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2026JRAブリーズアップセール関連情報(事務局)

〇2026JRAブリーズアップセール上場馬の各種情報の公開について

平素よりJRAブリーズアップセールをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

2026JRAブリーズアップセール上場馬の常歩映像、調教映像(3月撮影)、ノドの内視鏡映像(安静時)、公表事項(悪癖・手術歴)等を、JRAブリーズアップセール特設サイトにて公開いたしました。

ご購買を検討される際の参考としてご活用いただければ幸いです。

活躍馬情報(事務局)

horse活躍馬情報horse(事務局)

3月28日(土)第3回中山競馬1日目5R 3歳未勝利クラスで、ナハトナナレオン号(育成:日高)が勝利しましたsign01

_202603285rナハトナナレオン号(メモリーズ2023) 牡 父:モーリス

厩舎:矢嶋 大樹 (美 浦)

馬主:(株) ナハト 生産者:グランド牧場

さらにもう1頭、3月29日(日)第3回中山競馬2日目5R 3歳未勝利クラスで、キンググローリー号(育成:日高)が勝利しましたsign01

__202603295rキンググローリー号(ハーフムーンⅡ2023) 牡 父:ダノンプレミアム

厩舎:古賀 慎明 (美 浦)

馬主:平口 信行 氏 生産者:合同会社 MTファーム

2頭の今後のますますの活躍をお祈り申し上げますsign01

25-26育成馬ブログ(日高④)

育成馬の調教とは「競馬の因数分解」

 日高育成牧場では、61頭の今年の育成馬たちの調教が順調に進み、現在は800m周回トラックでコーナー速歩・直線ハッキングのルーティーンの後、1600~2400mのステディキャンター(20秒/F程度)での調教をベースに、週2回は坂路に行き、1本目として2列縦隊で18秒/Fで3ハロン走り、2本目に2~3頭併走で14~16秒/Fで3ハロン上がるというスピード調教を消化しています(写真1・動画1)。ブリーズアップセールそしてその先のトレセンでの調教、競走馬デビューに向けて更に仕上げてまいります。今回は育成馬の調教とは「競馬の因数分解」というテーマで、調教全体についてのお話をしたいと思います。

Photo_2(写真1)坂路でのスピード調教

https://youtu.be/Mq6yYdCp5sc
(動画1)坂路での調教


 馬がレースに出走した場合、まずはスターティングゲートに入り、おとなしく駐立し、前扉が開いたら速やかに発進しなくてはなりません。JRA育成馬に対するゲート馴致は、下記の基準が達成できた場合、ゲート目標クリアとしています。12月と3月の2回、確認しています。

1)前扉を閉め、騎乗した状態でゲートに入れる(補助者が引いても構わない)
2)後ろ扉を閉める
3)ゲート内でおとなしく10秒程度駐立させる
4)前扉を開け、騎乗者の扶助により常歩で発進する

 日高育成牧場では、上記の基準に加え、22-23シーズンからまず騎乗者の扶助だけで枠入りさせ、入らなかった場合のみ引き馬にて枠入りするという方法にしています。引かずに枠入りできた馬が23-24シーズンは8割(49/60)、24-25シーズンは10割(61/61)、25-26シーズンも12月の時点で10割(61/61)でした。より難しい条件でゲート馴致を行うことで、トレセン入厩後速やかにゲート試験に合格し、早期デビューできることを目指しています。

Photo_3(写真2)ゲート馴致

https://youtu.be/xMVreMBY1ms
(動画2)ゲート馴致


 続いて、レースでスタートした後は、馬が馬群の中で折り合って走らなくてはなりません。日高育成牧場では22-23シーズンから坂路および1600m周回馬場での集団調教時に3列縦隊での走行を取り入れました。走行中に横の馬に蹴られる等のリスクを避けるため、具体的には18秒/F程度で馬が集中してまっすぐに走れることを確認してから行っています。このことに実戦により近い状況で調教できるようになり、レースに行って前後左右に馬がいてもひるまないで走る馬を作ることを目指しています。また、この時期の調教のタイム指示についてはステディキャンター(馬が落ち着く速度で安定した駈歩を続ける)となるように設定することで、馬が精神的に常に落ち着いた状態で調教を実施することを心掛けています。前後左右に馬がいる状況、前からキックバック(ウッドチップや砂の塊)が飛んでくる状況に調教の段階で慣れさせておくことは、その後競走馬としてデビューする上で大きなアドバンテージになると考えています。

