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ステディキャンター(宮崎)

宮崎キャンプも終了し、プロ野球はオープン戦が始まりました。南九州は、もう春の気配です。しかし、この時期にしては雨の日が多く、例年より約1ヶ月早い「菜種梅雨」のような日々が続いています。これも暖冬の影響でしょうか。「せめて、調教時間帯だけでも雨が降らないでほしいなあ」なんて思う毎日です。一方、農家の方にとっては、3月半ばに田植え(二期作)が始まることから、ありがたい雨なのかもしれません。

さて、日々の調教ではF2018のスピードで4Fを走行することが可能となってきました。我々はこのスピードをステディキャンターとよんでおり、一列の隊列を組み、前進気勢をためる調教を繰り返しながら、安定したフォームで走行することを馬に要求しています。また、このスピードをベースとしながら、徐々に速いキャンターも実施していきます。しかし、全馬に対して同じ内容の調教を実施していても、筋肉痛になったり肢に熱を持ったりする馬も出てきます。考えてみると、馬の成長に個体差があるのは当然です。我々はこのような馬の出すサインを謙虚に受けとめ、馬体の成熟の遅い馬に対しては無理をせず、調教進度を抑えて体が出来上がるのを待ちたいと考えています。

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この日はV200を測定するためにエクイパイロットを装着して調教を行いました。1本目は4.5F F20のスピードで、2本目は5.5FF1817のスピードで併走調教を実施しました。1本目を走行中のユーワソフィアの05(牡:父キャプテンスティーヴ)。222

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2本目の併走調教です。内(向かって左)がサンドコロネットの05(牡:父アドマイヤコジーン)、外がベルキスの05(牡:父マーベラスサンデー)222

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ケイウンクィーンの05(牡:父タヤスツヨシ)223

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ベルキスの05(牡:父マーベラスサンデー)224