【競馬学校】騎手課程25期生 第2回模擬レース

 競馬学校からは本日2題。
 騎手課程25期生(5名)が、期末試験を兼ねた第2回模擬レース(1700m)を行いました。
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camera 生徒が手作りで作った新聞

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camera ゲートイン

 レースは松山弘平(コンタクトシチー)が先手を取り、スローペースの展開。
3コーナーで一旦國分恭介(メイショウモリゾー)のスパートに交わされたものの、4コーナーで再び先頭に立ち、直線はイン強襲の
國分優作(オーセシボン)をアタマ差退け1着となりました。勝ちタイムは1分57秒5でした。
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camera 4コーナー

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camera ①松山が、内強襲の②國分(優)をアタマ差抑え勝利

 教官の講評は、「全体に流れに乗れていた。①松山は先手を取り自分の流れで最後までレースをつくり勝ち切ったが、ゴール前で②國分(優)に内をすくわれたのはいただけない。実戦では致命傷になりかねない。あとは3コーナーで勝負に出た⑤國分(恭)の積極性が評価できる。」とのことでした。

 25期生の模擬レースは
年内は中山競馬場で2回(3レース)実施します。そのうち12月13日(土)は競馬開催日のお昼休みに行います。ぜひお誘いあわせの上、25期生に声援をお願いします。

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【競馬学校】エリザベス女王杯 外国馬2頭来日 

 11月16日のエリザベス女王杯(GⅠ・京都競馬場)に出走予定の
フランス馬 トレラピッド(TRES RAPIDE 牝3)
ドイツ馬 フェアブリーズ(FAIR BREEZE 牝5)
が相次いで来日。輸入検疫のため、成田空港から競馬学校国際厩舎に移動しました。
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horse トレラピッド(JRA撮影)
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horse フェアブリーズ(JRA撮影)
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調教用ゼッケンを手にポーズを取る、フェアブリーズのカイ・ボンホフ厩務員(左)とシュテファニー・ホファー攻馬手。明日(7日)は馬場入りせず、曳き運動のみ行うそうです。 
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【競馬学校】騎手課程27期生の近況です。

 天皇賞の史上稀に見る好勝負に、我々スタッフも酔いしれました。騎手課程の生徒も、来年のデビューを目指す25期生の中には、休日の日曜日は、実習厩舎の手伝いなどもあり競馬場で、この興奮を目の当たりにしている生徒もいましたが、宿舎の公正寮のテレビの競馬中継でこのレースを観戦している、4月に入学してまだ半年の27期生たちにとってはまだ雲の上、むしろ別の世界の出来事のように見えているようでした。

 確かに、競馬学校に入学することで一区切り。毎日自らを研鑽する訓練に明け暮れ、技術を高めていくことに傾けており、職業という騎手を身近に意識する機会がまだ少ないかもしれません。16歳の少年に「一生の職業」を意識しろということは、無理なのかもしれませんが、徐々にプロのアスリートとしての自覚が芽生えて来る頃ではあります(25期生の存在が徐々にそうさせている部分もありますが)。

 騎手課程のカリキュラムは、27期生から試行的に、プロであることを意識して、アスリートとしてのフィジカルやメンタル面を鍛えるトレーニングに、また、社会に出て(=騎手になって)からすぐに役に立つような実学的な知識を効率的に学習することに重点をおいています。バラエティに富みますが、生徒たちにとってはかなりハードなカリキュラムとなるわけです。

 24期卒業生三浦皇成騎手のように顕著な成績を挙げられる新人騎手が現れば、ついつい第二・第三を・・・という期待が高まりますが、こういった教育カリキュラムを生かして、少しでも出現率が上がればと期待しています。

