繁殖牝馬にワクチン接種しましたか?(生産)
繁殖牝馬を繋養されている皆様、ワクチン接種はお済みでしょうか?
妊娠後期におけるワクチン接種は、胎子そして産まれてくる子馬にとって極めて重要です。
流産予防を目的とした馬鼻肺炎ワクチンの接種はもちろんのこと、産まれてくる子馬に対して様々な病原体に対する抗体を与えるために、馬ロタウィルス、馬インフルエンザ、破傷風などのワクチンを接種することにより、子馬の感染症を防ぐことができます。また、ワクチン接種以外にも、初乳を介して子馬に多様な抗体を与えるために、分娩馬房や子馬が利用する放牧地などに、妊娠馬を早めに導入することも効果的な子馬の感染症予防策となります。
生後30日以内の子馬の12頭に1頭は、何らかの感染症にかかるといわれています。
感染症を予防して元気で健康な子馬を育てましょう!