育成馬ブログ(日高⑥)
○2019年ブリーズアップセールに向けて
本年のブリーズアップセールの上場馬名簿
(http://www.jra.go.jp/facilities/farm/training/bus/)が完成し、セール
まで残すところ1ヶ月少々となりました。日高育成牧場では本番に向けて、調教
もヒートアップしてきており、育成馬達も概ね順調に仕上がりつつあるところ
です。
今回のブログでは、日高育成牧場の上場馬の中で、特に調教の動きが目立つ
4頭をピックアップして紹介したいと思います。
牡馬ではダイワエタニティーの17(No.22 父ダンカーク)とミステリアス
ガールの17(No.46 父エスケンデレヤ)を紹介します。
前者の半兄プレトリアも当場の育成馬で、現在1000万下条件で活躍中です。
兄は6月の2歳新馬戦で勝利しており、弟にも2歳の早い時期からの活躍が期待
されます。後者は新種牡馬エスケンデレヤの本邦初年度産駒。アメリカでは産
駒の活躍が目立っており、日本での活躍にも期待が膨らみます。
3月5日の坂路調教ではこの2頭で併走し、上がり3ハロン40.1秒
(14.1-12.9-13.0)のタイムを持ったままで駆け上がってきました。
左:ダイワエタニティの17(No.22 父ダンカーク)
右:ミステリアスガールの17(No.46 父エスケンデレヤ)
牝馬ではアグネスリースの17(No.7 父ワールドエース)とトウカイライフ
の17(No.57 父キズナ)を紹介します。
いずれの父もディープインパクト産駒の新種牡馬で、気性的にも動きを見て
も仕上がりが早い印象を受けます。3月5日の坂路での併走調教では、上がり
3ハロン40.6秒(14.4-13.0-13.2)のタイムをやはり持ったまま、余裕の手ご
たえで走ってきました。
左:トウカイライフの17(No.57 父キズナ)
右:アグネスリースの17(No.7 父ワールドエース)
4月8日(月)には当場で育成馬展示会が開催されます。当日は今回ご紹介し
た馬以外にも、多くの将来性の高い育成馬の調教をお見せいたしますので、是
非ご来場ください!心よりお待ちしています!