来る10月28日(土)29日(日)に、競馬学校が所在する、千葉県白井市で「白井市ふるさとまつり」が行われます。
競馬学校では、たくさんの人に「馬を身近に感じてほしい」という想いから、毎年このイベントに参加しています。
今年は「馬車試乗会」、「ポニー試乗会」(以上JRA馬事公苑協力)、蹄鉄の「造鉄実演」を実施する予定です。特に馬車試乗会とポニー試乗会は、お子さまを対象にして馬とのふれあいを目的にしています。
当日は、たくさんのお客様に喜んでもらえるよう、職員一丸となって準備にとりくんでいる真っ最中です。楽しいお祭りになるように頑張ります!
会場は、白井市役所・消防署の周辺ですので、ご近所の方は、お誘いあわせの上、ぜひお越しください!!
なお、詳細はこちら(白井市ホームページ)をご覧ください。
(写真は昨年の模様です。)
美浦トレセンでは、本日天皇賞(秋)の調教公開が行われました。
ダイワメジャー、アサクサデンエン、ダンスインザムードと関東からGI馬を出走させられることもあり、美浦トレセンも大いに盛り上がりを見せておりました。
本日の調教公開のゲストは藤沢和雄調教師と藤沢和雄きゅう舎所属の塚田祥雄騎手。
なかなか聞くことのできない藤沢流のスタイルを両者に語っていただき、参加された方々も大変興味を持って聞いておられたように思います。
さて、本日から『ジャパンカップ/JCダート調教公開』募集開始です。
詳しくはこちらをご覧ください。
19日、これ以上はないであろう晴天の下、騎手課程23期生(9名)による第1回模擬レースを行いました。
これは、授業の一環として実施しているもので、ここまでの訓練の成果を確認し、実際の競走の仕組みや流れを理解することがねらいですが、この日は一般の方にも公開、詰め掛けた約300名の父兄やファンの皆さんから盛んな歓声を浴びていました。
模擬レースは、全部で3競走(すべてダート戦)を行い、1R(1000m)は草野太郎(茨城県出身)騎乗のサンネオブランド、2R(1000m)は池崎祐介(神奈川県出身)騎乗のモンテサファイヤが勝利を収め、メイン3Rの「白井市商工会長賞」(1700m)は、田中健(広島県出身)騎乗のタマモスオードが見事な逃げで1分54秒2のタイムで6馬身差の圧勝劇。「今日は馬のおかげで勝てました。皆さんから信頼される騎手になれるように、これからも頑張ります。」と語っていました。生徒たちにとっては、初めての実戦形式ということで、真っ直ぐ走らせることの難しさや、勝負どころでの仕掛けるタイミングや進路の取り方など、レースの厳しさを肌で感じていました。
競馬学校OBの小林淳一(8期生)・吉田隼人(20期生)の両騎手にはレースに騎乗してもらい、田中勝春(5期生)騎手にはレース展望や解説をお願いしました。結果は小林騎手は2Rが痛恨の出遅れで最下位の6着、3Rがブービーの7着、吉田騎手は1Rが4着、3Rが6着と、レースの趣旨を理解して(?)後輩に花を持たせる形となりましたが、懐かしい母校で普段と違った雰囲気の中での騎乗ということもあり、表情は終始穏やかでした。
レースを観戦した田中勝春騎手は「実戦経験がないので、まだ甘いところはあるが、日頃の鍛錬の結果はよく出ていましたね。卒業まであとわずかですが、さらに精進して、将来はライバル騎手に成長してほしい。」と感想を話してくれました。
公開模擬レースは、12月16日(土)にも中山競馬場で実施します(開催日・昼休み)。次回はぜひ応援に来てくださいね。
明日(19日)行います、第1回模擬レースの前検量練習を行いました
模擬レースは、騎手課程の授業の一環として実施しているもので、1R 競馬学校長賞(1000mダート・5頭) 2R 副校長賞(1000mダート・6頭) メインの3Rは、白井市商工会長賞・白井グランプリ(1700mダート・8頭)という編成となっています。
各レースとも、両トレセンでの実習を終えた騎手課程23期生(9名)に、ゲスト騎乗の現役ジョッキー2名が加わり、日頃の鍛錬の成果を競います。
騎乗馬・枠順は、生徒たちの抽選により決定しました。騎乗馬は、競馬学校の授業で使用しているもので、かつては実際のレースで走っていた馬たちです。