Photo_4 (写真3)坂路での3列縦隊の調教

https://youtu.be/MwmFfvWJDQ0
(動画3)坂路での3列縦隊の調教

Photo_5

(写真4)1600m周回馬場での3列縦隊の調教

https://youtu.be/detJO_4al5c
(動画4)1600m周回馬場での3列縦隊の調教


 レースも終盤に入ると、3・4コーナーで加速し、最後の直線で自分だけでなく他の馬たちがみんな苦しい中で頑張って最後まで走ることが要求されます。JRA育成馬はブリーズアップセールでの騎乗供覧で最終2ハロンを13.0-12.5秒というタイムを目安にスピード調教を実施しています。国内の他のトレーニングセールが「2頭併走」であるのに対し、ブリーズアップセールではトータルの馬の仕上がりをアピールするため、より難易度の高い「単走」での騎乗供覧を行っています。この調教を通して、馬は最後の直線において1頭で抜け出してもいわゆる “ソラ”を使わず、苦しい中最後まで走りぬくことを覚えます。

Photo_6(写真5)ブリーズアップセールでの騎乗供覧

https://www.youtube.com/live/dRMhI65KiP8?si=52JZT7Pmrv5dvn9y
(動画5)ブリーズアップセールでの騎乗供覧


 今までの話ですが、我々は「競馬の因数分解」と呼んでいます。競馬で必要とされる要素をあらかじめ経験させておくことが競走馬の調教である、と考えています。競馬で必要とされる要素とは、ゲートに入りおとなしく駐立し勢い良く飛び出ること、集団の中で折り合って走ること、3・4コーナーで加速すること、最後の直線みんなが苦しい中で頑張って最後まで走ること、などが挙げられます。模擬レースのようなものをやれば一度に経験させられるかもしれませんが、実際には難しいので例えばゲート馴致だったり、3列縦隊で走らせたり、ブリーズアップセールのように3・4コーナーで加速し直線最後まで走る調教をするなど、1つないしは2つの要素に分けてそれぞれ順をおって経験させていく、ということが競走馬を調教する上で重要ではないかと考えています。

 以上、今回は育成馬の調教とは「競馬の因数分解」というテーマで、調教全体についてのお話をいたしました。今回の記事がブリーズアップセールでJRA育成馬のご購買を考えてくださっている馬主・調教師の皆さんの少しでもお役に立てば幸いです。

25-26育成馬ブログ(宮崎③)

GPS機器を用いたタイム測定

育成調教におけるタイム指示
 競走馬の育成においては、段階に応じて調教タイムを上げていきます。本年の宮崎育成牧場の育成馬は、1歳の9月ころから騎乗馴致を開始し、11月初旬には1600m周回馬場での騎乗を開始し当初は24秒/F(ハロン:200m)程度、12月には18秒/F程度のスピードで調教を行ってきました。年が明けて1月以降は、強調教として15秒/Fの調教も始め、ブリーズアップセールに向けて12秒/F程度までタイムを縮めていくことになります。
 調教におけるタイム指示は、育成馬の体力や心肺機能の向上を目的として設定していますが、当然遅すぎると調教効果を得られないですし、速すぎると疾病を発症するリスクが上昇してしまいます。そのため、騎乗者には調教タイムを守って調教をするように指示を出していますが、経験のある騎乗者でないとなかなかタイム通りに騎乗することは難しいのが現実です。経験の浅い騎乗者は、ヘルメットに小型のメトロノームを付けたり(写真1)、馬のハロン間の完歩数(馬の歩幅の数)を数えたりして、タイム感覚を身につけていきます。しかしながら、正確な調教タイムを測定していないと、その感覚が正しいのかどうかが分からないままとなってしまいますので、タイム測定は非常に大事な要素となります。

Photo写真1 ヘルメットに装着したメトロノーム(1秒間隔で音が鳴るように設定)

調教タイムの測定
 調教タイムの測定方法には様々なものがありますが、皆様が真っ先に想像するのはJRAのトレーニング・センターやBTCの坂路馬場で導入されている自動タイム測定システムではないでしょうか。このシステムは、ゼッケンに取り付けたICチップが特定の地点を通過すると自動でタイム計測をしてくれるもので、調教馬場の画面にすぐさまタイムが表示されるので即時性もあり、非常に有益なシステムです(写真2)。しかしながら、これらのシステムの導入には莫大な資金が必要で、簡単に設置できるものではありません。特に、宮崎育成牧場のような屋外馬場(屋根で覆われていない調教コース)においては、これらのシステムのセンサーを設置するための新たな建造物の工事も必要になります。
 そのため、これまでの宮崎育成牧場では、コースの真ん中に人が立って、ハロン棒を通過するたびにストップウォッチでタイムを測定するという、非常にアナログな方法でタイム計測を行っていました。このような手計測では、誤差が大きい上に、計測者から見たハロン棒の角度によっては正確な測定が困難であるという問題もあります。