 さて、そんな27期生の新カリキュラムの一環として、社会を多面的に知る目的で、さまざまな場所を見学するという授業を今秋から新設しました。

 先日その第一弾として、東京・お台場のフジテレビを、日曜の競馬中継「みんなのケイバ」スタッフの皆さんのご協力のもと見学してきました。

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 普段は見られないスタジオ・報道センターや大道具室などを見学し、華やかなテレビの世界の舞台裏は、たくさんの裏方さんに支えられているということを学習しました。

 また、社会貢献という見地から、10月25・26日の「白井市ふるさとまつり」に「競馬学校コーナー」を設けて参加し、ポニーの体験乗馬や訓練用木馬試乗の補助スタッフや、会場内の清掃ボランティアをつとめました。

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 今後も新カリキュラムの授業やさまざまな校外活動の内容につきましては、随時紹介していこうと考えております。

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 おまけは、ふるさとまつりの「競馬学校コーナー」に飛び入りして、訓練用の木馬にまたがった、白井市のマスコット「なし坊」くんです(写真左は25期生松山弘平)。

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【競馬学校】J24 伊藤工真騎手 待望の初勝利!

 2月に卒業した騎手課程24期生新人騎手の話題といえば、三浦皇成騎手の話題で持ちきりでしたが、伊藤工真騎手(美浦:古賀史生厩舎)が10月26日の東京競馬1Rでサザンスターディに騎乗し、ようやくJRA初勝利を挙げました。

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本人は、
「たくさんのいい馬に乗せてきてもらったのに、結果が出せていなかったので、こうして初勝利を挙げられて本当にうれしいです。
 順調に結果が出ている同期(三浦皇成騎手のこと)もいる中、結果を残せていなかったので、どんどん離されてしまうような思いでした。
 今後は、順調に結果を残せるよう、一つ一つがんばっていきたいと思 いますので、応援よろしくお願いします。」(JRAホームページより)
と喜びの声を語っていました。

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 私たち学校スタッフも、ここのところ毎週惜しい騎乗が続いており、そろそろ初勝利の順番が回ってくるのでは?と教官室で話していましたが、やはり特別な一勝は格別の思いがします。ほんとうにおめでとう!タク!

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 ひと鞍ひと鞍を一生懸命乗っていけば、結果も伴ってくるはず。これからの活躍にも期待しているよ!

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【競馬学校】公開模擬レース ミニ写真集

遅くなりましたが(担当者がサボっていました)。16日の模擬レースの模様をアップします。

foot前検量 
 
レースの流れを学習するという大きな目的があり、前検量~後検量までをしっかり行いました。
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flairゲスト騎手
競馬学校の屋上から撮りました。
左から田中博康(J22)、石橋 脩(J19)、吉田隼人(J20)のお三方
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shadow師匠の一言に
 小野寺祐太にアドバイスを送る彼の実習厩舎の伊藤正徳調教師。効果は絶大だったようで…。
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bell 応援団登場!
 いつも仲良くしてもらっている鎌ヶ谷ファイターズタウンから、マスコットのカビーくんが登場。
優勝した生徒に、レプリカユニフォームとダルビッシュ投手のサイン色紙をプレゼントしてくださいました。真新しいゴール板をバックにポーズ!
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sweat01 全員集合
 厩舎の前で25期生徒、ゲスト騎手も加わり記念写真。
前列:左から小野寺祐太・國分恭介・松山弘平・横山典騎手(J2)
後列:左から國分優作・松岡正海騎手(J19)・丸山元気・吉田隼人騎手・田中博康騎手・石橋脩騎手
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horse 白井グランプリ
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 レースは、⑧マルブツクロフネ(田中博康騎手)が主導権を握り、巧みな逃げを打つ。道中4番手を進んだ④タムロブライアン(小野寺祐太)が直線一完歩ずつ追い詰め、僅かに差し切ったところがゴール。

crown 表彰式
 競馬学校 戸村校長より勝利騎手(生徒)小野寺祐太へ賞状を贈呈。
友好・後援団体の、北海道日本ハムファイターズさま・白井市商工会さま・成田法人会さまよりカップ・記念品の贈呈がありました。
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karaoke トークショー「競馬学校同窓会」
 
