、
1000mの白井オータムダッシュと1700mの白井グランプリの2レースで騎手課程32期生徒と現役騎手4名が熱いレースを展開しました。
騎手課程32期生6名のうち、3名が体調不良で騎乗できず、2レースともに生徒3名と現役騎手4名が騎乗する7頭立てとなりました。
生徒たちは、初めてお客様の前でレースを行うということで、緊張と興奮が入り混じったような表情で馬場へと出て行きました。
1Rは1000mの「白井オータムダッシュ」。スピードにものを言わせてヘリオドールと黛弘人騎手が快勝。2着に木幡巧也、3着にスプリームサンダーが入りました。
実はこのヘリオドールは、前回の第1回模擬レースでも小林淳一教官を背に1着でゴールを駆け抜けていました。同じ白井の1000mで再び力を発揮しました。
黒い帽子黒い勝負服が小林教官とへリオドール
そして、第2レースの「白井グランプリ」はスタートから菊澤一樹と藤田菜七子の激しい先行争いが繰り広げられ、これを制した菊澤とパスパルトゥーがそのまま逃げ切り勝ち。2着に黛騎手とスリーヨーク、3着に藤田菜七子とダノンエンパイアが入りました。
菊澤(緑)と藤田(黄色)の先行争い
菊澤が後続を引き離して優勝
レースを終えて引き上げて来る時にお客様からかけていただいたたくさんの暖かい言葉に、
生徒たちは改めて騎手になるという目標への想いを強くしていました。
次こそは!の悔しさとともに
初めて味わう1着の嬉しさ、気持ちよさ
模擬レースの後はすぐに騎乗に関して教官や現役騎手から指導やアドバイスがあります。
「鉄は熱いうちに打て」レース直後の指導です
それぞれが自分の課題と向き合い、より上手な騎手としてデビューすることを、そして、明日のスタージョッキーを夢見て毎日訓練に励んでいます。
11月には、東京競馬場で開催日に模擬レースを実施する予定です。
詳細はJRAホームページをご確認ください。
皆様のご来場をお待ちしております。