Photo_2写真2 ICチップを用いた自動タイム測定システム

GPS機器を用いたタイム測定とその活用
 近頃では、スマートウォッチなどにGPSの位置情報を受信して走行距離とタイムを計測する機能がついており、それを利用してランニングなどのラップタイムを計測している方もいらっしゃるかと思います。宮崎育成牧場では、今年からモータースポーツ向けのタイム計測機能がついたGPS機器を導入し、調教時のタイム測定を行っています。まず、専用のアプリでコースとラップ計測地点を指定します(写真3)。このコースの場合は、Sがスタート、S1~S6がラップタイム計測地点、Fがフィニッシュ(ゴール)となり、
1ハロンごとのタイムを測定できるように設定しています。また、この機器は非常に優れており、写真にある矢印の方向に向けて通過した場合のみタイム測定をするので、逆手前(反対回り)でウォーミングアップをすることも可能です。測定待機画面にしてから騎乗者に持たせて調教を行うことで、後は自動的にタイム計測を行ってくれます(写真4)。タイムは千分の1秒まで測定でき、その結果は自動的にGPS機器に保存されます。タイムのデータをPCなどに取り出すことも可能で、調教記録を残すためのツールとしても、非常に有用であると考えます。

Photo_3写真3 専用のアプリによるコース設定

(S:スタート、S1~S6:ラップ地点、F:ゴール)  

Photo_4 写真4 タイム測定結果(千分の1秒まで測定可能)


 現段階では、このGPS機器は主にタイム計測に使用していますが、今後は各種研究にも役立てたいと考えています。例えば、これまでの手計測では直線のみのタイムを計測していましたが、今後はスタート地点からのすべてのタイムを計測することが可能なので、強調教時の運動負荷の程度の指標としている血中乳酸値の評価もより正確なものになると考えられます。さらに、この機器のGPSの精度は非常に高く、位置情報を解析することで、近年話題になっているストライド頻度(単位時間当たりのストライド数:ピッチ数)を測定できます。一般的に、速く走るためには、ストライド頻度を上げて、ストライドを伸ばすことが必要です。そのため、調教の中でいかにしてストライド頻度を上げるかが鍵になるので、このGPS機器は調教の効果判定にも使える可能性があります。今後、これらの内容について新たな知見が得られれば、また皆様にご紹介したいと思います。

宮崎育成牧場のインスタグラムのご紹介
 宮崎育成牧場では、公式のインスタグラムを運用しており、様々なイベント情報やJRA育成馬に関する育成馬情報を随時更新しています。興味のある方はぜひともご覧ください。

宮崎育成牧場インスタグラム

活躍馬情報(事務局)

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3月8日(日)2回中山競馬4日 12R 4歳以上2勝クラス ポッドロワール号(育成:宮崎)が勝利しましたsign01

_2026030812r2 ポッドロワール号(レディヴァルール2022) 牡 父:レイデオロ

厩舎:畠山 吉宏 (美 浦)

馬主:小川 眞査雄 氏 生産者:スマイルファーム

今後のますますの活躍をお祈り申し上げますsign01

2026JRAブリーズアップセール関連情報(上場馬名簿、特設サイト)

〇2026JRAブリーズアップセール 上場馬名簿について 

 本日より、JRAホームページにて上場馬名簿(セリ本)を公開しました。ご購買を検討される際の参考としてご活用ください。 

 また、上場馬に関する様々な情報を提供するJRAブリーズアップセール特設サイトも公開しました。随時、上場馬に関する情報を発信しますので、併せてご活用ください。

活躍馬情報(事務局)

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3月1日(日)第2回中山競馬2日目5R 3歳未勝利クラスで、サザンテイオー号(育成:日高)が勝利しましたsign01

管理する根本調教師は定年引退のためラストデーでしたが、弟子の長浜騎手騎乗により有終の美を飾りましたsign01

_202603015r サザンテイオー号(ロンス2023) 牡 父:シルバーステート

厩舎:根本 康広 (美 浦)

馬主:(株) サザンホールディング  生産者:岡田スタツド

さらにもう1頭、3月1日(日)第2回中山競馬2日目12R 4歳以上2勝クラスで、ラストシャリナ号(育成:日高)が勝利しましたsign01

_2026030112r ラストシャリナ号(ラピーダシャリナ2022) 牡 父:アルアイン

厩舎:矢嶋 大樹 (美 浦)

馬主:犬飼 優 氏 生産者:藤春 修二

2頭の今後のますますの活躍をお祈り申し上げますsign01