競馬学校OBの皆さんの協力で、競馬学校時代の楽しいお話を伺いました。
写真右は、19期生以降を指導している「鬼(?)教官」蓑田早人専任教官。手にしている色紙には、「競馬学校時代を一言で表せば?」の答えが。松岡騎手「苦しかったです。」石橋騎手「楽しかったです。」田中博騎手「意外と優しかった先輩方」吉田隼騎手「夢」の文字が。ちなみに色紙を持っていない横山典騎手の答えは「始まり」。
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new 騎手課程25期生自己紹介
 卒業~免許取得~騎手デビューまでの意気込みを大きな声で大勢のお客さまの前で披露しました。ここにカビーくんが飛び入り参加!
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【競馬学校】公開模擬レースの結果

 昨日の全3レースの結果です。
競馬学校 天候:快晴 馬場:(ダート)良

horse 1R 白井オータムダッシュ 1000m 4頭
1着  ② マーズエクスプレス   48 國分恭介 1分03秒3
2着 ① ウエスタンアイビス  49 國分優作    5
3着 ③ サイバートランス  53 石橋 脩    1/2
4着 ④ アグネスマンリー  53 田中博康    大差

horse 2R 白井スプリントカップ 1000m 4頭
1着  ① タマモピーカブー     49 丸山元気 1分02秒7
2着 ④ ハセノオリヒメ    50 松山弘平   ハナ 
3着 ② メジロカペラ     53 吉田隼人   ハナ     
4着 ③ モンテゴールド    48 小野寺祐太  大差

crown 3R 白井グランプリ    1700m 8頭
1着  ④ タムロブライアン      49 小野寺祐太1分56秒6
2着  ⑧ マルブツクロフネ   53 田中博康   アタマ
3着 ① オーセシボン     49 國分優作    5
4着 ⑥ コンタクトシチー    50 丸山元気   アタマ
5着 ② メイショウモリゾー  53 石橋 脩    1/2
6着 ⑤ グラスポジション   51 松山弘平    4
7着 ⑦ スマートシガー    49 國分恭介    1
8着 ③ ステイパシフィック  53 吉田隼人   大差

   
        
 

 

【競馬学校】公開模擬レース 盛況のうち無事終了しました!

 本日(16日)「2008 競馬学校 公開模擬レース」を実施し、好天の中約400名のご来場をいただきました。お越しいただいた方は、白井市や近隣の方だけではなく、関西や岡山県からの方もおられました。ほんとうにありがとうございました。
 
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 騎手課程25期生生徒5名のみならず、石橋脩(19期)、吉田隼人(20期)、田中博康(22期)の3名の先輩ジョッキーが騎乗。
 さらに、レース後に実施したジョッキートークには、
生徒の指導でお越しいただいた横山典弘(2期)、松岡正海(19期)のおふたりにも参加いただき、大変お楽しみいただけたかと存じます。 

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 肝心のレースは、1R「白井オータムダッシュ」(1000m)を國分恭介、2R「白井スプリントカップ」を丸山元気、そしてメーンの3R「白井グランプリ」(1700m)を小野寺祐太と、それぞれ生徒勢が勝利する結果となりました。

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 詳しい成績や写真は、明日アップする予定ですので、お楽しみに。
 (↑がプチゴール板です)
 

【競馬学校】公開模擬レース(10月16日・木曜日)情報④

   いよいよ明日に迫りました「2008 競馬学校公開模擬レース」。今回のブログでは、レースに騎乗する騎手課程25期生(5名)を簡単にご紹介します。

小野寺 祐太(おのでら ゆうた) 宮城県出身  

Dscf7229 目標とする騎手:岩田康誠「ファンや関係者の方々の期待に応えられるような騎手になりたいです。」

「周囲の状況を良く見て、的確な判断をし、馬の全能力を発揮できるようなレースをしたいです。見に来て良かったと思ってもらえるようなレースをしたいです。応援よろしくお願いします。」(実習厩舎:伊藤正徳〔美浦〕)                                   