実習では、競馬場の検量室に出入りし、現場に立ち会っている生徒たちですが、実際に騎乗する鞍を作って自ら検量するのは初めてということで、少々勝手が違ったようです。皆、模擬レースとはいえ、本番さながらで緊張の面持ちでしたが、教官のアシストもあり、無事に検量を終えることができました。
明日のレースの模様は、次のブログで報告する予定です。 お楽しみに。
これは、騎手課程生徒たちの柔道の授業の1コマです。
「騎手になぜ柔道が?」と思われるかも知れませんが、騎手の最も重要な要素である柔軟性を高めるのはもちろんのこと、受け身を覚えることで万一落馬したときのダメージを緩和できる(下の写真は跳び箱を競走馬に例えて、落馬した場合を想定した訓練です)など、大きな効果が期待できます。
また、練習の最後には瞑想を行い、心身のリラクゼーションを図っています。
なお、柔道の授業は月2回程度で、その指導にはJRAの職員(全日本クラスの柔道選手)があたっています。
秋華賞はカワカミプリンセスがオークス馬の貫禄を見せ、見事2冠を達成しました。一方、美浦ではアサヒライジングの好走に「惜しかったなあ~」、「もう少しだったのになあ」と健闘を讃えつつも、5月のダンスインザムード以来のGI制覇とはいかずGI馬の誕生が待ちどおしいところです。
さて、秋華賞では現在大活躍中の吉田隼人騎手(写真)がコイウタでGI競走初騎乗を果たしました。
結果は17着と残念な結果に終わりましたが、本人にとってこの経験は非常に大きな刺激となったようで、GI初騎乗の感想を聞いてみると「返し馬をして、待機所にいたときはいつもどおりの感覚だったんですけど、スタート地点にやってきた時はスタンド前だったこともあって、ファンファーレの時のあの大歓声を聞いたときには、このレースで騎乗できることの喜びを噛みしめてました。またあの歓声の中でレースができるよう今後もアピールしていきたいと思います。」という力強いコメントをもらいました。
すでに昨年の2倍の46勝(昨年は23勝)と飛躍的に勝ち星を伸ばしている吉田隼人騎手。ロフティーエイムでの重賞制覇も果たし、今後は大舞台での活躍も期待されるところです。
今年の新規騎手免許試験(第一次試験)を迎え、我々教官の間にも、特に緊張感が漂う時期がやってきました。
この試験は24日(火)から行うもので、私たちは、来春免許を取得するために訓練を重ねている「騎手課程23期の生徒たち(3年生:9名)」が、少しでも良い成績をおさめて試験に合格できるように、最後の追い込みをかけています。
試験の項目は、学科及び技術に関する筆記試験・口頭試験、身体検査等となっていますが、教官たちには問題等を全く知らされていませんし、採点にも関与していません。
普段は22時の宿舎「公正寮」の消灯時間を、この時期は1時間延長して23時までとしており、生徒たちは、学科試験の苦手科目を克服しようと寸暇を惜しんで机に向かっています。
全力を出し切って、悔いのない試験にしてほしいと願っています。
はじめまして。
競馬学校と栗東トレセンに先を越されてしまいましたが本日より美浦トレセンブログもスタートです。
さて、東西トレセンでは先月の14日から競馬学校24期生(2年生)のきゅう舎実習が始まり、美浦には3名の騎手課程の生徒がやって来ました。
写真上段左から伊藤工真(いとう たくま)君(古賀史生きゅう舎)、平野優(ひらの ゆう)君(二ノ宮敬宇きゅう舎)、写真下段三浦皇成(みうら こうせい)君(河野通文きゅう舎)の3名です。
まだまだ少年のような顔立ちであどけなさも残りますが、約1年間、トレセンでの調教やきゅう舎作業を通じて、身も心も成長していくことでしょう。ここまでの約1ヶ月間、3人の感想は一様に『学校で乗っている馬と調教で乗る現役の競走馬の違いを感じる』とのことでした。
ところで、この競馬学校24期生をどこかで見たことありませんか?
実は今年、TBS系列の某番組で競馬学校が取り上げられたときに出演したのが24期生です。そのことについて、平野君が「いろんなとこでTVに出てたよねって言われます!」と話していました。
順調に行けば彼らのデビューは2008年春。それまでどのように彼らが成長していくのか、是非お楽しみに・・・。