本日は幹細胞移植です。
臨床医学研究室の笠嶋です。
本日は福島県いわき市にある競走馬リハビリテーションセンターで屈腱炎で療養中のウマに幹細胞を移植しに行きます。
この治療法は「再生医療」と言われ、屈腱炎というケガで傷ついた腱組織を万能細胞の一つである幹細胞の力を借りて再生しようとする治療法です。
幹細胞は移植予定のウマの骨髄液から分離して、今日まで2週間培養を続けて数を増やしてきました。そして、写真は移植当日の朝に幹細胞を準備しいている様子です。
現在、懸命にリハビリに励んでいる競走馬の下へ、今から幹細胞を持って向かいます。この治療法で1頭でも多くの競走馬がターフに復帰できることを願いつつ・・・。