                               

國分 恭介(こくぶん きょうすけ) 茨城県出身

Dscf7226_2 目標とする騎手:和田竜二 岩田康誠「向上心を持ち、一鞍一鞍を一生懸命勝てるように乗る。」

「馬の全能力を発揮させ、できれば勝ちたいです。同じレースに騎乗される騎手の皆さんの技を学びたいです。特に直線の追い込みを注目してください。」(実習厩舎:五十嵐忠男〔栗東〕)

國分 優作(こくぶん ゆうさく) 茨城県出身*恭介とは双子

Dscf7228_2目標とする騎手:内田博幸 北村宏司「馬の最大限の競走能力を発揮させ、関係者から信頼される騎手になりたいです。」

「スタート良く、騎乗馬のやる気を最大限に保ちながら直線まで持っていき、そこから末脚を爆発させたい。皆さんの応援が僕の勇気に変わります。声援よろしくお願いします。」(実習厩舎:国枝 栄〔美浦〕)

松山 弘平(まつやま こうへい) 兵庫県出身

Dscf7225_2 目標とする騎手:福永祐一 池添謙一「何事にも諦めないという気持ちを大切にし、常に1番を目指したい。応援してくれる人の期待を裏切らないような騎手になりたい。」

「焦らず冷静に乗れるよう心がけます。他の馬に迷惑をかけないようにし、しっかりと追えるように頑張ります。応援よろしくお願いします。」(実習厩舎:池添兼雄〔栗東〕)

丸山 元気(まるやま げんき) 群馬県出身

Dscf7222_2 目標とする騎手:柴田善臣 松岡正海 「馬に乗ることはもちろん、人間関係を大事にしていき、夢と希望を与えられるような騎手になりたいです。」

「実戦で乗るのはこれが初めてなので緊張すると思いますが、思い切った騎乗をしたいです。特に、コーナーで膨れないようにしたいのと、身長や長い手をうまく生かして乗りたいです。自分をアピールできる騎乗をし、将来ファンの皆さまに愛される騎手の第一歩にしたいです。(実習厩舎:根本康広〔美浦〕)

16日はぜひ競馬学校へお越しいただき、5人への声援をお願いいたします。

「2008 競馬学校模擬レース」の詳しいインフォメーションはこちらからどうぞ

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【競馬学校】公開模擬レース(10月16日・木曜日)情報③

 JRAホームページからのお知らせはこちらです。
 松岡正海騎手が、地方競馬での交流競走騎乗予定のため、参加できなくなったのは残念ですね。
 さて、準備も着々と進んでいます。ゴールがわかりにくいという声もあり、今年からこれを新設しました。後ろからで失礼!
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 勿体つけて今日はここまで(というほどの代物ではありません)。デザインはまた今度お披露目しますが、ぜひ当日学校で実物を見に来てくださいね。
 
 

【競馬学校】お帰りメイショウサムソン~秋の盾に英気を養う

 凱旋門賞では惜しくも10着に終わったメイショウサムソン(牡5・栗東 高橋成)が8日帰国、競馬学校国際厩舎で輸入検疫をうけています。
 
 
camera 国際厩舎のメイショウサムソン
  
(*写真はいずれも9日JRA撮影)
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camera メイショウサムソン(左)
   ファンドリコンドル
(右・ダニエルウェルデンシュタイン賞6着)
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 報道によると
、秋の天皇賞(11月2日・東京)には、今年のダービー馬ディープスカイ、昨年のダービー馬ウォッカが出走予定。メイショウサムソンが出走すればダービー馬3頭揃い踏みとなり期待が膨らみますね。