23-24育成馬ブログ(宮崎④)
〇ドリームサポーターズクラブについて
宮崎育成牧場では、一般のお客様に育成馬を間近で見ていただく機会として、育成馬が入厩した後に初めてお披露目する「秋の育成馬見学会」、2月にスピード調教を見学していただく「調教見学会」、ブリーズアップセール前に成長した姿を見ていただく「春の育成馬見学会」を開催しています。特に最後の「春の育成馬見学会」では、ご来場したお客様に牡牝1頭ずつお気に入りの馬を選んで応援していただき、来春のダービーまでの1年間、選んだ馬がJRA競走に勝利した際に優勝パネルをプレゼントするドリームサポーターズクラブという企画を以前から実施しています。昨年、そのドリームサポーターズクラブに登録していただいた方は100名で、現時点で勝ち上がっている牡馬メッエフアパラ(ビーナストリック2021)は4名の方が、牝馬ディーノサンライズ(ハタノファベルジェ2021)は3名の方が指名されています。中には両方を選ばれた目利きの方もいらっしゃり、我々もその相馬眼に驚かされました。
今年も3月16日に「春の育成馬見学会」を開催し、昨年よりもはるかに多い150名の方にドリームサポーターズクラブに登録していただきました。今年の世代で1番人気だったのは、牡はスカイブルーダイヤ2022(父ブリックスアンドモルタル)、牝はホームタイム2022(父キズナ)と良血の2頭でした。牝馬の2番人気と3番人気にはレッドランタン2022(父エスケンデレヤ)、ダノンサイクロン2022(父サトノアラジン)という熊本県産馬2頭がランクインし、地元九州産を応援する方々の熱い気持ちが伝わってきました。ドリームサポーターズクラブの会員の方々には、今回選んでいただいた馬を中心に、間近でご覧になった育成馬たちが今後競走馬として活躍する姿を楽しみにしていただけたらと思います。また今後もこのイベントは続く予定ですので、興味を持たれた方は、ぜひ次の世代でのご来場と会員登録をお待ちしております。